MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルが株で資産形成を目指す。給料・家計・育児などなど等身大の実録ブログ。

【株日記】保有株の四季報確認。2021年2集

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3月19日発売の四季報の内容を確認してみます。

 

保有株

現時点の保有株は信用枠も入れて18銘柄です。

個人的に期待値の高い順に記載してみます。
(青字はぼくのコメント)

 

 

 

GSIクレオス(8101) 【大幅増額】

【増益続く】
繊維は好採算の医療・医療消耗品が想定超。工業はホビー関連堅調。営業益大幅増。15円増配。22年3月期は、繊維は医療向け一服だがホビー関連、半導体製造装置など工業が一段増。増益続く。
【SDGs】
生分解性プラスチックストローを発売。サーキュラーエコノミー・ジャパンと、廃棄物を出さないファッションブランドを設立。環境配慮型の商品開発継続。

➡今期は特需ということはありますが、来期も増益予想になっていますので強いかも。
しかし、21年3月期予想は会社計画通りの数値を記載していますが、ここは上振れすると個人的には思いますが。本決算発表後が狙い目か、その前に利確か。

  

野村MS(6254)【前号比増額】

【最高益】
装置据え付け工事進捗。韓国大型水処理案件が寄与。営業益再増額。営業外に貸倒引当金。増配幅拡大。22年3月期も半導体投資拡大。韓国の超純水製造装置の受注高水準。最高純益更新。連続増配。
【注射用水】
主流の蒸留法よりコスト安いUF膜による超濾過方式の製造装置を大手製薬企業へ納入、拡販狙う。据え付け工事の受注大幅増で、設計工事部門の拡充急ぐ。

➡前号で大幅増額しておいてさらにそこから増額。今期業績も4Q でさらに超過に期待。

 

構造計画研究所(4748)

【減益幅縮小】
クラウド系サービス伸び上期善戦。構造計算は風力発電など案件豊富。住宅・建設SIもBIMサービスなど順調。消費増税前特需の反動減補い、営業減益幅縮小。営業外に有証運用益。110円普通配か。22年6月期もクラウドの黒字拡大。
【クラウド】
スマートロックをエレベーターや駐車場ゲートなどと連動する入退室基盤に育成。今期部門年商が全社の10%超に。

➡クラウド系の業績が評価され始めました。
その割には今期、来期予想は若干控えめかも。ガチホ一択です。

 

丸順(3422)【会社比強気】

【上向く】
プレス部品は序盤の数量激減響くも、中国でホンダ向け想定超え。国内も挽回。タイは回復緩慢だが、会社計画は保守的。22年3月期は期初から生産正常化。中国や日本堅調。ホンダ主力新型車も通期で寄与。営業増益。コロナ特損消える。
【効率化】
国内工場で生産管理新システムが21年春稼働。進捗や不具合を集計、可視化し効率向上。中国・広州は工場集約検討。

➡来期は過去最高益を狙いに行ける気がしています。
東証上場で以前の株価に戻ることもなさそうなので配当も期待して長期ホールド。

 

荏原実業(6328)【増額】

【増益続く】
環境関連はコロナ向けの除菌、陰圧装置が引き続き堅調。半導体向けの計測器や、前半投入の家庭向け蓄電池も底上げ。上下水道設備は雨水排水用や更新需要根強い。卸も徐々に回復へ。開発費や人件費の増加こなし、営業増益。増配。
【補助金】
21年春以降も支給対象なら除菌、陰圧装置等さらに一段高。蓄電池は生産本格化へ数億円規模の設備投資を計画。

➡前号に比べ株価も上がっているものの、利回りは上昇するほどの増配。外国勢が買っているようで浮動株が減りつつあります。超順調。蓄電池の動向次第では来期も増額か。

 

SEMITEC(6626)【大幅増額】

【反 落】
後半も好採算の体温計の特需残り、営業益増額。22年3月期も国内外の自動車関連や、血糖値測定器など医療向け続伸。だがコロナ影響の長期化でOA機器向け低迷。体温計特需も消える。営業益反落。
【医 療】
中国、中東など欧米以外でも販売を拡大。不測の事態に備え医療分野でも2拠点生産体制移行。生体センシング、ロボット、ドローン向けセンサーの開発に意欲。

