MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルのリアルなお金を語るブログ。株式投資、FX、結婚や育児、マイホームに関わるお金も記録。余裕があれば銘柄研究も。

未来の高配当株を探す旅

 

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今回は『未来の高配当株』というテーマで考えてみました。

 

※特定の銘柄を推奨する記事ではなく、あくまでぼく個人の考えであることを最初に書いておきます。

 

近年では、件の「2,000万円問題」などといった言葉を皮切りに世間一般もマネーリテラシー(金融知識)が上がり、個人投資家という存在に脚光が当たっています。

それとともに、セミリタイア、アーリーリタイア、FIREなどと言ったライフスタイルも注目され始めています。

まだまだ日本では一般的ではありませんが、今後は副業解禁などとともにますます広がっていく傾向だと思います。

かくいうぼくも、最近になってようやく資産形成というものに本腰を入れて取り組み始めたひとりです。

 

まず、世の中には広く様々な情報があるため、使える情報と使えない情報の取捨選択が必要です。
個人的には、すでに資産形成に向けて動き始めている方のブログを参考にするのが一番良いと感じています。ぼくもブログを参考にさせていただいている方が10人ほどいます。

 

その中で必ずと言ってよいほど登場するのは「配当による資産形成」です。

 

これは比較的再現性の高い方法と言えます。
なぜなら、利回りが読みやすいからです。たとえば、配当利回り4%の銘柄を100万円分(実際には金額指定では購入できませんが)保有すれば、減配が無かったとして毎年4万円のキャッシュを労することなく得ることができます。

 

ブロガーの諸先輩方は配当利回り5%以上のポートフォリオを作り上げているツワモノもいらっしゃいますね。

 

しかし、個人的にはこの手法のデメリットが2つあると思っています。

 

なぜ「高配当」だけではだめなのか

一般的に高配当株のデメリットは以下のとおりです。

 

  1. 高配当株は成熟企業であり、株価自体の上昇はあまり見込めない
  2. 減配や業績悪化による株価暴落リスクがある
  3. 配当に対して税金がかかるため資産効率が悪い

 

1について、高配当株として有名な銘柄としてはJTやMO、PMなどのたばこ株があります。こうした業界はたばこ嗜好者の減少を単価アップでカバーしつつ高い営業利益を誇ってきました。結果として高配当となってきました。しかし、健康への影響という観点からたばこ製品の将来は厳しい予測がされています。その点が株価にも影響されていますね。「株価が下がれば配当利回りが上がるからいいじゃないか」という声もあるかと思いますが、それはあくまで減配されなかった場合の表面上の話です。業績が悪いのに配当だけ維持することはできません。会社として何らかの手を打たないといずれ減配は必須でしょう。


2については、ポートフォリオの分散である程度対応できます。分散させておけばたとえ評価損が出ていたとしても、配当収入が大きく減少することは避けられます。もともとキャピタル差益を狙う手法ではないため、無配にならない限りはダメージは少ないと言えるかもしれません。

 

3については皆さまもはや分かったうえで投資をしていると思います。税金を払わずに効率よく資産を増やすのは自動的に再投資してくれる手数料の安い投資信託がベストです。しかし一方で配当金というのはキャッシュになるので、いずれ資産運用だけで生活していこうと思った際に活用できます。そしてなにより不労所得が増えている実感がわきますしね。

 

ここで取り上げたいのは、1の点をどう考えるのか、です。
つまり、トータルで効率よく資産を増やすには、企業自体も成長していくのが望ましいと思うわけです。

 

分かりやすくするために以下の例で考えてみます。
どちらも配当再投資はしないものとします。

 

ケース1.
高配当(4%)の株を100万円分保有し、10年間株価と利回りが変動しなかったとする。

⇒10年後の資産は、140万円です。

 

ケース2.
低配当(2%)の株を100万円分保有し、株価が年率3%上昇。配当利回りは変動なし。

⇒10年後の資産は、158万円です。

 

上記の試算では、10年後には18万円の差がでました。
 

注目したいのは、ケース2で株価が上がりつつも配当利回り2%をキープしているということは、実質的には増配しているということです。それがどういうことかというと、購入した時の価格に対する利回りは年々向上しているということです。例えばケース2の条件で配当利回り2%であれば、11年後の配当は2.7万円になりますが、これは購入価格100万円に対しては2.7%の利回りとなります。このまま進んでいくといつかは高配当銘柄の利回りを逆転するのが理解できると思います。

  

ただし、表面上の配当利回りはその時点の株価に対して考えるため常に2%であるので、こうした銘柄は高配当銘柄でスクリーニングしている限り見つけることはできません

 

