本日の保有株の値動きです。
日経平均 ：26,757.40 +69.56 +0.26%
TOPIX ：1,786.83 +4.78 +0.27%
JPX日経400 ：16,147.92 +38.08 +0.24%
マザーズ総合 ：1,157.28 -13.79 -1.18%
本日は四季報発売日でしたが、市場に反応は見られたのでしょうかね。
マザーズのみ下げでしたが、IPOへ関心が移っているのか、はたまたサンバイオショックか・・・。
保有株の値動き
楽天証券
保有資産額8,583,000円（前日比-32,000円）
保有銘柄はほぼ全面下げでした。
最近はIPO集中で資金が抜けているのか分かりませんが、一進一退のジリ下げです。
四季報内容
本日発売の保有銘柄の四季報内容を見てみます。
ケアネット
【増益続く】医薬営業支援は新型コロナで製薬会社の営業のオンライン化が想定以上に追い風。人件費増こなし増益幅拡大。21年12月期も医師会員数の増加続き、製薬会社の需要は高水準。医療コンテンツの動画配信、転職支援も膨らみ、連続営業増益。
【データ】東京海上ＨＤと資本業務提携。リスクデータ活用し新サービス開発へ。メディカル・データ・ビジョンとも業務提携。
太陽化学
【連続増配】改良剤は化粧品向け不振響く。ただ水溶性食物繊維、ミネラルなど機能性素材が健康志向で伸長。農産品も原燃料価格軟化恩恵で採算改善。営業経費減効き営業益横ばい圏。連続最高純益。22年３月期は新製品投入の出遅れ懸念。微増止まり。
【コロナ対応】食品改質剤や添加物はコロナ自粛踏まえたヒット商材を生み出す顧客への支援迅速化。サプリメント拡販を推進。
丸順
【減益幅縮小】プレス部品は新型コロナで序盤に数量激減。が、上期途中から中国でホンダ向け回復が想定超。タイの人員削減も寄与。会社計画は保守的。営業減益幅縮小。22年３月期も中国が牽引して回復続く。
【初受注】トヨタから車体部品を国内初受注。提携先の東プレと共同受注。国内と中国でトヨタ向け拡販強化。中国でアルミ製バッテリーケースを開発、搭載車種拡大狙う。
テクノフレックス
【反 発】消防設備工事が外国人客激減でホテル・ビル向け需要減退。ロボット部品悪化。大幅減額で一転営業益続落。21年12月期は半導体装置向け真空機器拡大。消防設備工事も後半再開発需要開拓。営業益反発。
【増 設】新潟工場増設し大型配管や水道管用フレキシブル継ぎ手増強、21年６月完成。戸建ての災害用貯水タンクは住宅ハウスメーカーの標準仕様で販売軌道に乗る。
システム情報
【連続増配】システム構築・更改案件の銀行・証券向け減だが、生損保向け順調。官公庁案件上向く。クラウド化加速によるサービス拡大寄与。採算管理徹底も効く。人件費増を吸収し営業益堅調。連続最高純益。
【ＤＸ追い風】クラウドやアジャイル開発体制強化の一方、関連システム構築やコンサル・研修サービスを積極推進。即戦力の人員確保にも力点、100人超の採用継続。
朝日ネット
【営業増益】従量課金のＩＰｖ６ローミング提供が通信利用増え好伸。ＩＳＰ光コラボや遠隔授業支援マナバも拡大。回線仕入れ原価増こなす。有証売却特益。22年３月期もＩＰｖ６ローミングの成長が牽引。
【品質強化】通信のビジネス利用増受けＩＰｖ６帯域拡大など設備増強注力、安定性など品質高め競争力強化。マナバは遠隔授業のやり方セミナー開催し新規開拓推進。
カナミックN
【続 伸】クラウドサービス導入事業所は期初２万8953（15％増）でスタート。ＩＴ導入補助金、介護保険法改正による介護ＤＸ化が追い風。クラウド、プラットフォームともに堅調。営業益続伸。連続増配。
【支 援】組織コンサルの識学社と提携。顧客紹介やセミナー共催で上場や成長を目指す介護事業者を支援。職場環境整備や社員健康増進を評価され各種認定受ける。
三菱ケミカルH
【最終赤字】汎用石化やＭＭＡは前半市況低迷で下落。自動車向け機能材も苦戦。医薬研究開発遅れの減損や米ＭＭＡ工場閉鎖費用重く営業減益幅拡大。最終赤字に。22年３月期は減損縮小や車用回復で急反発。
【新体制】21年４月ベルギー出身のギルソン氏に社長交代へ。新体制で構造改革加速図る。ＬＩＢ用電解液事業を宇部興産と20年10月新設合弁会社に統合し競争力強化。
インフォコム
