MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルが株で資産形成を目指す。給料・家計・育児などなど等身大の実録ブログ。

【マイホーム×お金】スマホ料金は延滞していないか?

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またまたFPの勉強会で新しい気づきだったことをピックアップしたいと思います。

 

『自分の信用情報は傷ついていないか』というもの。

 

これはよく聞く表現かもしれませんね。

 

住宅ローンを組む際にはCICなどの個人信用情報機関と言われるところで個人の評価を照合します。

 

その際になにか過去の滞納事例があるとローンの審査が下りず、お金を借りられないということになるわけですね。

 

ここで盲点のひとつに『携帯電話料金』があります。

 

携帯電話料金に注意するべき理由

お金がないときって、ついつい携帯料金を払うのを忘れてしまうということ、、、大抵は自動引き落としなどだと思うのであんまりないとは思いますが。

 

じつはスマホ料金を滞納すると信用情報に傷がつくことがあります。

 

え、なんで??

 

と思う方もいるかもしれませんね。

でも思い出してください。

 

スマホを購入するとき、端末料金を購入時に一括で支払うか、分割で支払うかを選択しなかったでしょうか?

 

そして、端末料金を分割にしている方は要注意です。

※大抵の方は端末代金を月々の割引に適用しているので分割購入扱いになっていると思います。

 

つまり、端末をローンで購入しているということです。

 

そんな場合はスマホ料金を3ヶ月滞納すると、ローンを返していないことになり信用情報にバツがつくことになります。

 

たかがスマホのために、住宅ローンを組めなくなるなんて怖いですよね。

 

なお、わが家は格安SIM利用なので端末代金は購入時に一括払いです。
ぼくはAndroidを2万くらいで購入し、嫁はIPoneの端末代を払い終わってから格安SIMに移っています。

 

◆関連記事◆

www.mame-ta.com

 

  

 

 

奨学金にも要注意

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もうひとつ注意すべき点は、奨学金です。

 

日本学生支援機構が行っているもので、無利子の第一種と有利子の第二種があります。

ぼくも第一種奨学金を受けています。

 

奨学金って、じつは延滞している人がけっこういるんですよね。

 

もちろん、経済的に本当に返せる状況ではない人もいますが、無利子だから優先度を下げている人もいるかもしれませんね。

 

ですが、そんな日本学生支援機構も、個人信用情報組合に加入しています。

 

つまり、信用事故にはくれぐれも注意ということですね。

 

と、こんなことを書いているぼく自身、最近は奨学金返済口座に入金をしていないので滞納していないか少し不安です。今後確認しないと。

 

 

信用情報が全くないのも危ない?

少し余談になりますが、クレジットカードを持っていない人っているでしょうか?
つまり現金主義の人ですね。

 

じつはぼくも割と最近までは現金主義でした。
とはいえ、ネットショッピングなどに使用するのでクレジットカード自体は持っていましたし、使用履歴もありました。

 

仮にクレジットカードを全く持っていない場合、住宅ローン審査でどのような問題になるのでしょうか?

 

審査担当者は、「過去に信用事故を起こした人かもしれない」と判断して融資してくれなくなる可能性があります。

 

つまり、ある程度の年齢の人であればクレジットカードを1枚は持っているという想定のもとに審査していくため、まったく信用情報のない人には「過去に返済で問題があり借りることができなくなった後、一定期間を経過したため登録されていた情報が消えた人ではないか」と考える可能性があるようなんですね。

 

クレジット=「信用」です。
当然ながら、悪い使用履歴があったら融資はおりませんが、まったく信用履歴がない人についても判断のしようがないというわけですね。

 

消費税増税に伴い、キャッシュレス決済還元などの優遇も出てきていますので、クレジットカードは1枚は保有して使うようにしておくといいかもしれません。

 

わが家も基本的に楽天カード 払いに切り替えています。

 

ヘビーユーザーである楽天ポイントも貯まるため一石二鳥ですしね。

 

まとめ

マイホームを建てようと思っているならば、自分のもっているローンの金額は把握しておきましょう。

 

とくにうっかり見落としがちなのが、

・スマホ料金

・奨学金

なので注意しましょう。

 

 

以上、勉強会で学んだことでした。

 

 

 

 

 

 

【マイホーム×お金】住宅ローンは頭金を払うな?

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どうもまめ太です。

ひさしぶりの「マイホーム」カテゴリでの投稿です!

 

まだまだめぼしい土地も見つかっていないわが家ですが、FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強会に参加させていただきました。その中で個人的に新しい気づきだったことをピックアップしたいと思います。

 

『住宅ローンの頭金は出すな』というもの。

え?どういうこと?

と思いますよね。ぼくも聴いていて『?』でした。

 

ただし、これには前提があります。

 

つまり、頭金を払うと生活防衛資金が確保できない世帯の場合です。

詳しく考えていきます。

 

生活防衛資金とは

人生には不確実なことがありますよね。
事故であったり、会社の倒産などです。

 

もし住宅ローンを組んでいる際に大黒柱がそうなった場合、収入がなくなってしまいます。

 

そんな場合に備える手段としては大きく2つの考え方があります。
その①:保険に入る
その②:あらかじめ貯金しておく

 

ぼくは断然「貯金」をおススメしておきます。
そもそも毎月少しでも黒字にしておくことが資産形成の第一歩ですので、ある程度の収入があるにもかかわらず貯金ができないようであれば家計を見直す必要があるかと思います。

 

そしてこの生活費+いざというときのための資金として手元に確保していくお金を生活防衛資金と言います。

 

具体的な金額の設定は状況によりまちまちですが、ぼくの場合は月の生活費×1年分くらいは欲しいところです。

 

※ちなみに、この時の「生活費」には「家賃」(=これから組む住宅ローン)も含みますので注意。

 

これくらいあれば、万が一入院する事態になったり、あるいは会社が倒産したりリストラされてしまったとしても、また働くまでのお金をつなぐことができるでしょう。

 

 

生活防衛資金が無いとどうなるのか

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では、もしこの万が一の時のための「つなぎのお金」が無かったとしたらどうなるでしょうか?

 

以下の仮定で考えてみます。

 

・貯金300万円

 ⇒250万円を住宅ローン3000万円の頭金として使う

 ⇒貯金残額50万、ローン残高2750万円

・ローン返済額月々10万円

 

そうすると、手元に残る資金は50万円ですね。
順調に働いていて毎月の収支がプラスの時は問題ないですが、もしも病気やけがなどの何かあって働けなくなった場合、3ヶ月程度でお金が底をついてしまうでしょう。保険を掛けていればもう少し持つかもしれません。

 

すると、当然住宅ローンも払えません。
住宅ローンの支払いが滞るようになると銀行はどうするでしょうか?

 

銀行はマイホームを差し押さえるのです。

 

悲しいですが、これが現実です。

 

一方で、300万円が残っていたとしたら、住宅ローンを返しながら1年間は余裕で生活できるでしょう。その間にまた仕事に復帰できるようになれば問題ないですね。

 

銀行というのは、決められた返済を順調に行ってさえいれば、ローンの残高は問題としません。

 

つまり、ローン残高が3000万円だろうが、2750万円だろうが、決められた通り毎月しっかり返済してさえいれば何も言ってこないのですね。

 

その代わり少しでも支払いが滞ると、どんな事情であれ人情もなく差し押さえに来るのです。
銀行もそれが仕事なので仕方ないですが。

 

 

まとめ

もちろん、生活防衛資金を確保しつつ、頭金も出せるというのが理想ですが、どちらかを迫られる場合はフルローンの選択とした方がリスク管理の意味ではよいでしょう。
(とはいえ、当然フルローンで返済できる範囲の予算に抑える必要が出てきますが)

 

人間誰も明日事故にあわないという保証はないですからね。

 

あるいは働けなくなっても一定額の保険金が出るような保険に入るという選択肢もあります。

 

 

ぼくも嫁もローンを組むのが嫌いなタイプです。
車のローンすら嫌なので、頑張ってお金を貯めて一括で買うタイプです。

 

かといってさすがに家を一括で買うのは無理なので、ローンを組まざるを得ない。
でも少しでもローン返済額を減らしたいので出せるぎりぎりまで頭金を多めに払う。

 

そういった思考回路に陥りやすいのですが、高額ローンだからこそ、収入がなくなって払えなくなった場合のリスク管理をしっかりしておくことが大事なんですね。
しかも現在では超低金利、住宅ローン控除の延長など、最初のローンはある程度多くても問題ない条件がそろっているように思います。

 

ちなみに、リスク管理という意味では「やはり共働きって強いよなぁ」と思います。

 

もちろん嫁が育休の時などは収入が無いわけですが、嫁もぼくと同じくらい稼げるわが家では、万が一ぼくが倒れても何とかなるわけですからね。

 

ちなみにぼくは最終的には投資から出てくる利益で住宅ローンを賄えるようにできればいいなと思って勉強中です。 

 

以上、勉強会で学んだこと+雑感でした。

つづきます。

 

 

 

 

 

家を購入したら家賃補助が廃止。それでも持家を買うべきか?

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こんにちは、まめ太です。

 

今回は、家を買うタイミングを考えるにあたり、家賃補助について考えてみました。
以下のような状況ではマイホームを買うべきタイミングはいつなのでしょうか?

