またまたFPの勉強会で新しい気づきだったことをピックアップしたいと思います。
『自分の信用情報は傷ついていないか』というもの。
これはよく聞く表現かもしれませんね。
住宅ローンを組む際にはCICなどの個人信用情報機関と言われるところで個人の評価を照合します。
その際になにか過去の滞納事例があるとローンの審査が下りず、お金を借りられないということになるわけですね。
ここで盲点のひとつに『携帯電話料金』があります。
携帯電話料金に注意するべき理由
お金がないときって、ついつい携帯料金を払うのを忘れてしまうということ、、、大抵は自動引き落としなどだと思うのであんまりないとは思いますが。
じつはスマホ料金を滞納すると信用情報に傷がつくことがあります。
え、なんで??
と思う方もいるかもしれませんね。
でも思い出してください。
スマホを購入するとき、端末料金を購入時に一括で支払うか、分割で支払うかを選択しなかったでしょうか?
そして、端末料金を分割にしている方は要注意です。
※大抵の方は端末代金を月々の割引に適用しているので分割購入扱いになっていると思います。
つまり、端末をローンで購入しているということです。
そんな場合はスマホ料金を3ヶ月滞納すると、ローンを返していないことになり信用情報にバツがつくことになります。
たかがスマホのために、住宅ローンを組めなくなるなんて怖いですよね。
なお、わが家は格安SIM利用なので端末代金は購入時に一括払いです。
ぼくはAndroidを2万くらいで購入し、嫁はIPoneの端末代を払い終わってから格安SIMに移っています。
◆関連記事◆
奨学金にも要注意
もうひとつ注意すべき点は、奨学金です。
日本学生支援機構が行っているもので、無利子の第一種と有利子の第二種があります。
ぼくも第一種奨学金を受けています。
奨学金って、じつは延滞している人がけっこういるんですよね。
もちろん、経済的に本当に返せる状況ではない人もいますが、無利子だから優先度を下げている人もいるかもしれませんね。
ですが、そんな日本学生支援機構も、個人信用情報組合に加入しています。
つまり、信用事故にはくれぐれも注意ということですね。
と、こんなことを書いているぼく自身、最近は奨学金返済口座に入金をしていないので滞納していないか少し不安です。今後確認しないと。
信用情報が全くないのも危ない?
少し余談になりますが、クレジットカードを持っていない人っているでしょうか?
つまり現金主義の人ですね。
じつはぼくも割と最近までは現金主義でした。
とはいえ、ネットショッピングなどに使用するのでクレジットカード自体は持っていましたし、使用履歴もありました。
仮にクレジットカードを全く持っていない場合、住宅ローン審査でどのような問題になるのでしょうか?
審査担当者は、「過去に信用事故を起こした人かもしれない」と判断して融資してくれなくなる可能性があります。
つまり、ある程度の年齢の人であればクレジットカードを1枚は持っているという想定のもとに審査していくため、まったく信用情報のない人には「過去に返済で問題があり借りることができなくなった後、一定期間を経過したため登録されていた情報が消えた人ではないか」と考える可能性があるようなんですね。
クレジット=「信用」です。
当然ながら、悪い使用履歴があったら融資はおりませんが、まったく信用履歴がない人についても判断のしようがないというわけですね。
消費税増税に伴い、キャッシュレス決済還元などの優遇も出てきていますので、クレジットカードは1枚は保有して使うようにしておくといいかもしれません。
わが家も基本的に楽天カード 払いに切り替えています。
ヘビーユーザーである楽天ポイントも貯まるため一石二鳥ですしね。
まとめ
マイホームを建てようと思っているならば、自分のもっているローンの金額は把握しておきましょう。
とくにうっかり見落としがちなのが、
・スマホ料金
・奨学金
なので注意しましょう。
以上、勉強会で学んだことでした。