こうした株価、配当ともに成長していく銘柄を見つけさえすれば資産を効率よく増やしていけるはずだ、というのがこの記事の主眼です。
※成長株投資ともいえるかもしれません。ただし、配当金ゼロ銘柄でキャピタルゲインだけを狙った投資ではなく、配当金によるキャッシュフローも目的とします。

 

未来の高配当株の条件 

 

次の条件がポイントになってくるかと思います。

  • 売上成長率が過去5年間でプラス
  • 利益成長率も過去5年間でプラス
  • 配当性向が低い(個人的目安30~50%以下)
  • 増配率が高い
  • 現時点で割安である(PER20倍以下、PBR2倍以下)

この条件でスクリーニングを掛けてみます。
とはいえ、すべてを満たす銘柄はありません。概して成長株は割高ですし、機関投資家による決算とは無関係の株価変動も多く購入時のタイミングが大事になってきます。

 

また、配当性向や増配率は自分で銘柄を調べていく必要があるので、時間もかかります。

 

 未来の高配当株候補たち

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上記条件でぼくなりには次のような銘柄が該当すると考えています。
さらに業績や業界の将来などを考えながら絞り込んでいく必要はあるかと思いますが。

※3000社以上の企業をすべて確認はできませんので、ぼくが現在保有している株をメインに紹介させていただいています。なかなか狙い通りに行くのは難しいですが、これらの銘柄は上記のような考え方に基づいて購入してみました。

 

システムリサーチ(3771)

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株価:1,775
PER:15.68
PBR:2.64
配当利回り1.7%
配当性向:23%
過去3年平均増配率:27%


主に企業を対象として情報システム開発/保守を行う会社です。トヨタ系への販売が1/3を占めているということもあり、増収増益が続いています。それでいてPERは16倍程度と成長期待に対して割安と言えるでしょう。現株価に対しての配当利回りは1.7%と低いですが、配当性向は28%程度であり余力は十分と言えます。また、株式分割などにより実質増配率が分かりにくくなっていますが、近年の増配率が非常に高くFY16→FY19でおよそ2倍に増えています。

 

日本エス・エイチ・エル(4327)

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株価:2,006
PER:13.95
PBR:2.62
配当利回り:3.6%
配当性向:49%
過去3年平均増配率:9%


新卒者向け適性テストGAB等の開発/販売をしている会社です。こちらも過去10年にわたり増収増益と素晴らしい業績内容です。成長ペースは若干鈍化しているものの、PERは13台と比較的割安。現時点で配当利回り3.6%程度と高配当ですが、増配率についてもここ3年平均増配率は9%程度と、他には劣りますが比較的高水準な点もポイントです。

 

三菱ケミカルHLDGS(4188)

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株価:820
PER:8.89
PBR:0.84
配当利回り:4.8%
配当性向:31%
過去3年平均増配率:39%

 

最近では田辺三菱製薬を54%のプレミアをつけてTOBするということで下落していますが、三菱ケミカルHLDGSも高配当かつ近年では高増配率となっているため期待が持てる銘柄です。ぼくの場合は現時点では若干含み損となっていますが長期的にさらなる増配を見込んで保有しています。

 

 
この他にも銘柄を発掘していきポートフォリオに加えていきたいと思っています。

 最後に

 

と、ここまで考えてきましたが、先日のウエストパック銀行(WBK)の減配が一時話題になったように、けっきょく個別株にリスクはつきものです。減配×株価下落のダブルパンチを受ける可能性も高まります。

 

自分の投資スタイルによって変わってくるかと思いますが、最終的には高配当ETFに積み立てていくのがベストな選択肢になるのかもしれません。

 

ぼくも少し保有していますが、高配当ETFと言えば、HDV、VYM、SPDYとなるでしょう。これらは多数の銘柄の集合ですので、キャピタルゲインを得つつ安定した配当金も受け取ることができています。
銘柄によって特徴があるのでこれをさらに分散させてもいいかもしれません。

 

ぼくの場合は個別株の山の中から宝株を探すのが半分趣味みたいなものでやっていますが、純粋に堅実な資産形成だけを考えればやはりETFをメインに据え、サテライト的に成長株を購入するのが良いと思っています。

 

ただし、現時点では年齢的にリスクを大きくとれること、手元の資産がまだ少ないため資産形成のペースを上げたいことから、リターンの大きい(=リスクも大きい)個別株投資をやっていきます。

 

山あり谷ありかと思いますが、楽しい旅であることを願っています。
Have a nice journey!