 

  • いまは賃貸住まいのため会社から家賃補助あり。
  • マイホームを建てると家賃補助がなくなるため、出費は増える

 

わが家は会社から住宅補助が3.5万円ほどいただいており、向こう5年程度はこの家賃補助を受けられる条件となっています。
現在賃貸物件に住んでいる方は同じように会社から補助をもらっている方が多いと思います。

 

よく持家派の人からは、「持家は資産」、「賃貸は家賃を払っても残らないので損」と言って、いずれマイホームをと考えているならばすぐに建てることを考える方が多いようですね。

しかしぼくは、「ちょっと待てよ」と思うわけです。

なぜなら、当座の出費を抑えられるという点では家賃補助をもらえる期間は使い切った方がお得ですし、賃貸物件に住み続けながら手元に残る分を貯金あるいは投資して持家に備える、という戦略もあるような気がしてます。

 

そこで、家を購入したら家賃補助が廃止される場合、家はいつ買うのがメリットがあるのか検証してみました。

 

 

 

 

 

お金をシミュレーションしてみる

まずぼくは、投資を行うことを前提に検証します。
(理由はぼくがすでに投資による資産形成に取り組んでいるからです)

<検証の条件>
・住宅費は月10万円で固定
・賃貸の場合も、10万円を払ったものと扱い、差額を投資に回すものとして計算。
・持家自体は資産にカウントしない
・投資利回りは3%とする

 

上記の条件で、計算しやすくするため仮に30年ローン(ローン合計3,600万円)を組んだ場合の30年後の負債と資産の数値で比較してみます。

ちなみに実際にぼくの要望を反映した家を土地付きで購入しようとした場合、だいたい3,600万円でした・・・。

すぐにマイホームを購入した場合

まずは、すぐにマイホームを購入した場合です。

住居費は年間120万円(毎月10万円)で累計金額を記入しています。

年     1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
住居費 120 240 360 480 600 720 840 960 1080 1200 1320 1440 1560 1680 1800 1920 2040 2160 2280 2400 2520 2640 2760 2880 3000 3120 3240 3360 3480 3600
投資資産 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
投資利益 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 

当然ながら、30年後にはローンを3,600万円を完済し、負債0となります。
ただし、投資もしてこなかったため資産も0となります。 

 

賃貸のまま5年間貯金し、その後にマイホームを購入した場合

では、それに対して今の賃貸をそのまま5年間継続しながら、住居費として「10万円を払ったつもり投資」をするとどうなるのか。

 

わが家の場合ですが、現在の家賃補助を抜いた自己負担が4.5万円のため、10万円払ったつもりで生活すると、10-4.5=5.5万円の投資ができることになります。

年間では5.5×12=66万円が投資に回せることになります。

 

下記表では5年間は住居費が年間54万円(月4.5万円)、6年目からは年間120万円(月10万円)と設定しました。

また、分かりやすくするために、差額の66万円は5年間貯めた後に330万円をまとめて投資に回すとして利回り3%の複利で投資利益を計算しています。

 

年     1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35
住居費 54 108 162 216 270 390 510 630 750 870 990 1110 1230 1350 1470 1590 1710 1830 1950 2070 2190 2310 2430 2550 2670 2790 2910 3030 3150 3270 3390 3510 3630 3750 3870
投資資産 66 132 198 264 330 340 350 361 371 383 394 406 418 431 443 457 471 485 499 514 530 545 562 579 596 614 632 651 671 691 712 733 755 778 801
投資利益 0 0 0 0 10 10 11 11 11 11 12 12 13 13 13 14 14 15 15 15 16 16 17 17 18 18 19 20 20 21 21 22 23 23 24

 

この表から、30年後の負債は、住宅ローン残りが3,870-3,270=600万円です。
(単純に、住宅ローン開始が5年間遅れた分ですね)

一方、投資による資産は691万円です。

 

とすると、トータルでは91万円のプラスとなりますね。
仮にここで一括返済しても+91万円残るわけです。

 

もちろんこれは机上の検証ですので、考えないといけない点はいくつかあります。

たとえば、

・利回り3%は確定ではない
・5年後の住宅金利が上昇している可能性がある
・そもそも家賃補助制度が改定される可能性もある
・人により家賃補助の額、組む予定の住宅ローンの月額は異なる

 といった点です。

 

利回りについては、確定拠出年金も3%前提で運用しているはずなので、決して無理な数字ではないと思っています。

 

住宅金利は、黒田さんがいつまで続投できるかしだいでしょうか。
住宅の営業マンではないですが、ぼくも今後5年で利上げする可能性のほうが高いのではと思っています。

 

最後の点ですが、この検証結果は各自の状況により異なるので、注意してくださいね。
たとえば、住宅ローンをもう少し低く抑えられる想定であれば、負債-資産のトータルは逆転してくると思います。

詳細は個別にFPに相談したほうがいいでしょう。

 

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 まとめ

まとめると次のように言えます。

現在の賃貸の家賃負担とマイホームの住宅ローンの金額差を比較

・差が少ない人はすぐにマイホームを買った方がお得。

・差が大きい人はその分貯金して投資元本に充てたほうが資産形成の面で有利

 

以上、わが家の場合の家を購入するタイミングですが、結論としては家賃補助が続く限り遅いほうがいいと考えています。やはり5年後くらいが子供の学校と家賃補助が切れるタイミングでちょうどよい気がしています。

 

ただし、大前提として家賃補助で浮いた分を「払ったつもり貯金」で取り分けて投資に回すということをしていないと意味がないですからね。

 

「家賃補助で浮いてるから飲もう!」なんて散在していると元も子もないです。(トホホ)

 

この「払ったつもり貯金」をすることで、実際に住宅ローンの月10万円が現実的な支出なのか考えることもできますしね。

 

 

 

 

 

【家づくりノート】開放感のある空間にするアイデア


開放感のある空間にするためのアイデアを調べてみました。

 

ポイントは次の5つ!

  1. ストリップ階段にする
  2. 壁や床に白を取り入れる
  3. 天井を高くする
  4. ハイサイドライトを設ける
  5. 庭を配置する

さっそく具体的な実例で見てみます。

 

1.ストリップ階段にする

 

 

ストリップ階段とは、このように階段がスケルトン構造のことです。
階段の向こうの光が入るため、開放的な空間となります。

また、通常なら階段を配置することのない窓際のスペースもストリップ階段なら光をさえぎることなく配置することができます。

注意点としては、木材をしっかりしたものを使うためにお値段が少々高くなることですね。

 

 

 

 こんな風にベースはアイアンを取り入れてぐっと男っぽくおしゃれにすることもできます。

 

 

 

 その視線の抜けを利用してリビングの一角にこんな読書コーナーを設けるのも面白いかも。

 

アイデアしだいであっと驚く素敵な空間になりそうです。
賃貸物件との差をつける意味でもぜひ取り入れたいストリップ階段。

 

※足元にすき間がることで、怖いと感じる人もいるようで、住宅メーカー側から勧めてくることは稀かもしれません。
取り入れたいなら積極的に要望を出してみましょう。

 

2.壁や床に白を取り入れる

白い壁は光を反射して室内を明るく見せてくれます。
かといって、真っ白すぎると無機質になってしまうんので、適度に木材を取り入れるのがわが家の好きなテイスト。

 

 こんな風に床は白に近い木目をいれるのもおしゃれ。

 

 

 机やソファなど面積の大きい家具も白目で統一することでより効果が出ます。

 

 3.天井を高くする

手っ取り早く開放感を出すワザ。天井を高くする。

 

 

こんな風に贅沢な吹き抜けを設けられたら最高ですね。
注意点としては、暖房効率が悪くなるところです。

他の部屋より少し高いくらいの天井にするくらいがいいかも。
ミサワホームでは2.7mの設定があります。(通常は2.4m) 

 

 

 

 このように天井の照明を工夫して立体感を出すことで広がりを出すアイデアもアリ。

 

 

 勾配天井にして、つづいて取り上げるハイサイドライトを設けることで、吹き抜けのデメリットをカバーしつつ、開放感を演出することもできます。

 

 4.ハイサイドライトを設ける

ハイサイドライトとは、壁面の高い位置に設ける窓のことです。
先ほどの画像もそうですね。 

 

 

 こちらのリビングのように、通常の天井高さでも視線が上に引き寄せられます。

 

 

さらにトップライトにするならこんなふうに天井からの光が差し込むことで広がりが得られます。
また、住宅地ではなかなか空を見上げることはできませんが、トップサイドライトなら見れます。

 

 

 なかなか窓を設けにくい洗面室もハイサイドライトならこんなふうにレイアウトも成立。プライバシーを確保しつつ光を入れることができます。

5.庭を配置する

つづいてのアイデアは中庭。
光が入る効果と、緑のさわやかさが効果的です。

 

 

 こんな風にあえて低い位置に窓を設置して地面の緑を取り入れつつ、道からの視線はちょっと外すアイデア。

 

 

 

 リビングと床続きのバルコニーを設けることで、より屋内との一体感が増します。

 

 

 

リビングとダイニングをL字に配置し、庭でつなぐレイアウト。
テラスが第2のリビングになります。

 

 

 庭の木を絵画のように利用する窓のアイデア。

 

以上、開放感のある空間にするアイデアでした。
せめてひとつくらいはわが家に取り入れたいものです。

 

 

 

【家づくりノート】落ち着くベッドルームのアイデア

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今回はベッドルームについて語ります。

最初にながながと語りますがお許しください。

 

ベッドルームについて思うこと

独身の頃はワンルームのため、ベッドで過ごす時間も多かったぼくです。
ベッドがソファ替わりという感じでした。


しかし、現在嫁とふたりで2LDKの賃貸アパートに暮らしていますが、ベッドルームは寝るとき以外は行かないです。(当然と言えば当然)

 

ふだんはリビングで過ごしますね。

 

何が言いたいかというと、ベッドルームは『寝るための空間』なのです。

 

何をいまさらと思うかもしれませんが、寝るための空間というのは意図してつくらない限りは希少です。

 

たとえば、現在住んでいる2LDKの賃貸アパートでは、ふたつある部屋のひとつにベッドを置いて寝室として使っています。

 

とはいえ、賃貸ですので作りとしてはどの部屋も変わりません

なぜなら、借主がどのような使い方をするかは決められないので、一般的な部屋にしているわけですね。

 

つまり、寝るための空間というのは、賃貸アパートではなかなか作りにくいのです。

 

そうすると、マイホームだからこそ、寝るための空間ということにとことんこだわってやろうじゃないか、と感じるわけです!

