妊娠したら旦那はどう変わるのだろうか??
もしかして、世の中の女性はそういう風なことを考えてはいないでしょうか。
しかしです!
旦那の立場から言わせてもらうと、
まだまだまったく自分が父になるという実感がないのです。
女性は自分のお腹の中に新しい命を宿して、日々じぶんの体調の変化につきあっているため実感はあるでしょうが、男性の立場なんて気楽なもんです。
でもね、じつは男性側だって焦りはあります。
いきなり「父」になる自信なんて無いですから。
でもだからといって何から始めればいいのだろうか。
そんな未来のパパに読ませる本として、こんな本がおススメのようです。
もっとも、出産までの部分にフォーカスした本ですけどね。
「嫁ハンをいたわってやりたいダンナのための妊娠出産読本」
ピンとくる人はピンとくる。
『コウノドリ』の作者、鈴ノ木ユウさんとつながりがあるようですよ。
読んでみて学んだこと
ほかの方のレビューのとおり読みやすかったです。
1時間くらいで読み終わりました。(ぼくは読むの早いタイプです)
後半あんまりおもしろくなくて流し読みですけど。(おいっ)
で、何を学んだのかというと、嫁と適度な距離感を保つことなのかなと。
例えば、妊婦の検診。
ぼくはてっきり一緒に行くものだと思っていたけど、やっぱり嫁も気まずいらしいし、超音波検診のある時に数回行くくらいが良いらしい。
(ま、夫婦しだいだとは思うけど)
ただ、距離感を「とる」んじゃなくて「保つ」ですから。注意。
あとは、妊婦にとって気をつけたほうが良いこといろいろ。
たとえば、高血圧にしない。高血糖にしない。
この点で旦那が心がけることは、残業で遅い時間の夕食に嫁をつきあわせないこと。
なぜなら、遅い時間の夕食は血糖値が上がるため。
嫁は自由な時間で食べるのが良いらしい。
「今日仕事遅いから先食べててね」
と言っておけばまちがいなしですよ。
ちなみに、筆者によると妊婦にとってじじばばは有害らしいですよ。
強力な”スポンサー”ではあるけれど、期待でプレッシャーを掛けすぎるらしい。
確かに、わが家もすでにそんな傾向があります。笑
楽観的なところだけではなく、医師目線ならではの実際の危険性についてもいろいろと取り上げられています。
たとえば、帝王切開の必要性、病院の選び方など。
あくまで安全第一で選択肢を考えないといけないな、と思いました。
そして、嫁と一番近いパートナーである旦那がしっかりしたほうがいいかな、と少しは考えさせられました。
たとえば、妊婦の精神面のケアで旦那がどう助けられるかということ。
もしかしたら、流産などという悲しいこともあるかもしれない。
そういう時に旦那がとるべき態度、とか勉強になります。
そして出産の立ち合い。
旦那は邪魔だと。笑
せめて嫁をリラックスさせられるよう頑張りましょう。
この本を知ったキッカケ
余談ですが、ぼくがこの本を見つけたきっかけは嫁がスマホを見ながら「カシャッ」と音でした。
ぼく「何を撮ったの?」と聞いてみると、
嫁 「この本を旦那に読ませるといいらしいよ(ニヤッ)」と。
ぼく「旦那も大変だよ」
(・・・とは口が裂けても言えないぼくでした。)
嫁には妊娠で具合悪い中でもハウスメーカーとの打ち合わせにつき合わせたり苦労させてます。いつもありがとう。