いきなりですが、わが家は夫婦で楽天モバイルを利用しています。
ぼくは昔から格安SIMを利用していますが、今年から嫁も楽天モバイルに変更することで、通信費を一気に節約することに成功しました。
さて、そんな楽天モバイルで2019年10月からの新しい料金プランが登場しましたね!
「今までのプランと何が違うの?」
今回はそんなことを考えてみました。
楽天モバイルの新プラン
新旧の比較についてですが、まずは公式HPからの説明を見てみます。
楽天モバイル、MVNOサービスの「スーパーホーダイ」などを10月より刷新
新「スーパーホーダイ」は、最低利用期間と契約解除料を撤廃した縛りのないプランです。お客様はプランSからLLまでの4種類から選択することができ、プランSの場合は月額2,980円で利用可能です。楽天会員の場合、加入後1年間は毎月1,500円の割引を受けることができ、プランSは月額1,480円で1年間利用可能です(注2)。さらに、ダイヤモンド会員であれば、500円の割引を受けることができ、月額980円から利用可能です(注3)。
新「組み合わせプラン」においても、同様に最低利用期間と契約解除料を撤廃します(注4)。なお、すでに「楽天モバイル」を契約しているお客様が、新「スーパーホーダイ」および新「組み合わせプラン」を利用する場合、プラン変更の手続きが必要となります(注5)。
新旧の内容を一覧で比較するとこのようなイメージ。
注目すべき点はこちらでしょうね。
〇:最低利用期間、契約解除料の撤廃
✖:楽天会員割は1,500円と大きいが、「1年のみ」に改悪
これがどういうことかというと、ぼくは楽天ダイヤモンド会員なので、最初の1年間は月額980円で2G(繰り越し含め最大4G)プランが使えるのでとってもお得です。
ただし、割引は1年で終了するため、2年目以降は月額2,980円になるということです。
割引ゼロです。
これって???
もしや楽天モバイルはユーザーに長期使用してもらうつもりがないのではないか。
これならみんな1年目でやめそうだけど利益出るの?
と思うわけです。
楽天モバイル新プランの狙いを考察
とはいえ、企業なので戦略はあるはず。
そこでメーカーの思惑を勝手に推測してみました。間違っていても悪しからず。
(興味ない方はとばしてくださいね)
- 新規契約のユーザーを増やしたい(セールスポイントになる)
- 楽天会員を増やしたい
- 楽天カードの売上を増やしたい
詳しく取り上げてみたいと思います。
新規契約のユーザーが増えると・・・
新規契約ユーザーが増えればどうなるでしょうか?
「2020年新規契約者数No.1」「のりかえユーザー数No.1」などとプロモーションできることになります。
そうすると、まだあまり知らない人も「お、楽天モバイルなんかいいかも」と感じませんか?
それが狙いのような気もします。
ただし、現時点ですでにMVNOではNo.1なので、これをキープする狙いでしょうかね。
ぼくも利用してみて、とくに不具合は無いですし少しとはいえ楽天ポイントの恩恵もあるので満足していますしね。
楽天会員が増える
つづいての点です。
新プランの魅力は1年目の楽天会員1500円割りですよね。
でも当然ながらこれって、楽天会員でないとメリットを受けられないわけです。
つまり、楽天会員増えますよね絶対。笑
ただし、現時点ですでに1億人以上いるようですので、日本の9割がたを網羅しているような気もしますが。
楽天会員に申し込む際は楽天カードの申し込みも忘れずに。
入会はセットでポイントキャンペン中ですね。
楽天カードの売り上げを増やしたい
最後の点ですが、こうして楽天会員⇒楽天カードの流れができると、楽天カードの売り上げは伸びますよね。
新プランにすることで楽天モバイル単体ではそれほど利益が伸びなくても、楽天グループ全体では利益が出てくるのです。
楽天モバイルで利益を得なくても、人数さえ増えてくれれば、それに伴う他の楽天サービスで利益を確保できるという理屈です。
つまり、楽天グループという巨大な企業力があるからこそ、楽天モバイルユーザーは低価格でスマホを使えるというわけですね。
楽天モバイル使ってみたくなりましたか?
結論
以上より、新プラン変更にともなうぼくたちの結論は以下のようになりました。
・楽天会員ランクに応じた割引は1年間しかない
・2年目以降はほかのMVNOのほうが安くなる
⇒いちど他のMVNOに乗り換えてからまた楽天モバイルに戻ってくる予定。
楽天モバイルは容量を使い切っても最大1Mbpsで使い放題、そして「楽天でんわ」アプリ使用で10分かけ放題ですので、この点は非常に重宝しており、楽天モバイルには満足していますのでずっと使い続けたいんですけどね。
余談ですが、1MbpsってふつうにYoutube止まらずに見れますからね。
ゲームなどしない限りは問題ないです。
楽天モバイルはたまに端末がお買い得なセールを実施するので、公式HPは要チェックです。
2年後に2,980円になった際に乗り換えるほかのMVNOについては、現在めぼしいところを検討中です。
なんといっても家計の節約は固定費から、です。