 

 

決して住宅メーカーの回し者ではありませんが、つい興奮してしまいました。
(落ち着く部屋をつくることに興奮する。もとい)

 

では、本題に行きます。

 

落ち着くベッドルームのアイデア

ベッドルームにはできるだけ光が無いようにしたいです。
つまり、天井のシーリングライトは不要です。

 

できるだけ間接照明にする。これが鉄則だと思います。

たとえばこんな感じですね。

 

 

おしゃれで高級感があります。
ただ、ベッドに寝ながらだと少しまぶしいかも。

 

 

こんな風に天井へ向けた間接照明が好きです。
そして、寝室はダーク系の天井や壁紙にすると、落ち着く感じがします。

 

個人的には、木目調の重厚感がある雰囲気が好きです。

 

また、朝は自然光で目が覚めたいので、窓はあるほうが好みです。

その場合、窓の配置は次のようにすると良いかも。

 

高い位置に窓を配置しておけば、カーテンをつけず開けっ放しにしていても気になりません。

 

 

 ベッドサイドで本を読んだりする時のため、こんな風なライトを置くことがあるかもしれません。
左右対称にするとホテル感が出ておしゃれです。

 

また、サイドボードもこんな風に作ってしまうと一体感が出てスッキリしますね。

 

もっとお金を掛けられるなら、サイドライトすら造作でつくってしまうことも。
こんな感じがおしゃれ。

 

 インテリアかな?と思ったら照明です。みたいな。

 

まあ、寝室は誰かに見せるわけではないので、自己満足にどこまでお金を掛けるかは価値観ですね。

 

 小さなこどもと家族で寝る場合

さて、子どもがいる場合は小さいときは一緒に寝ることも多いと思います。
(いまはひとりで寝かすしつけ方が多いのですかね?)

 

そんな時は、布団のほうが重宝することも。
ただし、床付近の空気には埃がたまりやすい。

 

こちらの方はロータイプのベッドを利用していますね。

 

せっかくマイホームをつくるのなら、床高さを思い切って変えて小上がりにしてしまうというアイデアもアリ。

 

たとえば次のような感じ。

 

 

こちらは旅館の実例ですが、布団を広げて広さを変えることができますね。
ただし、カビは気になるので、近くに布団を干せる窓かベランダが欲しいところ。

 

 

 小上がりにすることで、天井が近くなり落ち着きを感じる効果も狙えます。

 

ベッドルームとクローゼットの配置

ベッドに寝転がった状態では。あまり視界に入るものがないほうが好きです。
極端なことを言うと、クローゼットの扉も視界に入れたくない。

 

そんな場合は、ベッドのヘッドボード裏手にクローゼットを設けるアイデアも。

 

 

こんな感じのレイアウトになります。

この場合、寝室へのドアは手前側の壁に設けておけば、クローゼットまでの動線が短くて良いかも。

 

 

 

 こんな感じでクローゼットエリアには扉をつけないことで少しはコストダウンになるのかな。

このチャコールグレーの壁の色が好きです。

 

 

 

 ドア、クローゼット、ベッドの位置関係はこのようなイメージ。

 

 このレイアウトの何がいいかというと、これ。

 

 

 

部屋と部屋のあいだにクローゼットや家具を配置することで、部屋同士の音漏れをなくしてプライバシーに配慮した空間とすることができます。(真顔)

 

 まだまだ子どもつくりたいですしね。
(結局そこかいっという突っ込みはご容赦を)

 

 

 

 

(画像はPinterestより)

 

 

【家づくりノート】まねしたいキッチンの空間づくり

 


家づくりノートシリーズがつづきます。
今回はキッチンについてまねしたいレイアウトを考えてみました。

 

賃貸アパートと大きく違うのはキッチンですよね。
わが家の好みはアイランド型のキッチンで回遊性があるもの。

 

そしてシンクの後ろ側がカウンターのようにすっきりしているレイアウト。

 

さっそく見ていきましょう。

 

まねしたいキッチンのレイアウト

 

 

 こんな風に、シンクの後ろ側がカウンタータイプですっきりしているのが、圧迫感がなくて好きです。
さらに、後ろの壁一面がダーク系でワンポイント変えているのもカフェっぽくて夫婦ともども大好きなインテリアです。

 

これでさらに、キッチンとダイニングテーブルがI型のレイアウトが希望です。

たとえば次のような感じ。

 

 

 こうしたレイアウトのポイントとしては、後ろのカウンタや、ダイニングテーブルを作業スペースとして使えること。

 

たとえば、子どもと一緒にお菓子をつくったりするときも便利ですよね。

 

必然的に食器類はカウンター下の棚に収納することになりますが、十分収まると思います。

 

 

 

こんな風に、アイランドキッチンにダイニングテーブルを一体化させるレイアウトも、マイホームならではですね。

テーブルとシンクが近いと、食器洗いまでの流れもスムーズになります。

 

 

 さらに、このように後ろの壁にFIX窓をつければ、光が入ることでより開放的な空間に。

 

 

 

そして、キッチン横にはこんなパントリー欲しいですよね。
わが家の嫁も希望しています。

 

でも現実的に、これだけの広さのパントリーは不要だと思います。

 

 

 わが家の場合はこれくらいの収納量があれば十分だと思います。

 

 

 あるいは、こんな風に勝手口の通路沿いに設けるとか。
ただ、埃が入りそうなので、パントリーに扉は欲しいですね。

 

 生活感をなくしたいなら扉をつけてしまう

ちなみに、家族が多いからモノがあふれて雑多なキッチンになってしまうということもありますよね?

 

そんな時はシンク後ろの収納空間をすべてふさいでしまうアイデアも。

 

 

こんな感じですね。
そして、料理するときだけこの扉を開けます。

 

 

 まあ、ちょっと使いづらいかもしれませんが。

 

極論を言えばキッチンをリビングダイニングと別にしてしまえばいいのですが、開放感がなくなりますしね。

 

キッチンの収納レイアウト

さて、キッチンの収納についてあくまで男目線ではありますが、ぼくが理想とする配置を考えてみます。

 

まずはゴミ箱のレイアウト

 

個人的にはゴミ箱はシンク下がいいです。

理由は、シンクにたまった生ごみをワンステップで捨てられるから。

 

 

 多少見た目は犠牲にしますが・・・。

 

 ちなみに、下の画像のようにゴミ箱を引き出すのはイヤ。

 

 理由は、なんか匂いがこもって不衛生になりそうだから。
そりゃ、見た目はスッキリしていいかもしれませんが。

生ごみって乾燥してしまえば無臭になってきます。
わが家はゴミ箱の蓋は開けっ放しです。

 

 

こんな風にシンクの後ろ側にあってもいいのですが、こちらのほうが来客の目につきそうです。

 

 

 

食器類の収納も、カウンター下の引きだしを使って取り出しやすく
マイホームだからこそできる、収納するものに合わせた設計。

 

 

こんなのカッコいいですよね。
実際は引き出しもある程度規格品から選ばないといけないとは思いますが。


賃貸アパートだと、シンク下の収納は引き出せない
ことが多いので不便です。
それと比べれば雲泥の差です。

 

 

冷蔵庫に入れる必要のない常備野菜も、こんな風に引き出しをつくるのも面白いかも。

 

 

 

ちなみに、ぼくが一人暮らしの時にやっていたこんなキッチン。

 

調理道具を壁に並べるのは、男のぼくとしてはかっこよくて好きなんですけど、雑多になるしやはり嫁ウケは悪いでしょう。

 

 

収納のアイデアは『LDK』から!

 企業から広告料をもらっていないからこその忖度のないレビューが参考になります。 
 

 

 

(画像はPinterestより)

 

 

 

【家づくりノート】まねしたいリビングの空間づくり

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わが家のテーマは「コンパクトだけど居心地がいい」空間づくり。

 

コンパクトというのは予算の都合上でして、やっぱり広い空間にあこがれます。

 

今回は、まねしたいリビングの空間について参考となる写真を集めてみました。
これをコンパクトに現実に落とし込めないものかと。

 

理想とするリビングの空間

実例を探す前に、もうすこし具体的に掘り下げてみます。

想定するリビングでの過ごし方。

  • パソコンを使う
  • 本を読む
  • テレビを見る
  • 昼寝する
  • 友人とお茶を楽しむ
  • 子どもが宿題をする
  • 音楽を聴く

こうしたことをそれぞれが行いながらも、同じ空間で過ごせるのが理想。

 

たとえるなら、「お風呂カフェ」のような、リビングのいろんなところに思い思いに過ごせるスポットがある感じ

 

個人的には家族団らんのカギはリビングと思っています。 

 

ちょっとイメージが伝わりにくいかも。

 

 さっそく実例を探してみます。

 

居心地の良さそうなリビングの空間

イメージはこんな感じの空間が点在しているということ。

 

 

 

壁際にソファがあると落ち着きませんか?

 

 

 

こんな風に窓際で本を読みながら年を重ねたい・・・。

 

 

 

窓際にこうした段差を設けるメリットは居心地のほかにも、収納スペースとして有効活用できること。
さらに上の写真のようにそのままバルコニーへとつなげれば開放感も抜群です。

 

 

 

やっぱりソファは外せないと思いますが、単体で置くのではなく、周りをうまく使って収納を配置するのもいいと思います。

 

家族が多くなれば、左側のソロチェアもいいスペースになりますね。
奥には勉強スペースがあるのも良いです。

 

ただ、勉強スペースでイメージするのは次のような感じもありです。

 

こんな風にソファの裏面をテーブルにしてしまう。
子どもたちにはここで勉強させて、分からないところを自由に質問させる。
そんな空間にしたいです。

 

 

 

こちらは段差で空間を区切るレイアウトです。
こんなのも最高に好きです。

ただ、ルンバは厳しいかな。段差乗りこえ可能なルンバを開発してもらわないと。笑

 

全部が集まるとこんな感じですかね。
それぞれが思い思いに過ごせる。そしてみんなが同じ空間にいる。

 

 

 

 

 

こんな風に、あえて大きな窓を設けないようにしたスペースも落ち着きます。

 

わが家のイメージとは違うリビングとは?

