最近、いまさらのように自動運転関連銘柄を調べています。
個人的には自動運転が日本で実用化されるのは法整備に時間がかかって遅くなるのではないかと思っています。
法整備が技術の進歩に追いつかない・・・。
だから日本は世界で競争力が弱いのかも
さて、そこで自動運転/AI関連銘柄として人気を博したALBERTという銘柄がありますね。
この銘柄の今後について不安に思う点があったのでまとめておきます。
ALBERTとは
ビッグデータ分析、AI活用コンサルタントをしている企業です。
ただ、企業の沿革を見てみると、もともとはマーケティング分野の企業で、ビッグデータやAIに舵を切ったのはごくごく最近であることが分かります。
さて、この銘柄の気になるところと言えば、まずは急激な株価の上がり方です。
まずはこのチャートから。
ALBERT(3906)の株価推移
ALBERTの株価推移です。
※指標については割愛します。
もともとAI関連というテーマ銘柄で明らかに割高ですので。
このチャートを見ると、2018年での急激な上昇が分かりますね。
この時に何があったかというと、トヨタ自動車との資本提携です。
今後で不安なところ
ビジネス形態がよくわからない
では、ぼくが不安に思うところですが、まさにこの上に添付した記事の内容です。
このように書いてあるんですね。
ちょっと長いですが引用します。
この中でトヨタ自動車の平野氏は「自動運転AIの開発工程は大きくいって3つある。データを集めてそれを解析し、DNN(Deep Neural Network)のようなAIのニューラルネットワークを構築し、最後にAIを自動車に載せていくという3つの行程だ。ALBERTに協力を仰いでいるのは最初の行程になるデータの解析になる。Preferred Networks(以下、PFN)には2番目のニューラルネットワークの構築に協力いただいている」と述べ、ALBERTがデータアナリティクスを、以前から資本提携を行なっているPFNがニューラルネットワークの構築を、そして車載のAI開発に関してはトヨタ自身がという形の開発体制になっていくと説明した。
ここで、ALBERTはデータ解析の工程を担当することになっていますね。
ぼくは素人なので疑問なのですが、このデータ解析というのはどのようなビジネス形態なのでしょうか。
何をされてる方なの?
たとえば、将来自動運転車の台数拡大により売上が拡大していくものなのか、それともいったん解析をしてしまえば車の台数に関わらずそのプログラムを使えるのか、ということです。
個人的には後者のような気がしているんですが・・。
もしそうだとすると、ALBERTが売り上げを伸ばしていくには、取引先企業をどんどんと増やしていくことが必要となりますよね。
現在の株価に見合った売上げと利益を出すのにはまだ時間がかかるのではないでしょうか。
ちなみに、2番目の工程で取り上げられるPreferred Networksは、メルカリに続くユニコーン銘柄の第一候補です。いつIPO化は分かりませんが、こちらこそなんとしても手に入れたい銘柄です。
株主に偏りがある
気になるところ2点目はこちらです。
「ウィズ・アジアエボリューションファンド投資事業組合」というファンドが株式の20%弱を保有しているということ。
これだけの株数を握っていれば、株価もすべてはこのファンドしだいというようなところがある気がします。
おそらく資本提携先が現れるたびにこのファンドから売却されるような形になるのかもしれませんね。
まとめ
以上、ALBERTについての個人的見解でした。
不安な点はありますがテーマ銘柄で人気ありますので、IRでかなり株価の上下はある気がします。
逆に言うと、上に行ったときに手放せばかなりいい取引になるので、デイトレードできる方は向いているかも。
楽天証券では貸株金利が6%と高いので、100株買って持っておけば月で5,000円ということですかね?
そう考えると、、良いかも。
今は買うお金ないですが。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※投資は自己責任でお願いします※