年が明けてだいぶたちましたが、2020年度の振り返りと、2021年度の目標です。
2020年度の振り返り
楽天証券での運用資産額は下記のとおりの推移となりました。
<2019年12月末>
↓
<2020年12月末>
含み益は+123万円
実現損益は-23万円
配当金は+9万円(国内/海外合計でおおよそ)
ということで、トータルでは年初来損益は+110万円ほどとなりました。
(年末時点資産額850万円に対しては+12.9%)
※運用資産額自体は元本を追加しまくったこともあり倍増しています。
実現損益ではマイナスの大きかったものは、サンバイオ、昭和電工、JMC、パルステック工業、ランディックス、ジーエルなどなど。
業績好調銘柄でも損を出していますので、いかに自分の購入タイミングが間違っているかがよくわかります。
一方でプラスの大きかったものは、歯愛メディカル、ヴィッツ、ケアネット、システムディ、アバールデータなどなど。
コロナ禍による好業績銘柄をうまく購入できたことや、イベント先回り投資をうまくできたことが奏功しています。
2020年度の後悔
やはりコロナショックのさ中に思い切って買い増しを出来なかったことです。もちろん2番底懸念が頭の中にはあったのですが、上昇トレンドに転じたことを確認して遅くとも8月には強気になればよかったかなと。(まあそのあと10月や11月に強い下落があったのでふるい落とされる可能性もありましたが)
そして、ショック時に買い増しをするのはあこがれの各業界No.1成長株にしておく方が良かったです。例えば、エムスリーやアイアールジャパン、ベイカレントコンサルティングなどです。
そして○○ショック時にはポートフォリオ運用はあまり効果がないなあと感じました。債券や金、さらには仮想通貨などを合わせればよいかもしれませんが、自分でリバランスを行うのは手間ですし。また、ショック初期には債券すらヘッジにはならなかったことを考えると、そもそもリスク資産割合は軽くしておく方が良いのではと感じました。
2021年度の目標
2021年の目標は、楽天証券での運用資産額を1,000万円まで伸ばすことです。
現在約850万円ですので、ここから+150万円とすることになります。ただし、定期積立で毎月5万円は継続するつもりですので、元本だけで+60万円はあります。
つまり、残りの90万円分を運用でうまいこと増やす必要があります。利回りにすれば10%くらいなので、相場が引き続き好調であれば行けそうです。
もちろん、金額は大きければ大きければいいので、狙えるのであればさらに上を狙っていきます。そのためには信用取引など多少のリスクは取っていきます。
なお、定期積立のレバNASだけでも年末には130万円になることを目論んでいますが、これは年率30%という高い数値での試算にしています。(1月9日現在58万円)もちろん、インデックスなのでぼくが直接なにか操作することはできないのですが。
以上より、ぼくの中での2021年末時点での各資産配分イメージは下記のような状態です。
◆米国個別株/ETF=80万円
現状キープ。なぜか米国株は配当メインで選んでいるのでとくにキャピタルゲインは狙いません。米国株は投信メインにしていくつもりなので、これ以上個別株を増やすつもりはありません。NISA分のみ継続保有して、特定口座分は時機を見て売却していく方針です。
◆投信=200万円
現状は109万円。ここから元本追加60万円、運用益を+20万円強と想定した値です。うまく行けばレバNASだけで達成ですが・・・。
◆国内個別株=450万円
額自体は現状をキープです。
ポジションを軽くするという意味で長期保有銘柄を絞ろうと思います。
まあ、成績自体は悪化するのかもしれませんが、リスクは小さくなるのかと。
◆現金=270万円
1,000万円に対して上記3つを引いた額です。
キャッシュポジションはだいたい3割くらいでちょうどよいかと思います。これくらいあればいざというときの買い増しに使えますしね。
なお、アセットアロケーションとしては引き続き株式一択です。
定年までと考えると投資期間は20年以上ありますので、とくに問題ないかと思っています。投信のUSA360は債券と言えるかもしれませんが。あとはキャッシュポジションで調整です。
個別株戦略
個別株の戦略ですが、長期的なテーマを持った銘柄を、短期的な値動きで利益をとっていくスタイルで考えています。短期とは1週間~2ヶ月くらいのスパンで考えています。ファンダメンタルに加えてテクニカルを考慮することになります。まあ、そううまくは行かないと思いますが。
今年の注意点としては下記のイメージになります。(自分に言い聞かせています)
・決算ギャンブルはよっぽど確信がない限りはしない
・上昇銘柄は買い増しをする(○○バガーにこだわらない)
・下落銘柄は損切をする
・買値は指値をする
・売値は成り行きも可
2021年はNISA口座に何を入れるか
今年も一般NISAのため、120万円分の枠があります。
これをどう使うかはいくつか案がありますが、①暴落後にレバレッジ系のETFや投信に一気に投入。これが一番確実に増やせるはずですが、これだけ金融緩和されているとそれほどの暴落が来ない可能性もあります。ちょこちょこ暴落が何回もあると逆に困ります。
ということで、②投信にスポット購入、でしょうかね。
子どもの運用口座の結果から、NISAで使いたい投信は決めています。
とりあえず今の上昇を逃がさないよう1月の早い時期に10万円ほど、もしバイデンさん政策で急落した場合は一気に入れてもいいかと思います。
なお、120万円ぽっちで高配当株を買ってもあんまり恩恵がない、というのが本音ですので高配当ETF,個別株には興味なしです。キャピタルで倍を狙えるのであればありですが。
なお、2021年の裏の目標は『利益の出せる自分の投資スタイルを見つける』ことです。
2020年は相場環境により結果的には利益を出せましたが、自分のスタイルというのは定まりませんでした。今年はいろいろ試す中でスタイルを固めていきたいと思っています。
他にも何か書いておきたいことがあったような気がしますが、、、
いったんはこんな感じで2021年を過ごしてみようと思います。
ではでは、本年も楽しく相場の荒波に乗りながら(溺れながら?)投資していきましょう。
※この記事はぼくの主観で書いています。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。