伝えやすくするために、あえて「わが家のイメージとは違う」実例を示してみたいと思います。

 

 

なんというかこう、
シンプルでいいんですけど、落ち着かない。
ソファに座ったらテレビを見ているしかない感じ。

 

テレビが主役のリビングってなんか嫌なんです。
(こんなこと言うと嫁には怒られるだろうけど)

 

でも次のような空間は好きなんです。

 


このレイアウト、大きめのダイニングテーブルを主役にしてリビングソファは省スペースな感じにすると面白いと思います。

 

ワールドカップや映画など、家族で並んでテレビにかじりつく感じですかね。

 

とはいえ、テレビもあくまで時間の過ごし方のひとつにすぎないかと思っています。
そういえば、結婚してからのんびり音楽を聴いて過ごす時間がなくなったなー・・・。

 

極端なことを言うと、大きなテレビも収納式にして、ふだんは見えないようにしていてもいいかも。

 

 

以上、まねしたいリビングの空間でした。
もう少しアウトドアに寄ったリビングも好きなので、悩みますね。

 

 

 

 

(画像はPinterestより)

 

【家づくりノート】気になる洗面脱衣所のアイデア

今回は気になる洗面所のアイデアを取り上げます。

ちなみにわが家の希望は、洗面所と脱衣所べつべつです。

来客が洗面所を使うことが多いため、これは個人的に絶対に外せない条件です。

 

だいいち、洗面所と浴室が隣同士って、いまの賃貸アパートと同じなんですよ。
それが変わらないとしたら、わざわざ新築を建てる意味があるんですかね?

こだわりたいところにはこだわるべし。が持論。

 

おしゃれな洗面所のアイデア

まずは、わが家が取り入れたい洗面所の雰囲気をピックアップ。
雰囲気のみ重視で、スペースについてはいったん度外視します。

 

 

こちらはちょっとホテルのような、おしゃれな洗面所ですね。
洗面台の下にスツールも収納できるので、子どもを座らせながら歯磨きをするのにいいかも。

化粧をするには、、、ちょっと鏡が高いかな。

 

 

 

こちらの雰囲気は好きです。
鏡が大きく、背面収納になっているため外観はスッキリしつつ大容量。
そして鏡の下から間接照明のような光が・・。
コンセントもたくさんあって使いやすそうですね。笑
そして後述しますが、浴室のドアがガラスなのがホテルのようにおしゃれでいいです。

 

 

 

こんな風に濃いめのダークブラウンに白のコントラストも好きですね。
ただ、棚があまりにオープンすぎると生活感が出てくるので注意が必要です。

 

小さめな洗面所の実例

洗面所と脱衣所べつべつだと、それだけスペースが必要となります。
35坪程度の家だと、なかなか厳しいですよね。

 

そこで考えたのは、洗面「所」ではなく、洗面「スペース」にすること。
つまり、部屋として区切るのではなく、廊下沿いなどの目立たないところに洗面台を設けてしまうこと。

 

(以前、ペンションを利用した時にそういう発想が思い浮かびました)

 

ということで、イメージに合いそうな小さな洗面台を探してみました。

 

 

こちらは2階に設置している実例ですね。
たしかに2階にも洗面台があると便利かも。

ただし、この実例は収納空間がなさすぎるため却下。

 

 

 

こちらは玄関からすぐに洗面台があるレイアウト。
アパートなどでたまにありますよね。こういうレイアウト。

帰宅後に手を洗う習慣が確実につくので、個人的には好きです。

ただ、もうすこし来客からの視線を隠せるように、L字型に向きを変えたいところ。

 

 

 

こちらは廊下沿いに洗面スペースを設けた実例ですね。

 

ちなみに、こういう理科室の流し台みたいなものは「実験用シンク」というらしいです。これを洗面台に流用すると、案外お安くできるらしい。
1周回っておしゃれ、というやつですかね。

でも、深くて大きいので、子どもがいて汚れものが多い家庭なんかは結構いいかも

  

 

 こちらは廊下の一角に設けられた洗面スペースということで、まさにぼくのイメージに合致します。
収納エリアも必要にして十分そうですね。

 

 

こちらはこれまでとは雰囲気が変わって男前な雰囲気。
リビングの近くに洗面台を設定しています。
アメリカンな建物に似合いそうですね。

 

 洗面所と脱衣所のレイアウト

洗面所と脱衣所はべつべつがいいとはいえ、まあ水回りは近いほうが配管などの設計上は良いらしいですね。
とすると、こんなレイアウトがベストかな!

 

 

手前が洗面「スペース」で、奥が脱衣所、浴室とつながっています。そして脱衣所は扉を閉めて施錠できるような感じ。

浴室を使っていないときは開放しておくと奥の中にはまで視線が続いて開放感がありますね!

 

 

 

 

こちらは、洗面所+浴室のためちょっと違うんですが、注目したいのは浴室のドア。
なんとガラス張りです。(実はさっきのもなんですけど)

これはわが家も取り入れたいと個人的に思っています。

洗面所と脱衣所がべつべつであれば、脱衣所と浴室のあいだのドアはガラス張りにできますよね。

ちょっとホテルのような開放感を味わえそうです。

 

 

 

まさにこんな風に。
脱衣所には、リネン類と洗濯機だけを置きたいと思っています。

 

 

とはいえ、家事動線も考慮せねば

さて、いろいろ理想を考えてきましたけど、現実には洗濯した後は干すことがセットですよね。

 

そうすると、洗濯機をおく脱衣所スペースに物干しスペースがあり、かつ屋外ともつながっているのがベストだと思います。

 

たとえばこんな感じですね。

 

 奥に洗濯機を置くスペースがあり、ホスクリーンがついています。
そして左手の引き戸を開けると屋外へ。

 

 

 

さらにはこんな風にアイロン台もあれば、洗濯⇒乾燥⇒アイロンがけ⇒たたむ、までがこのエリアで完結するのです。

 

このへんの家事動線の考え方についてはこちらの本が参考になります。
家づくり前には必読すべき本です。

 

 

 

以上、今回は気になる洗面、脱衣所でした。

(画像はPinterestより)

 

【家づくりノート】気になる玄関の土間収納


今回は気になる玄関のレイアウトについてアイデアをピックアップしてみました。

わが家は特に「土間収納」にあこがれています。

 

玄関のすぐ隣にシューズボックス兼クロークがある

 玄関にコートなどの外着を掛けるスペースがあると、ちょっと肌寒いなと思った時に部屋まで戻る必要がなくて便利。
また、花粉症の人の場合は部屋の中に花粉をもちこまないためいいですよね。

 

 

こちらの間取りはふつうの家として現実的なサイズ。
ただし、かなりオープンなレイアウトのため、お客さんからも丸見えになってしまうのが気になるところ。

 

そんな場合はこちらのように間仕切りドアをつけるアイデアもアリ。

 

パナホームもこのような感じでした。
ただし、玄関の土間部分と扉の下の不格好なすき間が個人的にはちょっと受け入れがたい・・・。

 

そんな場合は、次のように、扉はつけずに玄関からの視線をさえぎる方法もあります。

 

やはり扉がないほうが、ベビーカーなどは取り出す手間もかからないですしね。

 

 

こちらも同じようなアイデアですが、もっと広い空間を利用して自転車さえも収納できるように。都心など、屋外に自転車スペースを設けられない場合はこうしたレイアウトも参考になります。 

 

 

開放的な玄関のアイデア

訪れてきた人を「おっ」と思わせる玄関には、外観からは予想できない開放感、というのもポイントかもしれません。

 

それに、毎日帰宅した時にも気分がいいですよね。
そんなアイデアを集めてみました。

 

 

玄関を開けると、正面にはガラス越しに外の景色が見えるレイアウト。
家の外構をかなりふくざつな形状にしないといけないかもですが、開放感がありますよね。

ただ、夜は何も見えないです。

 

その場合は次のように隣のリビングからの光が伝わるようなレイアウトにすることでカバーできます。

 

 

ここからは少しおしゃれな土間を紹介します。

やはり、家にある程度の広さがあればこれだけ開放的な玄関にできるんだよ、ということでしょうか。

なかなか現実的ではありませんが。予算と土地が許せばぜひ欲しいあこがれの空間です。

 

 

土間が奥につづいて入り込むことで 開放感を演出しています。

この写真では右手手前が収納で、右手奥は白い壁となっていますが、この部分をクロークとして使用してもよさそうなレイアウトですね。

 

こちらは玄関ホールに階段があることで視界が上にも広がるため、より開放感を感じる空間となっています。
ただ、ここのソファどう使うんでしょうか。

 

土間×リビング

土間がそのままリビングと庭へ続くレイアウト。

断熱が気になりますが、開放感は圧倒的です。

 

 

 

つづいて、土間に暖炉を置いて、仲間と囲む暮らし。
正直、こういう過ごし方にめちゃくちゃ憧れます!