【急 伸】医療向けＩＴは放射線部門軸に堅調。巣ごもり需要で急伸するコミックは高粗利の独自コンテンツでヒット連発。営業増益に弾み。配当性向30％メド。22年３月期もコミック続伸。最高純益連続更新。
【韓 国】輸出だけでなく韓国コミックの輸入も狙う。東南アジア各国で病院向けＩＴシステムの販売体制を整備。Ｍ＆Ａも複数案件検討。アジアを中長期の成長柱に。
構造計画研究所
【反 落】９月末受注残76億円（１％増）と高原。住宅・建設向けＳＩ好調、ＢＩＭサービス収穫期。構造計算も風力発電などへ広がる。クラウドメール黒字定着。が、コロナ再燃受け下期受注に不透明感。消費増税前特需の反動減あり利益反落。特配剥落。
【深 耕】クラウドメールがＥＣ企業からテレワーク追い風に一般企業に拡大。スマートロックも自治体実証試験進み普及へ。
ｓａｎｔｅｃ
【好 伸】国内半導体関連向けＯＣＴシステム低調。ただ、中国向け中心に好採算の波長可変光源や光学特性検査装置需要が旺盛。内外に広域販売網持つ代理店委託の白内障検査装置も順調。営業益好伸。22年３月期は５Ｇ関連需要が主力製品に追い風。
【開発力】カンパニー制導入、責任と権限持たせて意思決定迅速化し新製品開発力を向上。手薄だったＷｅｂ販促動画に注力。
アバールデータ
【好反発】受託製品は主力の半導体製造装置用制御機器が拡大続く。収益源の自社開発品は一服感も超高速通信機器が検査装置向け順調。採算向上で利益好転。22年３月期は半導体製造装置向け一段と拡大。自社製品も新製品効果で持ち直す。増益歩調。
【新製品攻勢】非可視光（近赤外線）まで捉えた高感度近赤外線カメラを検査向けに本格投入。下期も自社開発製品の発売計画。
ベルトラ
【赤 字】現地体験ツアー予約は海外旅行が蒸発、国内開拓も寄与小さい。大幅赤字。減損など特損。21年12月期の海外旅行回復は後半以降。国内軸に積み上げる。広告費や人件費減などコスト削減で赤字幅縮小。
【ＧｏＴｏ】日帰り商品の拡大で需要獲得図る。子会社の企業間取引システムは鉄道会社など提携先開拓急ぐ。英語サイトや中華圏事業から撤退。継続前提に疑義注記。
ジーエルサイエンス
【やや減額】半導体向け石英部材が目いっぱいのフル操業。充填カラムも下期インドに明るさ。ただ大口案件の積み増し微妙。前号比やや減額。営業外に補助金収入。22年３月期も石英部材なお勢い、カラム復調へ。
【石英部材】21年７月に中国１期増設、山形新工場構想も。充填カラム年20万本（現12万本）目指す。下期にＰＣＲ検査前処理装置を一部計上。が、寄与限定的。新中計策定中。
３ＤＭ
【赤字高水準】欧州向け止血材は伸長。が、承認取得の国内止血材は提携先から契約解除通知受ける。マイルストーン獲得ない前提で営業赤字高水準。営業外に為替差益。
【原価低減】止血材の滅菌方法見直し、来期中にも同製品原価は約６割低減へ。20年９月に米国で耳鼻咽喉科向け癒着防止兼止血材の直販開始。国内止血材不透明だが来期は改善方向。継続前提に疑義注記。
ＮＳＷ
【一 服】ＳＩは前期赤字開発に伴う機会損失あり苦戦。が、半導体設計が絶好調。組み込み開発も車載伸び５Ｇ始動。ＩｏＴ・ＡＩはコロナ中断脱し年商40億円（43％増）視野。前号比減益幅やや縮小。損害賠償特損。22年３月期も半導体設計牽引し反発。
【Ａ Ｉ】画像解析による食品工場のマスク・発熱検知、データセンターの遠隔運用などコロナ対策で案件復活。自動運転も深耕。
ciメディカル
【着実増】新型コロナで主力の歯科以外でも感染対策のグローブや手指消毒剤など想定超。物流高稼働も効く。21年12月期は衛生品の伸びは一服だが、医科、動物病院など顧客層の拡大が奏功。営業増益続く。
【韓国合弁】70％出資し韓国ムンギョウ社等と合弁設立、現地での歯科材料通販事業始動。新潟の電力小売り事業社を子会社化（60％出資）、顧客サービスエリア拡充。
全体的に良いものが多いですが、今号は全銘柄通して上方修正が多い気がします。
さて、これに対し本日の株価推移は下記のとおり。
とくに記載内容とは連動していませんね。
今週末にじっくり四季報を読み込んでも間に合いそうです。
というか、来年の夏に買う監視銘柄を探すくらいの感覚でも良いかもしれません。
ではでは。
※この記事はぼくの主観で書いています。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
