本日の保有株の値動きです。
日経平均 :23,185.12 -353.98 -1.50%
マザーズ総合:1,625.49 -32.61 -1.97%
TOPIX :1,226.58 -0.70 -0.06%
保有株の値動き
本日は東一もマザーズも全面下げの展開となりました。
昨日の米国の重い値動きのせいでしょうか・・・?
楽天証券
保有資産額:7,790,000円(-80,000円)
保有株に至ってはシステムディとパルステック工業のみの上げ。
その他は全面安でした。
決算発表
ちょっと忘れていましたが、本日は保有株の決算開示がありました。
日本プロセス(9651)
1Q経常18.73%減の1億5700万円で着地とのことです。
前期比減ですね。
まあ、ここはCASEに絡みながら高配当をくれる企業ですので、いつの日か急騰する日(来るのか?)までのんびり持っていてもいいかもしれません。
しかし、日立グループにでも買収してもらえないでしょうかね。
トピックス
本日のトピックスは間違いなくこれ。
https://www.carenet.co.jp/wswp/wp-content/uploads/2020/09/ir_20200930.pdf
ケアネットとMDVが包括業務提携契約 を締結
製薬企業向けDXやオンライン診療システム等の事業開発 を加速化
ケアネットは医療・医学情報サイト「CareNet.com」を主とした医療従事者向け各種コンテンツプラットフォームを運営しており、登録医師会員数は17万人を超え、提供する医療 ・医学コンテンツ数は、2,000を超える教育動画を含め、国内最大規模を誇っています。MDVは、実患者数3,000万人を超えるDPCデータを含む国内最大規模の診療データベース(※1)を保有しており、大病院を中心とした病院情報システムの開発 ・提供を行っています。相互の資産を活用しあうことで、製薬企業向け、医療機関向け及び患者向けのそれぞれに対し、他にはない価値を提供できるサービスの開発が可能になると判断し、この度、業務提携の合意に至りました。
ヘルステック銘柄としてコロナ以降とくに注目を浴びてきた2社の提携となります。
ちなみに、ぼくは業務提携なんてIRは株価上昇の割には業績が伴わないという考えです。(最近読んだ本の影響かも)
しかし、この2社については結構業績に直結するかもと考えています。
以下、勝手なぼくの推測です。
ケアネット側のメリット
MDVの持っている医療機関⇔患者のビッグデータを利用して、製薬企業の開発プロセス効率が図れる可能性があります。薬の市場(医師、患者)からのフィードバックをケアネットを介して行えるとすれば、製薬企業側としてもケアネットを医薬営業のパートナーとして選択するメリットが大きくなり、結果としてケアネットの売り上げ拡大へつながると思われます。
MDV側のメリット
ケアネットのもつ17万人超の医師会員へ向けて、自社の「オンラインドクターバンク」の普及を図るということですね。これも単純に効果は出るでしょう。営業先が一気にそれだけ増えたということですので。
患者のメリット
これはぼくの個人的な要望ですが、一般市民が自分の症例に対して有効な治療法を探すためのセカンドオピニオンとなるようなコンテンツ、サービスをケアネットに影響してほしいと思います。そうなれば会員数は医師にとどまりません。そのために3,000万人分の診療データをもつMDVの活用が有効になると思います。
MDVのデータ分析の結果をケアネットのコンテンツ作成により利用者へ分かりやすく説明する、というのが理想です。
これは面白くなってきました。
上記の他、ケアネットの医療ポータルやコンテンツ開発力、MDVの診療情報解析能力などを組み合わせた医療機関向けの経営支援サービスなど様々なサービスの開発を検討していきます。
これも今回の四季報でコメントされたことなのですが、ケアネットは後継者不足の医療機関の承継支援サービス(=医療業界のM&Aにつながる?)に進出していくようですが、そこへ向けても大きな武器を手に入れたことになります。
ちなみに、ケアネットは「会員数17万人」というところで「ん?」と思ったのですが。
2020年6月の時点で16万1,635人だったのですよね。
それが9月1日の時点で17万人を超えたということで、わずか2ヶ月で8,000人以上会員が増えたということでしょうか?
今後にも期待できますね。
と、煽ってみましたが、最後はお決まり文句です。
今回の業務提携に伴う当期の業績に及ぼす影響は、軽微であります。今後、当社業績に開示すべき重要な影響が見込まれると判断した場合には、速やかに開示をいたします。
ではでは。
※この記事はぼくの主観で書いています。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。