 

シューズボックスの見せ方

シューズボックスはだいたい壁一面、あるいは腰高さの2択が多いですが、こちらはちょっと変わり種のレイアウト。

腰高さ+上部に棚そして間接照明。

この間接照明が圧迫感をうまく和らげて空間に広がりを持たせています。

 

ちなみにこちらの写真、玄関ホールをL字にすることで、子どもが多くても同時に靴を履きはじめられるのもいいですね。

 

 

こちらは思い切ってベンチ高さにしてしまうアイデア。
もちろんこれだけではシューズ収納が足りないので、別に収納が必要ですが、子どもに靴を履かせるのに便利。
または、ちょっと来客時に玄関で話すのにも役立つかも。 

 

 

以上、気になる玄関でした。

 

(画像はPinterestより)

 

 

【体験記①】メーカーとのプランニングを開始:家づくりって疲れる

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さて、わが家の家づくりもようやくメーカーとの打ち合わせを迎えました。
というのは半分冗談です。

 

じつは、モデルハウス見学に行った際につかまったある住宅メーカーの営業さんからしつこく営業され、とりあえずプランを作ってみることになったのです。

 

なので、現時点ではぼくに本気でそこのメーカーで家を建てるつもりはありません。

 

「本気じゃないのにメーカーの時間をとらせるのは申し訳ない」

「まだ予算も考えてないのにいきなりプランニング?」

 

と、断ることしか頭にないぼくたち夫婦。

 

でも、いいんです。

 

だって、そんな状態をはっきり伝えているぼくたちに営業を掛けてきたのはそちらの方ですから。

 

プランニングさせるだけさせといて、「ほかの会社にします!」となる予定ですがもう知りません。(ヤケクソ!)

 

ただ逆に、ここでぼくたちの心を揺さぶるような画期的な提案をしてこようものならば、建てるのは5年先という前提を飛び越えて今すぐ建ててもいいのですけどね。

 

はっきり言ってこの営業さんからはそんなできるオーラを感じません。

 

 

 

プランニングの流れ

 まずは土地を決める

当たり前ですが、家は土地に合わせて建てます。

なので、仮のプランニングとはいえ、適当な土地を決める必要があります。

 

今回提示されたのは、会社からの通勤の便が良い50坪ほどの土地。

新規の開発団地の北側道路に面する土地です。

 

わが家のエリアでは、土地はだいたい50坪~60坪が定番。

たまに70坪くらいの宅地もある、という感じです。

 

坪単価はだいたい20万円ほど。

なので、50坪で1,000万円ですね。

 

とくにここを決めたこだわりはなかったんですが、とりあえずプランニングをするのならば狭めの土地でやってもらおうかと考えました。

 

要望を伝えてプランニング

今回、以前に考えた家づくりの要望をこの営業さんにも同じく伝えました。

ただし、口頭でのみです。イメージする写真などは一切渡していません。

 

なぜかというと、どれだけその営業がイメージにあったものを自力で考え出してくれるかを知りたかったから。

 

プランニング結果の確認と修正

正直、要望はをかなり具体的に伝えたので時間がかかるかな、と思っていました。

しかし、営業さんは「次回の打ち合わせは1週間後でどうですか?」と言ってきたのです。

 

いや、営業さんって暇なのかな?

と思わず考えてしまいました。(実際のところどうなんでしょう?)

 

そして1週間後・・・

 

いよいよぼくたちの専用のプランニングです・・!ズンズン!
(いちおう期待が高まっている)

 

営業さん「間取りをご用意しました」 バン!! 

 

ぼくたち「・・・」

 

営業さん「いかがでしょう?」

 

ぼくたち「・・・」

 

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いや、なんかもうダメだしするのに疲れました。
そりゃ、1週間でぼくたちのためにここまで仕上げてきてくれて、なんとか要望をまんぞくさせようとレイアウトしてくれて、本当に感謝しています。

 

しかしですね、ぼくたちも時間というものを提供しています。
打ち合わせのためにも自宅から30分ほどかけて行っています。

 

もう少し「おっ」と思わせる提案をしていただきたかった。
先日のタウンライフの間取りプランの方がまだマシです。

 

じつはこの営業さんには、ぼくたちが比較的気に入ったあるモデルハウスを案内してもらっていたのです。100点満点中80点くらいのモデルハウスです。

 

そこと今回のプランニングはだいたい同じくらいの建坪です。

 

であれば、そのモデルハウスをベースにぼくたちの要望を盛り込んだほうが良かったと思います。

ぼくもそういう提案かな、と想定していました。

 

大きく期待を裏切られましたよ。悪い意味で。

 

しかもですね、やはりこちらのメーカーは大手の構造のしっかりしたメーカーだけあり、コストも高い・・・。
土地込みで3,500万円はします。 

 

正直に言います。

 

3,500万円を払うだけの価値は見いだせなかった。

 

何度でもいいます。

 

こんなの賃貸アパートと変わらないレベルじゃ・・。

 

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今後、再度このプランニングを修正して提示していただけることになっています。

期待せずに待つことにします。

 

それとは別に、以前知った地元の工務店メーカーのモデルハウス見学に行く予定になっていますので、こちらはかなり楽しみにしています。

 

ではでは。
次回に続きます。

 

 

 

【続報】タウンライフ間取り作成で間取り案が届いた

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前回、タウンライフ間取り作成を依頼してみた結果についてレビュー記事を書きました。

  

 

その後、なんと連絡の来ていなかった1社からいきなり間取りが届きました!!
(全国展開しているローコストメーカーです)

おいおい、せめてメールくらいしてよ

と、個人的には思いますが。

 

それでも、○○様専用 と書かれたプランにワクワクしながら確認しました。

 

ちなみに、要望を出した内容はこちらです。

家づくりノート①:生活スタイルをイメージしてみる - MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

 

 

 

間取りプランの中身

そんな間取りプランをさっそく見てみます。

届いたのはこのように、間取り平面図と資金計画書です。

タウンライフ 間取り 届いたもの

このほかに外観パース、土地の提案書も届いていましたが、こちらはとくに要望を伝えていませんでしたので省略します。

 

1階の間取り図

タウンライフ 間取り 平面図

 

◆要望したポイント

  • 玄関の土間(シューズクローク部分)
  • 玄関付近のコート掛け
  • キッチンとダイニングテーブルの位置取り
  • リビング階段
  • 洗面所、脱衣所別のレイアウト

 

2階の間取り図

タウンライフ 間取り 平面図

 

◆要望したポイント

  • ウォークインクローゼット3畳程度
  • トイレあり
  • 子ども3人想定

 

提案された間取りに対しての感想

ぼくの出した要望に対しては、ほぼほぼ満足しています。

 

文章でしか要望を伝えていなかったわりには、ぼくが気に入っていたモデルハウスに近い間取りになっていました。

というより、わりと良い線いっているのでは

 

このダイニングテーブルと勉強スペースのレイアウトからすると、いざというときにはテーブルを引き出して6人掛けにできそうな感じですね。 

 

ただ、いくつか気になったところがあります。
つまり、今後の打ち合わせで要望として足しておくべき点になるので、メモしておきます。

 

シューズクロークの配置

このシューズクローク、どうやって使うんだろ?と思いませんか。
ここで靴を脱いだとしたら、ホールまで土足エリアを通らないといけないですし。

 

ただ、玄関に別に下駄箱があるので、シューズクロークはあくまでベビーカーなどの荷物置きスペースと割り切った感じかもしれませんね。

1階に回遊動線がない

洗面所と脱衣所を分ける点は反映していただきました。
ただその結果、洗面所⇒脱衣所⇒お風呂という行き止まりの動線になってしまうのは惜しいところ。

 

洗面所を広くして階段前とつながるようにすればいいのかな、という気もします。
やはり、脱衣所に洗濯機を置くと脱衣所エリアを広くとらざるを得ないのかな。

 

玄関からキッチンまで少し遠い

玄関から買い物したものをもってキッチンまで行くのが少し遠いかも。
とはいえ、現在のアパート生活と比べても大差ないので、少し贅沢な内容かもしれませんが。

 

 2階のレイアウトが平凡

とくに2階のレイアウトについて要望を出していなかったので当然かとは思いますが、2階はただ部屋を用意しましたという感じがして、あまり魅かれる部分がないです。

 

たとえば、各子供部屋は小さくして、階段をのぼったところにファミリースペースのような寛げる空間があるのも憧れますね。

 

子供部屋に収納がない(?) 

将来間仕切るから、あくまで最初は自由な空間となるように収納すら設けていないんでしょうかね。

 

気になる資金計画書の内容

さて、気になる金銭面ですが、わが家は家を建てる具体的な金額について提示されるのは初めてになります。

 

  • 土地代:1,000万円
  • 建築費:1,900万円
  • 諸費用:500万円

 

総額は3,400万円という結果でした。

 

ローコストメーカーというわりには意外に高いなぁ・・・

というのが正直な感想です。 

 

月々の支払額は、だいたい10万円くらいでした。

 

正直なところ、ローコストメーカーでこんなものなのかという気持ちが勝ってしまって、なかなか次の一歩を踏み出せずにいます。

 

まとめ

ということで、タウンライフ間取り作成は、無料で間取りの提案が来ました!!

オリジナルの間取りをもらうことで、今後の参考となりますし、なにより初心者にとっては資金計画書でだいたいの金銭感覚を感じられるのでメリットはアリですね。

 

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 【公式】タウンライフ家づくりで間取り作成 

 

ただし、当然と言えば当然なのですが、顔を合わせて打ち合わせをしているわけではないですので設計者はこちらの要望を正確には理解してくれません。

 

この空間でどんな風に過ごしたいのか?だったらこんな提案もありますよ、というさらなる提案を期待するのであれば、やはりメーカーを決めて直接打ち合わせを行っていく必要があります。

しかし、面倒な営業を受けることなく自分の要望する間取りをつくってもらえましたのでぼくとしては成功です。

 

さて、今後どうするかということなのですが。
正直今の時点でこのまま家づくりを進めるだけの気持ちがのっていません。

 

理想の空間と、予算という現実的な問題のはざまで揺れ動いております。

 

今回の間取り案も、自分の要望は確かにある程度反映されているのです。
それでもこれだけ悩むのですからね。

 

やっぱり家づくりって、高いお金を出すだけの魅力あふれる空間にしたいですもんね。

まだまだぼくの間取りの方向性は変化がありそうだな、と感じています。

 

 

 

【レビュー】タウンライフ家づくりで間取り作成を依頼してみた

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マイホーム系のブログを見ていると、よく紹介されるのが「タウンライフ家づくり」というサイト。
なんでこんなに紹介されているのだろう、本当に良いのでしょうか?

