本日の保有株の値動きです。
日経平均 :28,015.02 -55.49 -0.20%
TOPIX :1,953.55 -0.53 -0.03%
JPX日経400 :17,587.53 +1.12 +0.01%
マザーズ総合 :1,076.32 -12.40 -1.14%
本日は寄りは少し上昇からのジリ下げ。
しかしそれ以上に本日のある開示が衝撃過ぎて言葉になりません。
まあ、タイトル通りですけど。
保有株の値動き
楽天証券
保有資産額:9,660,000円(前日比-81,000円)
信用建玉評価損益:-163,000円(前日比 -4,000円)
(昨日)
↓
(本日)
本日はケアネットの2Q決算でした・・・。
業績は好調で、このままいくと通期も上方修正ではと思いつつも通期上方修正無し。
2Q単体も1Qより落ち込んだのが気になります。
さらにはワラントの発行で9.6%の希薄化ということもあり、株価はPTSで大暴落。
どこまで下がるか分かりません。
信用建含めて4単元掴んでしまっていますので、これはトータルで100万近く喰らうのでは・・・。
以前保有していた3DMがMSワラントだったことを考えると、下限行使価額の設定のあるケアネットはまだましな方か・・・。
しかし、サンバイオショックから2年半、まさかケアネットショックまで喰らうとは。
こんなに”ツイてる”人もいるのでしょうか。(といより憑りつかれている)
これは過去最高のブログネタになる気が・・・。
今後の勉強のために状況をメモしておきます。
■2Q決算
2Q累計では前期比大幅増益。しかし、2Q単体利益では医薬DX、メディカルプラットフォームともに1Qより低下。
5月に発表した中間予想を上回ったという意味では会社の想定よりは好調だったということか。通期についても予想を上回ることを期待したいところ。
医薬DX事業の営業利益率は依然として50%以上と高水準か。売り上げが伸びれば率も高まるはず。
連結グロース事業(アドメディカ)は2Q単体ではわずかに黒字だった様子。
■株式分割
9月30日に1→4に分割
株式分割自体は流動性向上でプラスか。
とはいえ、医師会員が優待目的で単元株数を持っていた場合、3単元分を売却する可能性があるか。(あるいは逆にそれが目的ではないですよね?)
■ワラント発行の目的
資料に書いてある通りなんですけれど、PPTの資料よりもこちらの文章の方が詳細で分かりやすかったです。
第三者割当による行使価額修正条項付 2021 年第1回新株予約権
(「M-CAP(※)停止指定条項付」)の発行に関するお知らせ
簡単に言うと次の2点が主眼
・スペシャルティ医薬品におけるDX化(=マッチングPFの開発か)
(自社開発 or M&A)
・ターゲット特定のためのデータサイエンス強化
(自社採用 or M&A)
これらを組み合わせることにより新薬についての情報提供という一方通行ではなく、 営業・マーケティングの請負・代行を目指していくとのこと。
(ターゲットの元となるデータはMDVから買うのでしょうかね)
確かに、製薬企業側にとっては開発した新薬を最適なターゲットに営業活動してくれるパートナーができることになり、助かる気がします。
また、データサイエンスが出来るようになれば「ヘルスデータサイエンス事業」の基盤ともなるということで、おそらく東京海上との資本業務提携にも効いてくるでしょう。
というか、もしかしてデータサイエンティストは東京海上から融通してもらうとか?(保険関係はそうした分野で超優秀な人がそろっているイメージ)
一方でこのようなデータサイエンス活動は製薬企業もそれぞれ行っていると思います。
(参考:製薬5社が「製薬×データサイエンス Meetup」開催 データサイエンティストの採用でキャリア相談会も | ニュース | ミクスOnline)
そうした状況下でこれからケアネットが新規に開発するのが間に合うのかどうか。
■なぜ今のタイミングか
これは特に資料には記載が無いような気がするので18日の説明会動画などで触れられるか注目です。
が、なんとなく想定はできますよね。
コロナ化でDX化が急速に進む中でどこのプラットフォームが先にシェアを獲るかが今後の成長に直結するでしょう。
やはり先行はエムスリーでしょうけど。
(参考:ファイザー エムスリーの「my MR君」を全社導入 幅広い医師にリーチ 顧客体験の更なる深化目指す | ニュース | ミクスOnline)
また、必要な人材を確保する上でも、MRが削減が進みつつある今ならば優秀な人材を先に引き抜くことも可能かと思います。(報酬しだいだと思いますが・・・)
優秀なMRもこの状況下では身の振り方を考えているでしょうし、そうした中でDXと融合できる企業は面白いのではないかと思います。(それならやはりエムスリー行くって)
あらためて5月19日発表の「2021-2025中期経営ビジョン」を振り返ると、確かに勝負するのは今しかない(=出来るだけ早く)かなという印象。
昨年の実績を見るに、毎年10億程度のフリーCFは継続できそうなので、時間を掛ければ別にワラントなんてする必要がない(というかケアネットは基本的に無借金経営でいきたいはず)くらいキャッシュの回っている会社。
しかしすぐに勝負するには資金がいる、ということで今回のワラントなのかなと。(当面は手持ちの現金で進められるので行使は急がないけど)
まあ、10%希薄化したところで5年後の価値が300%くらいになっていてくれれば気にしませんよ。(それまでに株価が半分になることもありそうだけれど)
とりあえず、信用建の現金を確保せねば。(←調子に乗った自分の責任・・・)
以上、ケアネット終わり。
昨日決算のKKEは購入価格より下がったため@2,630円で追加買い増し。
そのせいで余裕資金がなくなりました。
『スイングトレード100万円チャレンジ』
ケアネット 買200
大損失確定です。
3Qまでに戻せるか・・・?
信用取引保証金:103万円。
ではでは。
※この記事はぼくの主観で書いています。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。