MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルが株で資産形成を目指す。給料・家計・育児などなど等身大の実録ブログ。

【楽天】楽天プレミアムカードはお得か?損益分岐点を計算してみる


楽天プレミアムカードは本当にお得か検証してみた。

 

 楽天カードはいまや取扱高日本一となっており、保有している方も多いのではないでしょうか?
実際、以下のような点が魅力ですよね。

・年会費無料
・楽天グループ内での特典多数
・比較的審査が簡単

ぼくも学生の時に作成して以来、長らく愛用しています。

楽天カード

 

さて、そんな誰もが知る楽天カードですが、楽天プレミアムカードの存在はご存じでしょうか?
こちらは年会費10,000円(税抜き)で申し込める上位ランクのカードとなります。
(2019年7月時点。この上に楽天ブラックカードが存在しますが、こちらはインビテーションが必要)

 

わが家は結婚を機に家族カードを発行して嫁に使わせているのですが、最近のカードの使用額がかなり大きくなっています。

 

そこで、もしかして楽天プレミアムカードに切り替えたほうが得なのではないか?
しかし、そもそも損益分岐点はどれくらいになるのか?
ということをわが家の使用状況に照らし合わせて検討してみたいと思います。

楽天カードと楽天プレミアムカードを比較

まずは楽天カードと比較していきます。
下記は楽天カード公式HPからの比較表になります。

楽天カードと楽天プレミアムカードの比較

ちなみに、海外旅行傷害保険の比較はこのような感じ。

f:id:kokore0:20190714081821p:plain

 

では、特典をピックアップしていきましょう。

楽天プレミアムカードの特典

 ぼくが楽天プレミアムカードを知ったのは、新婚旅行で海外に行くにあたり、ラウンジを利用できないかを検討していたからです。

 結果として、今回の旅行前には十分な検討ができず、申し込みは断念したのですが。
(新婚旅行はラウンジ抜き、、、涙) 

そこで今回あらためて今後のために検証していきたいと思ったわけです。

ぼくは仕事で海外出張する際は、会社の提携カードでラウンジを利用させてもらっていて、すごい快適なんですよね。今回の新婚旅行で嫁にもそれを体験させてあげたかった。というのが本音です。

 

さっそく楽天プレミアムカードの特典を見ていきましょう。

 特典1.海外空港ラウンジ無料

なんと、楽天プレミアムカードを保有すると、特典として「プライオリティ・パス」のプレステージ会員が無料で登録できます。

 「プライオリティ・パス」とは、世界1,200か所以上の空港ラウンジが無料で利用できるサービスです。

プライオリティ・パス社が運営しています。

 

 特典2.楽天市場でいつでもポイント+2倍

楽天プレミアムカードを保持すると、楽天市場での購入代金に対する楽天ポイント付与率が+2倍となります。ただし、上限は15,000ポイントとなります。

さらに、誕生月にはもう+1倍となります。

合計で考えると楽天市場での買い物に対して、楽天会員(+1倍)、楽天カード(+2倍)、楽天プレミアムカード(+2倍)で+5倍(誕生月は+6倍)となるわけですね。

 たとえば、10,000円の買い物を楽天市場で行うと、通常100ポイントのところが、500ポイント(誕生月は600ポイント)となるわけです。

 

 特典3.ETC年会費無料

ETC年会費500円(税抜き)が無料になります。
ただ、楽天カードでも、ダイヤモンド/プラチナ会員は無料なんですよね。

 

 

 

 

さて、楽天プレミアムカードの場合には年間10,000円(税抜き)の会費がかかることになるのですが、上記の特典に対してこの年会費を払う価値があるかどうかが問題となってきます。

 

 楽天プレミアムカード使い方の試算

さっそく、年会費の損益分岐点がどれくらいか試算してみましょう。

 楽天市場での買い物だけで年会費1万円分の元をとるには

計算方法としては、通常の楽天カードでの付与ポイントの違い+2倍(=購入額の2%)が1万円以上となる必要があるわけです。

 1万円÷0.02=50万円

となります。

つまり、楽天市場で年間50万円以上の買い物をする場合はこれだけで元が取れます。

 月平均では、4.2万円ほどです。

 

うーん、わが家はそこまでいかないかな。
普段の食料品などの買い物はリアル店舗なので楽天市場使わないしね。
今年はパソコンを買い替えるとはいえ、想定年間使用額は20万円ほどです。
通常であれば、年間で10万円くらいでしょうか。

 

 プライオリティ・パスで元を取るには

プライオリティ・パスの会員費は公式より申し込んだ場合は下記の通りとなります。

・スタンダード $99
・スタンダード・プラス $299
・プレステージ $429

金額的にはこれだけで元が取れますね。

ただしそもそも1回もラウンジを使わないのであれば元も子もありません。
これを考えるには年間に何回ラウンジを使うかで考えればよいかと思います。

 

たとえば、年間で海外旅行を1回(=ラウンジには行きと帰りで2入場)を利用する場合、1入場あたり5,000円ということですね。
個人的には、1入場2,000円くらいならラウンジを利用しても良いと考えているので、そうなると海外旅行に3回くらい行く(=6入場)のであれば、元は取れるかな、という感覚です。

 

注意点としては、プライオリティ・パスが使えない空港ラウンジもあるという点です。たとえば羽田空港の国際線には現時点で楽天プレミアムカードで入れるラウンジは一つもないんですよね・・・。

 

複合技で試算する

もう少し現実的に、年に1回海外旅行に行くとしたら、残りの分を楽天市場でいくら使えばよいのか考えてみました。

海外旅行に年間1回(=ラウンジ2入場)で個人的な価値は 4,000円分
・残り6,000円分を楽天ポイントで元を取るには、
   6,000÷0.02=30万円分を楽天市場で買い物をする
    (月換算では、2.5万円)

 

な、なるほど・・・。

まとめ

以上より、わが家の現状の使い方では楽天プレミアムカードへのアップグレードは不要という結論になりました。

ただし、以下のような状況になった場合は切り替える可能性が高いと言えます。

・海外旅行の頻度が増える
・楽天市場での買い物額が月2.5万円以上となる

 

 ただ、海外旅行に何回も行けるような状況になったら、それこそマイルが貯まる別のカードを本気で検討すると思いますがね。

個人的に、マイルについては下記のKOKOさんのブログを参考にさせていただいています。ハワイ旅行に行くときに偶然見つけてからたびたび拝見させていただいています。

www.sk-free-journal.com

 

ちなみに、今回の結果からすると現状では楽天ゴールドカードがふさわしい気がするんですよね。楽天ゴールカードについてははまた比較してみます。

いかがでしたでしょうか?
あくまでわが家の場合でしたが、参考になればうれしいです。