 

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 【公式】タウンライフ家づくりで間取り作成 

 

正直、ブログのレビューを見てみるとちょっとうさん臭さも感じて不安でした。

 

  • 本当に間取りを考えてもらえるの?
  • しつこい電話営業とか来たらイヤ
  • そもそも個人情報漏れないよね?


しかし、使わないことにはメリットもデメリットも分からないですよね。
ということで人身御供になったつもりで実際に使ってみましたので忖度のないレビューを書いてみたいと思います。

 

結論から言うと、次のとおり。

  • 間取りはすぐにはもらえない
  • 地元の複数メーカーの情報を一度に見れるのは便利
  • しつこい電話営業は無い

 

この記事では使い方のコツも含めて詳しく解説していきます。

 

 

 

「タウンライフ家づくり」とは

 タウンライフ家づくりとは、複数のメーカーに一括で間取りプラン、資金計画、土地探しの依頼を掛けられるサイトです。 

 

 

カタログの一括請求は雑誌やSUUMOなどいろいろありますが、なかなか間取り請求の一括比較サイトは無いので、貴重だと思います。

タウンライフ家づくりの口コミ

こちらを使うにあたり、口コミが気になったので調べてみました。

〇:良い口コミ

 タウンライフ利用しました。地方だった為、4社くらいしか出て来ず全てにお願いしました。うち1社は連絡無しです。2社は大手ハウスメーカーでメールと資料が来て、その後メールがたくさん来ます。あと1社は地元の工務店で、そこは最初に記入した希望を元に、簡単な間取りと見積もりが届きました。

私はタウンライフ家作りからコンタクトをとってきた工務店と契約し、まもなく竣工です。利用して良かったです。
ポイントは備考欄に山ほど要望を書いたことです。
それでもやれる、と思ったハウスメーカー、工務店しかアポを取ってこなかったのでふるいにかけられた感じですね。

✖:悪い口コミ

タウンライフ使ったら、ひどい目にあった。
いきなり、自宅訪問されました。
オンラインだけで、間取りなんか届くわけがない。
そもそも、見積もりすら届かない。
カタログっぽいものだけ届いた。
間取り作成って言いながら、間取りなんて出てこない。。。
それなら、カタログ請求サービスでしょ。
ホームページにオンラインで間取り作成って書いているけど、まったく虚偽です。
アフィリエイトの宣伝だらけで、かなり大嘘です。
突然、自宅訪問されて営業も覚悟の上でしょうもないカタログ欲しいなら、ご利用ください。

タウンライフ家づくりで資料請求した者です。
8社請求して、間取りや資金計画、土地情報が届いた会社は0社。
届いたのは会社のカタログと、いつ来てくれますかーというしつこい連絡のみ。
これならゆっくりと8社の展示場をまわれば良かった…
同時に8社の相手をするのは疲れます。

タウンライフ家づくりの責任者‼︎
私の個人情報を返して‼︎と怒りしかありません。

 △:中立的な口コミ

 ハウスメーカーからの営業メールや電話でびびってしまう人にはお薦めしない。
確かに、タウンライフのHPではあたかも、必要事項を記入すれば自動的に間取りが送られてくるみたいに書いてあり、その点についてはこちらを騙す意図がありありと感じられるが、ならばこちらも気兼ねなく、ハウスメーカーに気を持たせつつ「間取りを送ってくれば契約を検討する」とでも言ってプランをせしめるだけせしめた後「他社で話を進めることになった」と切って捨ててしまえばよい。
個人情報を抜かれるのは必要経費として甘受するしかない。
どこの誰ともわからない人物の間取りを考えるほど、ハウスメーカーはお人好しではない。

出典:e戸建てさんの掲示板より

 

正直、ブログ以外の口コミはあんまり良くないです。
というか、悪い口コミの内容がかなり気になる。笑 

 

ただ、きちんとした会社なので仮に本当に個人情報が洩れた場合には法的措置も考えればいいのでは。
あ、ちなみに実際に申し込む際に個人情報の取り扱いについての記載があります。

3. 個人情報の利用目的
(1)ユーザーからのお問合せに対する回答
(2)当サイトにおけるユーザーへの個人認証
(3)当サイトの変更情報や当サイトからの定期情報の提供・メールマガジンの送付
(4)ユーザーのお申込みに基づいた情報提供元会社への開示
 (当社サイト・会社管理画面及び通知メールで開示します。また、当サービス利用後、情報提供元会社または情報提供元会社から委託を受けた会社から連絡(ご案内、電子メール等)がなされる場合があります。連絡の停止をご希望の場合、ユーザーは自己の責任で情報提供元会社に対しお申出いただきます。)
(5)統計分析、属性分析等を行いホームページ等の改善を行うため
 (ただし、この分析で使用するデータには個人を特定できる情報はありません)
(6)生命保険契約の提案のため株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングへの情報開示

 

(4)については、各建築メーカーへの情報提供だと思われますので、問題ありません。 

最後の(6)保険会社への提供が引っ掛かりますね。どういう関係かは不明ですが。
「個人情報が~」と口コミで述べているのは、おそらくこの会社からの営業では。

これ以外の会社から来ていれば、洩れていると言っていいでしょうが、自分は今のところ大丈夫です。

仮に保険の営業が来たら、「必要ありません(ガチャッ)」でいいでしょう。
あるいは、「この電話番号をどこで入手しましたか?」と面倒くさい奴になりましょう。

 

 

口コミを踏まえた依頼の仕方のコツ

さて、以上の口コミを踏まえて、タウンライフ家づくりで間取り作成を依頼するための戦略を練りました。

要望は詳細に書く 

目的は3つあります。

  1. 自分の理想に近い間取りを実現するため
  2. 条件を限定することにより各メーカーの設計力を比較するため
  3. 真剣であることを伝えるため

 

これは、メーカー側の立場で考えてみると分かると思います。
施主がどんな希望があるのかが分からないとメーカーとしても提案のしようがないですよね。希望が分からないので結局カタログ送付だけにとどまってしまう、可能性があると思います。

 

むしろ、予算と家族構成だけ伝えてピンポイントの間取りを出してきたら、「神ですか」となるでしょう。 

 

ぼくの場合は先日の家づくりノートで記載した内容を箇条書きで要望欄に書き込みました。 

www.mame-ta.com

 

まあ、総数で言うと20個以上もの要望をちりばめましたよ・・・。
これでどんな回答が来るか、ですね。

 

あとは保険としてこんな文章を書いておくといいかもです。

「もし間取り作成が難しい場合は、要望に近い既存のモデルプラン、あるいは過去の実際の施工例を教えていただければ幸いです」

ぼくは書き忘れましたが。(おいっ)

 

電話営業は断ると伝えておく

これは口コミを読んでて思ったことです。
電話営業されるのが嫌なので、要望欄にしっかり書き込みました。

例えばこんな感じですね。

「ふだんは仕事のため電話営業には対応できませんのでご了承ください」

 

これを書いておけば、たとえ電話営業が来ても、「最初に要望していた通り今後はメールのみにしてもらえますか?」と言い出しやすいです。

 

建築会社側も仕事なので日中に連絡取りたいとは思いますが、だいたい家づくりってそんなに急ぎの要件は無いので個人的にはメールで十分だと思います。 

あとは、言った言わないになった時の保険のためにも、文章で残っているのが何かと良いと思いますよ。

 

建築メーカーをしっかりと選別する

口コミでもメーカーの対応に対して良くないコメントもありました。
ただ、そもそも依頼する時点でメーカーは選別すればいいと思います。

左の☑で選択できます。

 

タウンライフ家づくりは全国600社の注文住宅会社の中からとうたってはいますが、地域と予算を設定するとだいたい10社くらいに絞られます。

全国展開の大手メーカーと、地元の工務店ですね。

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そこで、各メーカーの「詳細」を確認します。
そうすると、建設事例やお客様の声というページを確認できます。
また、各メーカーの公式ページにもリンクで飛べますので、そこも確認しています。

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ぼくの場合はこの時点で、自分の希望の方向性と違うメーカーや、内容に記載が少ないメーカーは外しました。

 

たとえば、
輸入住宅には興味がないため対象外。
事例になにも記載がないため、つき合った場合も対応が悪そうだな、と思い除外。
といった感じです。

 

 

ちょっと面倒くさいですが、そもそも自分にとって依頼する価値のない会社ってあると思います。

 

ぼくの場合は4件のメーカーに依頼を出しました。

 

 

タウンライフに申し込んだ結果

 

今回、合計4社に間取り作成依頼を行いました。

1週間経過後、その結果をまとめてみました。

 

  • 間取りが来た会社:0/4 ⇒1/4
  • メール連絡があった会社:2/4
  • 資料を送付してきた会社:3/4
  • 電話営業の数:0件
  • 訪問営業の数:0件
  • なぜか郵便受けに来るようになった他社のチラシ:+2
    (これはタウンライフ関係ないかもですが)

 

 

え、これってタウンライフ運営会社に文句言ってもいいの?というレベルかも。笑

 

ただ、ひとつだけあった良いことは、地元で信頼できそうな工務店が見つかりました
メールの対応、ホームページの内容、施工事例、コンセプト、どれも良い感じでした。
今後の候補先としてランクインです。

 

 

まとめ

以上より、タウンライフ間取り一括依頼サービスを利用してみたぼくの個人的な見解をまとめると次のような感じです。

  • 間取りは来ないので期待しないこと ⇒間取り来ました!
    ※正直、あれだけ詳しく書いたのにな~とちょっと失望。
  • 地元の工務店を探せるメリットはアリ
  • 電話営業、訪問営業は無いようにできる
    ※要望欄に書いておいたので狙い通り

 

 