➡見出しに悪意あり。(笑)
来期は特需剥落としつつもしれっと増額しています。これで2号連続大幅増額なんですが。
ドローンなどの成長分野向けにセンサー開発していて企業でEPSが継続的に400円を超える企業の株価がこの水準とは控えめに安すぎでは。個人的には燃料電池、アンモニアも関連していると思うのですがね。長期目線では買い一択。目先では信用買い残は懸念。

 

UbicomHD(3937)【会社比強気】

【順 風】
グローバルは既存客伸長、メディカルはレセプト点検ソフトが順調積み上げ、直販増と値上げ効果で採算も改善。人件費増こなす。22年3月期はグローバルで前期受注のAIやソフトウェアテスト案件が拡大、開発投資負担あるが増益続く。
【新事業】
フィリピン孫会社が法人向け電子請求・領収書サービス開始、日系企業向け拡販。保険向け新商品も機能追加進める。

➡順調だが、株価は一服中の感もあり。業績面では成長分野で不安なし。

 

AFC-HD(2927)【大幅増額】

【大幅増益】
柱のOEMは巣ごもりの影響で青汁、ビタミン類が伸長。海外向け美容商材はアジア圏で一段増。通販はシャンプー受注増。ジェネリック医薬品順調。前号横ばい予想から一転大幅増益。5円増配。
【販売強化】
店舗販売のうち百貨店内の店舗で水溶性食物繊維などコロナ禍でリピート客増、品ぞろえ一段強化。通販事業では新規顧客獲得のためテレビ通販にも注力。

➡業績修正もあり前号比で大幅増額しており、株価の水準が変わっていますが、株主構成では大きな変化なし。投信、海外投資家などが参入してくるようなことがあればさらに上がる可能性も。業績も継続成長予想で配当もまあまあ。

 

ケアネット(2150) 【前号比増額】

【連続増益】
製薬会社の営業オンライン化を追い風に医師向け情報サイト通じた医薬営業支援の成長持続。医師向け教育や転職支援など柱にサイト通じた医療コンテンツも伸長。事業増強投資こなす。最高純益。
【次にらむ】
子会社2億円増資、医師向けオンラインコミュニティ事業を強化、医療機関経営支援など新規事業開発にも意欲。21年12月期は経営層含め一段人員拡大も。

➡来期予想は10%成長程度の読み。とはいえここに関して四季報は当てられていないです。

 

インフォコム(4344)

【最高益】
後半はコミックの伸びが鈍化。ただ広告費削減等が効き、大幅営業増益。22年3月期はコミック続伸。病院向けシステムも回復。後半の本社移転費用こなし最高純益連続更新。配当性向30%メドに増配。
【引っ越し】
21年末移転の新本社は在宅勤務を標準化、面積半減。海外病院システム販売は現地販社への出資を複数検討。独自コミックのテレビ等への2次活用本格化。

➡前回記載内容と業績予想は変更なし。
チャート的にはいったんの底感はあり。

 

三菱ケミカルHD(4188)【大幅増額】

 【急反発】
MMAや石化の前半市況低迷や車用減少痛手、医薬減損も重く後退。ただMMA後半回復想定超。22年3月期は車用機能材が数量回復で上向く。MMAや石化改善。医薬減損も縮小、営業益急反発。
【新工場】
米国に新製造法用いる年産35万tのMMAプラント建設計画、25年稼働目標。福井県に炭素繊維の試作工場建設へ、熱可塑性樹脂原料の製造品量産化目指す。

➡最近の利上げ相場で株価急上昇中。
四季報はMMA推しですが、アクリルなどの原料であるMMA(メタクリル酸メチル)において世界シェア4割超。サウジ、米国新工場は新エチレン製法で価格競争力ありということで強い。大型株はアウトオブ眼中だったのですが、コロナショックで買い増すべきでした。今からでは遅いか(?)

