こんにちは、まめ太です。
今週は1週間ほど、保有銘柄の値動きを毎日見ていました。
その中で「ん?」と思った内容がひとつ。
今年から新しく保有した楽天証券のUSA360ですが、なかなか面白い動きをしてくれます。
※ちょっとキャプチャをとっていないので言葉で説明します。
USA360の値動き
あくまで今週に限った話ですが、
- S&P500が⇧⇧ USA360⇧
- S&P500が⇩ USA360⇧
といった感じなんですね。
今週については、VOO以上のパフォーマンスとなっています。
まあ、株式オンリーのS&P500に対して、債権が6割以上含まれているUSA360ですから、それぞれの値動きによってはそうなるのも当然です。
しかし、やはりS&P500が下がるときというのは、保有している個別銘柄も下がるときが多いです。(日本株も大なり小なり地合いの影響を受けますので)
そうすると真っ赤に染まるポートフォリオの中で、USA360だけが青く光るんですね。
「なんだこれは?」と、ここで債権のリスクヘッジ効果に気づくわけです。
ちなみに、昨年の設定来の推移はこのような感じ。まだ2ヶ月です。
USA360の使い方
僕な中では今のところスパイス的な位置づけです。
逆にこれをメインにと公言している方は今のところいないのではないでしょうか。
長期的には株式のリターンが債権よりも高いということが実績となっていますし、わざわざ債権をメインにしているのはすでにある程度の資産がある方かと思います。
また、投資上級者はBNDなどの個別ETFで独自のバランスを設定されていたりしますしね。
とはいえ、ぼくは手数料約0.5%を払ってでも投資信託でいいやと思っています。
理由としては、
- (投信であるので)自動的にリバランスしてくれる
- 債券にレバレッジを効かせて資金を効率的に使えそう
といったメリットからです。
ちなみに、個別債券ETFでもTMFといったレバレッジを効かせたものはありますが、ぼくのような初心者が使うには難しいでしょう。
リスクヘッジとして
運用方針の記事でも書きましたが、債券を取り入れる目的はリスクヘッジのためです。
2018年の記事ですが、下記がとても参考になりました。
一般的には、株式が好調な場合は債券価格は低下傾向です(逆相関)
「2020年度もひきつづき株価が好調な滑り出しをしているのに、下がると分かっている債券を買う必要はあるのか」という疑問。これはぼくも感じています。
実際、USA360は昨年12月は資産総額の伸び率が低下傾向です。
これは単純に、株式100%の方が好調だったここ2019年の成績による心理かと思います。(2020年に入ってからはまた伸び始めていますね。)
しかし、記事の中には次のようなコメントが。
マイナスのリターンになるリスクがある資産を持つ必要があるのか疑問に思う投資家もいるかもしれませんが、問題はどこで景気が悪くなるかをぴったり当てることは難しい点にあります。
仮に、景気がどこかで悪くなった場合、良好な景気を織り込んでいた株式市場は大きく調整する可能性がありますが、景気見通しの悪化を受けて金利が大幅に低下すれば、債券投資からのプラスのリターンは株式投資からのマイナスのリターンの一部を相殺することが期待できます。
「どこで景気が悪くなるかをぴったり当てるのは難しい」
この言葉に尽きるのではないでしょうか。
本来であれば、この記事が書かれた債券利回りが高かった2018年ころに買うのがベストだったのだとは思います。2019年度より本格的な運用を始めたぼくにとっては、損をした気分です。
ということで思うところはいろいろあるのですが、長期的には大きく成長していくであろう株式による資産形成をメインとしつつ、局所の暴落場面では資産の極端な目減りを防ぐ、という安心感を得られる気がします。
以上、新しく買ったUSA360をさっそくネタに使わせてもらいました!笑
個別株についてはまだ紹介できるほどのネタがありません(というか、記事を書く余裕が無いというか、自分が保有してから記事にしたい、というか・・・そんな感じです)
Have a nice journey!