開放感のある空間にするためのアイデアを調べてみました。
ポイントは次の5つ!
- ストリップ階段にする
- 壁や床に白を取り入れる
- 天井を高くする
- ハイサイドライトを設ける
- 庭を配置する
さっそく具体的な実例で見てみます。
1.ストリップ階段にする
ストリップ階段とは、このように階段がスケルトン構造のことです。
階段の向こうの光が入るため、開放的な空間となります。
また、通常なら階段を配置することのない窓際のスペースもストリップ階段なら光をさえぎることなく配置することができます。
注意点としては、木材をしっかりしたものを使うためにお値段が少々高くなることですね。
こんな風にベースはアイアンを取り入れてぐっと男っぽくおしゃれにすることもできます。
その視線の抜けを利用してリビングの一角にこんな読書コーナーを設けるのも面白いかも。
アイデアしだいであっと驚く素敵な空間になりそうです。
賃貸物件との差をつける意味でもぜひ取り入れたいストリップ階段。
※足元にすき間がることで、怖いと感じる人もいるようで、住宅メーカー側から勧めてくることは稀かもしれません。
取り入れたいなら積極的に要望を出してみましょう。
2.壁や床に白を取り入れる
白い壁は光を反射して室内を明るく見せてくれます。
かといって、真っ白すぎると無機質になってしまうんので、適度に木材を取り入れるのがわが家の好きなテイスト。
こんな風に床は白に近い木目をいれるのもおしゃれ。
机やソファなど面積の大きい家具も白目で統一することでより効果が出ます。
3.天井を高くする
手っ取り早く開放感を出すワザ。天井を高くする。
こんな風に贅沢な吹き抜けを設けられたら最高ですね。
注意点としては、暖房効率が悪くなるところです。
他の部屋より少し高いくらいの天井にするくらいがいいかも。
ミサワホームでは2.7mの設定があります。(通常は2.4m)
このように天井の照明を工夫して立体感を出すことで広がりを出すアイデアもアリ。
勾配天井にして、つづいて取り上げるハイサイドライトを設けることで、吹き抜けのデメリットをカバーしつつ、開放感を演出することもできます。
4.ハイサイドライトを設ける
ハイサイドライトとは、壁面の高い位置に設ける窓のことです。
先ほどの画像もそうですね。
こちらのリビングのように、通常の天井高さでも視線が上に引き寄せられます。
さらにトップライトにするならこんなふうに天井からの光が差し込むことで広がりが得られます。
また、住宅地ではなかなか空を見上げることはできませんが、トップサイドライトなら見れます。
なかなか窓を設けにくい洗面室もハイサイドライトならこんなふうにレイアウトも成立。プライバシーを確保しつつ光を入れることができます。
5.庭を配置する
つづいてのアイデアは中庭。
光が入る効果と、緑のさわやかさが効果的です。
こんな風にあえて低い位置に窓を設置して地面の緑を取り入れつつ、道からの視線はちょっと外すアイデア。
リビングと床続きのバルコニーを設けることで、より屋内との一体感が増します。
リビングとダイニングをL字に配置し、庭でつなぐレイアウト。
テラスが第2のリビングになります。
庭の木を絵画のように利用する窓のアイデア。
以上、開放感のある空間にするアイデアでした。
せめてひとつくらいはわが家に取り入れたいものです。