 タウンライフ家づくりで間取り作成を依頼してみる 

 

 なお、地元の工務店を探すならほかの手段もあるとは思います。
例えば、書店で売っている住宅雑誌(ローカルなやつ)の資料請求はがきなどですね。
あるいは、住宅相談窓口のようなものがエリアにあるかも。

 

いずれにしても、住宅という高い買い物で後悔しないためには情報収集が大事ですね。

 

 

もっとお手軽に住宅メーカーの情報を一括で手に入れるには、ハウスメーカーで実際に建てた方の生の声が載っているこちらの雑誌がおススメです。

 

 

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家づくりノート①:生活スタイルをイメージしてみる

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第1回家づくりノートです。
現時点のわが家のテーマは「コンパクトだけど住みやすい家」

 

ちょっと間が開いてしまい、反省。
じつはぼくの気持ちの中で、「やっぱりずっと賃貸でいいのではないか」という考えと「そうは言ってもマイホームが欲しい」という気持ちでブレブレになっていました。
いずれ売却(=不動産投資)できる物件を建てるというのもアリ?なんかもう分からなくなってきています。笑

 

さて、今回は家づくりノート1回目として普段自分たちがどのような生活スタイルかということを考えてみました。

 

流れとしては、帰宅⇒着替え⇒食事⇒団らん⇒お風呂⇒就寝⇒起床⇒出社ですね。
ひとつずつ詳細をイメージしてみます。

 

 

1.帰宅時

手を洗う

ぼくは帰宅時にまず、洗面所に手を洗いにいきます。
衛生面からも将来子どもにもそうして欲しいですね。

POINT

玄関の近くに洗面台が欲しい

これは、「洗面所」じゃなくて「洗面台」だけあればいいんですよ。

カバンを置く、コートを掛ける 

つづいて、会社の通勤用カバンを置いて、冬ならばコートを脱ぎますね。
現在は賃貸アパートに住んでいますが、恥ずかしながらリビングにそのままカバンを置いています。笑

なので、玄関近くに供用の収納スペースがあれば便利かな、なんて考えています。
とくに家に仕事を持ち帰らないので、通勤用カバンの中身は無いようなもんです。
なので自宅では開くことはほぼないので、玄関クロークに置きっぱなしでも問題ないかと。

POINT

玄関の近くに共用のクロークが欲しい

買い物の帰りはキッチンへ直行

わが家は買い物は夫婦で行くことが多いのですが、買い物袋をもってキッチンへ直行しています。
とはいっても、現在の賃貸アパートでは、リビングの扉を開けるとまずキッチンがあるので必然的にそうなるのですが。

マイホームをイメージした時に玄関からキッチン(あるいはパントリー)が遠いとなんか大変そうですよね。

POINT

玄関からキッチン(パントリー)までの動線はコンパクトに

スノボやベビーカーなどを玄関に置く

わが家はスノボや登山が趣味です。
また、子どもができたら外出時にはベビーカーを使いますよね。
そんな時に玄関にそれらが見えると雑多な感じがして嫌です。

なので、玄関には来客に見えない土間スペースが希望です。
ここに登山用品や災害時持ち出し用のバッグなども置けますね。

POINT

玄関に土間スペースを設けたい

先ほどの共用クロークはこの土間内に設けてもいいかもしれません。また、土間とリビングがつながるようなレイアウトも魅力的です。

 

2.着替え

つづいて、着替えです。

着替える場所

現在はクローゼットが寝室にしかないため、寝室(=各自の部屋)に行って着替えているわけですが、ここはまだどうするのが最適化はイメージできていません。
たとえば、1階にファミリークロークのようなものがあれば楽ですよね。

POINT

着替えは各自の部屋またはファミリークローク現時点ではどちらも選択肢

2階の部屋に行く

帰宅後に2階の各自の部屋に行く際は、リビングを一度通ることにより、家族と顔を合わせる機会があるようにしたいです。

POINT

リビング階段とする

服装チェック

ぼくは全然ファッションセンスは無いほうなんですが、それでも外出時の着替えには全身姿見を寝室において確認しています。

ただ、姿見ってそれなりにスペースをとりますよね。
なので、クローゼットの扉を開けると鏡張り、またはクロゼットの前面が鏡張りだと便利かなと思います。

POINT

クローゼットには全身姿見を造りつたい

3.食事

つづいて、食事のためダイニングに行きます。 

ダイニングの使用人数

ぼくの希望としては子ども3人!笑
また、それにプラスして友人たちや親せきを自宅に読んで食事をする機会も取りたいと思っています。
なので、最低6人掛けくらいのテーブルが欲しいところ。
あとはカウンターテーブルなどを利用すれば大人数で過ごせるのではと思います。
(いやもう、全体テーマの「コンパクトな家」から完全に脱却していますね)

POINT

ダイニングは6人掛けのテーブルを置きたい

ダイニングのレイアウト

キッチンとダイニングの位置関係ですが、第1希望はアイランドキッチンです。
やっぱり見た目がかっこいいので。
ただし、現実的には予算もあるので「カウンターキッチン+ダイニングテーブルを横置きのレイアウトでアイランドっぽく」になるのかもしれません。

とはいえ、要望としてメーカーに伝えてみるのは良いでしょう。

POINT

アイランドキッチンを第1希望として予算を確認してみる

なお、料理をしながらリビングを見渡せられるのが嫁の希望のようです。
まあダイニングとキッチンのレイアウトは最近の定番のものでよさそうです。

POINT

キッチンからリビングを見渡せるレイアウトとする

ただ逆に、リビングからキッチンが見えすぎると寛げないような気もします。
(贅沢言っていますかね)

POINT

リビングからキッチンは適度なゾーニングを希望

さらに夏は庭でBBQや、テラスでお茶をするようなことも考えています。
なので、ダイニングからテラスがひと続きになるような空間にしたいと思っています。
ただ、現時点での雑誌やモデルハウスでもまだ良い感じの実例が見つかっていません。

POINT

ダイニングからテラスがひと続きになるようにしたい

キッチン設備の要望

あと2点、モデルハウス見学をした中で嫁から要望が出いています。

わが家ではキッチンで2人で作業することもあります。たまに。
そのための作業スペースとして、現在はシンクの反対側に置いているレンジ台などを使っています。
ここに作り付けのカウンターが絶対に欲しいとのこと。そしてぼくとしてはそのカウンタ上部に明り取りのFIX窓があるとなお良しです。
また、モデルハウスではキッチンの上の方に収納スペースがありましたけど、嫁だと高さ的に有効活用できなさそう。

POINT

キッチンのシンク反対側に作業用カウンターを(幅1.5mくらい?)

POINT

キッチンの上部収納は嫁の手が届く範囲で

 

4.団らん

つづいて、リビングスペースに行きます。
リビングで何をしてくつろぐことが多いか考えてみます。

テレビを見る 

わが家では休日に家にいるときはだいたい映画を見て過ごします。
まあ、現在の賃貸アパートではリビングとダイニングは兼用なので、床に座ってテレビを見ています。

なので、リビング=テレビを見る空間ということでも差しさわりないかと。
ダイニングが別になれば、リビングのスペースはコンパクトでもわが家の場合良いかもしれません。
テレビ以外の時はリビングに近いダイニングテーブルで過ごすというのもアリです。

POINT

リビングはテレビを主役にしてコンパクトにしてみる

だらだらくつろぐ

とはいえ、家族で過ごすリビングには開放感がほしいところです。
開放感を出す工夫としては高さ方向か横方向ですが、個人的には吹き抜けは別に要らない。眺望が綺麗なほうが好きです。もっともマイホームの立地によりますがね。

POINT

リビングからつながる大きな吐き出し窓で開放感を出す

本を読む

ぼくは本を読むのも好きなので、ソファに座って本を読める空間が欲しいです。
これはリビングでなくてもいいのかな、とは思いますが、子どもも一緒にいるリビングにいたほうが何かと都合が良いですよね。
ただし、本棚は雑多になるのであまりリビングには置きたくないです。
本棚はファミリークローゼットまたは2階ロビーのようなところに置くのがよさそうです。

POINT

リビングにはソファを置いて本を読みたい

POINT

リビングにはものをなくしてシンプルな空間にしたい

パソコンをする

いちばんよくやることを忘れていました。笑
平日はご飯を食べ終わったら株価のチェックやネットサーフィンなど、パソコンを触ることが多いです。
そして現在はこれもリビング兼ダイニングテーブルでやっています・・・。

マイホームをもったら、さすがにリビングでパソコンを使うのはイメージしづらい。

先日のモデルハウスに、ダイニング横に外向きのカウンタースペースがあり、良いなぁと思っていましたのでぜひ採用したいと思います。

POINT

ダイニング横にパソコン用カウンターを設置し、作業しながらリビングが見渡せるようにする

5.お風呂

つづいて、お風呂まわりです。
まずはお風呂のレイアウト的な要望から。

お風呂に入る人専用のスペース(=脱衣所)がある

「洗面脱衣所」ではなくて、「洗面所」と「脱衣所」ですね。
イメージとしては、洗面所は来客も使えて、脱衣所はお風呂を利用する人専用ゾーンです。

そうすることのメリットとして、誰かがお風呂に入っている時に洗面所を使えない、ということがなくなります。

POINT

脱衣所と洗面所は分ける

具体的な使い方としては、お風呂に入るときに服を全部脱いで洗濯にまわしますよね。なので、洗濯機は脱衣所スペースに置く。さらにリネン類を収納できる空間を脱衣所に設けると便利だと思います。
ぼく個人としては下着類も脱衣所に置いてしまっていいですが、お風呂も家族以外に使わせる可能性があるので、さすがに女性陣は嫌でしょうね。