 

カナミックN(3939)

【堅 調】
高齢化やIT導入など補助金が追い風。緊急事態再宣言の影響軽微で介護・医療機関の投資底堅い。クラウド、プラットフォームともに堅調。旭川医大との共同研究終了で費用減。営業増益。連続増配。
【新サービス】
請求書発行などの業務をDXで効率化する新サービス開始、作業時間など負担軽減に威力。コロナ対策の全従業員テレワークは終息見極めるまで継続。

➡業種的にジワジワとは上がっていきそうですが、もともとPER高いだけに、急騰はないと思われます。

 

イワキ(8095)【大幅増額】

【上向く】
訪日客戻らず化粧品等卸は低調続く。が、前期中買収の通年寄与もあり医薬とファインケミカル拡大続く。化学品も好採算半導体関連等伸びる。のれん償却等こなし営業益急回復。のれん特益は消滅。
【変 貌】
30年に売上1300億円目指す中長期構想策定。医薬関連機能多角化、外皮薬剤・高度表面処理薬品などニッチ首位狙う。石川県珠洲に本社機能一部移転。

➡インバウンド需要をとれないことでダメージを受けつつも業績は成長。コロナはまだまだ続くも、不安は無し。あと10年弱で売り上げを倍増させる計画であり、社長もまだ若そうなので問題ないか。新株発行もありつつも株価は堅調。

 

近鉄エクスプレス(9375)

 【減 速】
航空はアジア圏で荷量増、航空原価上昇に伴う単価改定効果も想定超。前号比増益幅拡大。中国持分株減損ない。22年3月期は航空で半導体関連が回復、海上も戻る。自動車関連軸にAPLL復調。ただ競争環境平常化で単価減、営業益小反落。
【整 備】
チャーター輸送も活用し航空の輸送スペース不足に対応。ルーマニアで支店開設、市場調査進め東欧圏の強化目指す。

➡ワクチン輸送のネタは載らないのですね。時期的に記事に間に合わなかったのか。今期業績は上振れ期待も、来期控えめなので弱いかも。

 

NSW(9739)

【反 発】
半導体設計が好調。組み込み開発も車載向け本格化。SIの端境期と赤字開発あるが会社計画慎重。22年3月期も半導体と組み込み開発が牽引。SIは製造業案件多い。IoT・AI深耕し利益反発。
【IoT・AI】
コロナ中断響き20年度年商40億円(43%増)計画は未達か。農機・建機などの制御プラットフォームの提供開始、21年度は50億円超へ。リモート営業が定着。

➡業績面は若干停滞中も、先は明るいのか(?)
株価も停滞中なので動き出すのを待ちます。

 

システム情報(3622)

 【最高益】システム構築・更改案件の一部遅れあるが、生損保や官公庁向け軸に尻上がり。在宅勤務やBCP対策広がりクラウド開発案件増。採算管理徹底。採用費や人件費増吸収。営業益堅調。最高純益続く。

【強化策】アジャイル開発基盤やコンサル強化狙い米国社と協業契約締結、システム開発の高品質化促進。クラウド事業の子会社を吸収合併、顧客ニーズに迅速対応図る。

➡株価のピークは過ぎた感はありますが、業績成長は継続していますのでこのまま放置。

 

 3DM(7777)

【赤字継続】
欧州向け止血材は好調。が、国内止血材は承認取得も、提携先との独占販売契約解除でマイルストーン獲得ない。営業赤字高水準。営業外に為替差益。22年4月期は、米国向け癒着防止兼止血材が通年寄与。滅菌方法見直し原価低減、赤字縮小。
【提携協議】
国内止血材は立ち上げ当初は直販方針で準備進めつつ、複数の販売提携候補企業とも協議中。継続前提に疑義注記。

➡株価的にはまだまだ春は来なさそう。

 

 

 

 

 

 

ではでは。

※この記事はぼくの主観で書いています。
 くれぐれも投資は自己責任でお願いします。