POINT

洗濯機は脱衣所に置く

POINT

脱衣所にリネン類の収納スペースを設ける

お風呂の機能

つづいて機能的な面ですが、今のところ大きな要望はありません。
強いて言うならば、現在の賃貸アパートは、お風呂容器の保温性が悪いような気がしています。しかも、追い炊きをしても狙った温度まで温まっていない気もします。
家族がお風呂に入る時間はばらばらだと思うので、都度追い炊きをするにも光熱費が気になりますよね。

POINT

お風呂は保温性が良いものを使って光熱費削減する

お風呂に入ってのんびりくつろぐ

お風呂と脱衣所のスペースを海外風のガラス張りなどにすれば、お風呂が狭くても開放感が出るような気がします。これも脱衣所と洗面所が別々だからこそできるアイデアです。または、賃貸だと通常はお風呂は曇りガラスや窓無しだと思いますが、お風呂から少し外が見えるような感じにしてもいいかもしれません。

ただ、掃除って面倒くさくなるのですかね。

POINT

お風呂にも開放感を持たせる工夫をする

 

6.洗面所

つづいて、洗面所についてイメージしておきたいと思います。

歯を磨く

歯磨き用品などは通常の洗面台のようなイメージで収納できれば十分です。
ただし、洗面台自体は来客が使うことを想定してちょっと高級感あればなお良しです。

POINT

洗面台の収納量はあまりいらない

POINT

洗面台はちょっと高級感もたせたい

化粧をする

じつはぼくはこの化粧は「脱衣所」の方でやってもらえばいいのではと考えています。
お風呂と化粧のタイミングが重なるときってそんなにないと思いますしね。
そのため、脱衣所にもシンクと鏡、スツールなどがあると便利でしょうね。

POINT

ドレッサーは脱衣所側にする

 7.寝室

つづいて寝室です。

寝る直前に寝室へいく

現在寝室はベッドしか置いていないため、なにかを寝室で行うということがありません。マイホームでも基本的には 寝るためだけのスペースと割り切ってしまえば、6畳くらいでも十分だと思います。
モデルハウスを見た感じだと、少しダークな感じのインテリアが落ち着きます。
さらに照明も天井には不要で、壁際などに間接照明などを設ける感じが好きです。
一般的には寝室からクローゼットにつながるのが普通ですが、個人的にはフロアから直でクローゼットでも問題ない気もします。ただ、扉を姿見にするなら、やはり寝室から出入りのほうがよさそうかもしれません。
なお、わが家はウォークインクローゼット3畳以上が希望になります。

POINT

寝室は寝るためのスペースと割り切り、落ち着く空間にする

 

 8.起床

顔を洗う

起床後の流れとしては、すぐに顔を洗いたいという思いがあります。
そういう意味では寝室の近くに洗面所があると便利。ただし、ふつうは寝室は2階で、洗面所は1階なのでどうしたものかと思案中です。
2階にまた洗面台置きますかね・・・。

POINT

寝室と洗面所は近くに配置する

 

 

以上、わが家の現状の生活スタイルから考えた家づくりのポイントでした。
画像はおいおい良いのをみつけてイメージを共有できるようにしていきたいと思います。

 

 

 

【住宅メーカー検討】パナソニックホームズの特徴


住宅メーカーであるパナソニックホームズの説明会に参加してきました。
ちょっと聞きたかったこととは違う部分もあったんですが、勉強になりました。

 

 

 

パナソニックホームズの特徴3つ

強度

このメーカーの構造は「軽量鉄骨造」です。

今回は、「耐震性」という点での構造の違いについて説明を受けました。
内容としては次のような点です。

・耐震等級は1~3まである。
 耐震等級1は、震度7の地震に対して(1度)倒壊せずに耐えられるという基準です。
 耐震等級2は、1の1.25倍。
 耐震等級3は、1の1.5倍になります。

・倒壊はしなくても、全壊、半壊はする可能性があるので、住み続けることはできない。

・熊本地震では余震の2日後に本震が来て、どちらも震度7レベル。
 1回目では倒壊は免れても、2回目でアウトになった家がある。

・耐震等級3以上は分類していない。(どれだけ強くても3)
 理由としては、木造住宅は3以上が構造的に無理だから(?)

 

まあ、ぼんやりなんですがこんな感じです。
説明だけ聞いていると、「鉄骨住宅いいじゃん!」て感じちゃいますよね。

だって、せっかくローン組んで建てて、地震で残らないなんて嫌ですし・・・

さらに、パナソニックホームズの鉄骨は通常のブレース式ではなく、専用設計のアタックダンパー式のため強いとのこと。

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(公式HPhttps://homes.panasonic.com/common/feature/technology/taishin_hs.htmlより)

 

 

気になったこと。

耐震耐震というが、 最近は「制震」や「免震」といったことばも耳にする。
そうした方法をとれば、木造住宅でも問題ないんでないの?
というシロウト考えが・・・。

 

ちなみに、映像を見せてもらって、直下率(柱が1階と2階で一致しているか)が悪い住宅は地震でねじれるように倒壊する場面がありました。

熊元地震であらためて着目されたらしいですが。

個人的には、住宅設計のプロがいまさらそんなことをいう?という感じですね。
「お客さんの要望を取り入れつつ、構造的に必要な部分は譲らないようにするのが普通なんじゃないのか?」と思っていたので、少し設計業界に不安の気持ちが生じました。

 

最近は構造のシミュレーション解析も発達しているのだから、事前に検証できるんじゃないのかなあ、と思いますが。

 

空気

 住宅の快適さを考えるときの空気の要素は大きく3つ。

  1. 高気密
  2. 高断熱
  3. 換気

気密はあまり高すぎるのは良くないとのこと。高気密をうたい文句にした工務店さんがありますよね。パナソニックホームズもやろうと思えばそれくらいできる、と言っていました。(ホントかな?)

そうした工務店は気密性が高すぎるゆえに石油ファンヒーターなどは一酸化炭素中毒など防止のため使用不可のようです。

(ただ、気密性が高ければそもそもそうしたファンヒーターを使う必要もないでしょうけど)

 

断熱という点では、壁の厚みが16cmあるのが標準のようで、かなり分厚いなと感じました。ただ、中に入っている断熱材の性能的な部分には触れられていませんでした。
窓ガラスはしっかりと断熱性能を確保することが大事とのこと。ここは同意です!

 

パナソニックホームズの特徴として、床下から空気を取り入れ、天井から部屋に入れたのち、トイレ、洗面所から排気する形で循環させています。

 

※ちなみに、いまは24時間換気が法律で義務付けられているので、どこの住宅メーカーにもなんらかの換気システムがついているとのことです。

 この床下から空気を取り入れることのメリットとして、地熱により空気の温度がある程度維持されている点があります。

これは冬は暖かく、夏は冷たい床下空気を利用することで、冷暖房費の削減につながるので、個人的には気に入りました。特許取得しているので他社ではまねできないようです。

 

メンテナンス性

パナソニックホームズの特徴として、「キラテック」という外壁タイルがあります。
表面に酸化チタンを処理していて、とても親水性が高く、油汚れが水で流れ落ちるんですね。

 

つまり、雨が降ればきれいになるんです。これは実演してもらって納得。

 

もしも他社の普通の外壁だと、メンテナンスは10年単位で100万くらいとのこと。
まあ、ここは汚れを気にしなければメンテしない(=タダ)という第三の選択肢もあるだろうけど。

 

イメージとしては、通常の外壁の上に接着剤を塗って、その上にタイルを貼っている感じです。なので、一般的な住宅に対して鎧を身に着けている感じですね。

ただ、このタイル、けっこう重いです。
これを実現できるのはやはり鉄骨造だからでしょうね。

 

パナソニックホームズの考え方として、初期費用は掛かるけれど、メンテナンス費用は削減する、という形らしい。

つまり、氷山のように、最初に見えている部分だけ安く抑えて、あとからお金がかかる住宅よりは、最初にしっかりとお金を掛けて良いものをつくろう、という理念のよう。

パナソニックホームズの考え方

パナソニックホームズのここがもう少し!

個人的に、パナソニックホームズの残念なところ。 

値段が高い

やはり大手ハウスメーカー、値段もビッグです。

ただ、説明を聞いて高い理由は納得しました。
高性能に見合った価格ということですね。

問題はやはり、わが家がその金額を払えるかということ。

 

35坪くらいのモデルハウスでも、建築費が2,500万円~3,000万円くらいします。

これにプラスで土地代が加わります。

うーん、誰か土地くれないかな。笑

 

プランが少ない

「良いものを長く使う」理念のため、予算を考慮してスペックを落とした仕様というのがそもそも用意されていないんですね。

たとえば、鉄骨の構造は1種類です。「耐震等級2レベルでいいから値段を下げて」ということはできないんです。

やるとしたら、キラテックを使う面積を減らすとか?
それもちょっとダサいかも。

 

つまり、パナソニックホームズで家を建てたみなさんは凄いということですね。ハイ

 

個人的にキラテックの外観が・・・

完全に個人的な好みですが、キラテックのタイル貼りの外観というのがあんまり好きではないんです。

ぼくが好きなのはガルバリウム鋼板のようなモダンでスタイリッシュな感じの雰囲気なんです。

そうした点でキラテックはいまいち・・・。
いや、性能は認めているんですけどね。

 

まとめ

以上、パナソニックホームズの説明会を聞いた結果のぼくの見解です。

良いところ
・軽量鉄骨のため強度が高い
・空気の循環に気を使っている
・メンテナンス費用を抑える思想

悪いところ
・値段が高い
・プランが少ない(=安くする方法があまりない)
・キラテックタイルの外観の好みが分かれる

 


正直なところ予算的な問題があるので、ここを選ぶのは難しいと思います。
もちろんお金があれば、ぜひ検討したいメーカーではありますね。

 

 余談ですが、パナソニックホームズとトヨタホーム、ミサワホームは新会社「プライムライフテクノロジーズ(PLT)」として2020年1月から統合するようです。これによりどのような付加価値が生まれるのか?今後の展開に注目ですね。