MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

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【考察】菅田将暉の『まちがいさがし』の歌詞の意味

米津玄師さん作詞作曲、菅田将暉さんが歌うドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌「まちがいさがし
2019年7月9日2nd アルバム『LOVE』 リリースです。
この歌の歌詞の意味について、いちリスナーの視点で書いてみた。

 


菅田将暉 『まちがいさがし』

 

 

 

こんにちは、まめ太です。
今日はブログ番外編です。
日頃の仕事のストレスと新婚生活の適度なプレッシャーを経て、たまには息抜きしようとYouTubeで音楽を探していると。
おー菅田将暉くん新曲出したんだ。ということに気づきました。

ぼくはドラマを見ていなかったので全然知りませんでした。

みなさん1度は聴いたであろう「まちがいさがし」
個人的2019年度年間No.1ソングです。
まだ7月ですが。笑


「まちがいさがしに間違いはないよ。」


そう友人にすすめたくなる名曲です。
歌の好き嫌いは本当に人それぞれですが、きっとぼくの心をつかんで話さない何かがあったのだと思います。
もう鷲掴みにされています。


この曲はドラマパーフェクトワールドの主題歌として使われましたが、もともとドラマのために作られた歌ではなく、米津玄師さんが菅田将暉さんのために作詞作曲されたらしいです。


米津玄師さんがこの歌に込めた思いは、インタビュー記事にたくさん情報があるので割愛します。

 

前置きが長くなりましたが、今日はいちリスナーとして、この歌を聴いたときにこみ上げた気持ちを綴ってみます。
なお、あくまで個人がこの歌を聴いて受けた印象であり、作者である米津玄師さんの意図とは違うであろうことを注記しておきます。

ヘッドフォン

歌詞の意味を考察

純粋にこの歌を先入観なしで聴いて、恋愛、または深い友情の曲のように感じました。

まちがいさがしの間違いの方に生まれてきたような気でいたけれど
まちがいさがしの正解の方じゃきっと出会えなかったと思う

この出だしのわずかなフレーズに強烈なインパクトを覚えました。

ここでは人生が「まちがいさがし」に比喩されています。

自分の人生をふりかえって失敗したと思える選択をしてきてしまった。もしも違う(正解の)選択をしたならば、今の自分の姿はきっとこんな感じだった。その正しいあるいは理想の人生と、今の実際の人生を比較している姿が思い描けます。
きっと誰だって同じように考えたことがあると思います。

ここで、ハッとします。

同じように考えはするけれど、普通それをなかなか受け入れたくないですよね。


自分の人生が間違いの方を選択をしてきたと認める強さ。
間違いを繰り返してきた人生だったけれど、この選択をしてきたからこそ君に出会えたんだ。
というポジティブな考え方を、この冒頭のフレーズだけで印象づけられるのです。

ただ、間違いの方を「歩いてきた」ではなく、「生まれてきた」としていることに、自分の選択だけではどうにもならない境遇に対するイラつきのようなモヤモヤとした気持ちも感じますね。


続きます。

ふさわしく 笑いあえること
何故だろうか 涙が出ること

「ふさわしく」というのは、「まちがい」でも「正解」でもなく、ただ「ふつう」のという感じがしますね。

君と出会えたから、
ただ、ふつうに笑えるということが
涙が出るほどうれしいこと。
本当に奇跡なんだ。
という気持ちを感じます。

 

君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ
その日から何もかも 変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな 深い春の隅で
退屈なくらいに何気なく傍にいて

まちがいだらけの 些細な隙間で
くだらない話を くたばるまで
正しくありたい あれない 寂しさが
何を育んだでしょう

 


本当に好きな人と目があった時は、からだにビビッと電気が走ったようになるかもしれません。
まさに貫かれたわけです。
「風に飛ばされそう」という言葉にはどこか儚さを感じますね。
そして春といえば出会いの季節です。

出会ったとき一目みて恋に落ちて、
その日から僕は君以外のことを考えられなくなった。
記憶から消えていきそうな一瞬一瞬の中で
いつも一緒にいたね。
本当に伝えたい 好き という言葉は言えないまま
ただ、たわいもない話をつづける。
そんな自分の理想とは違う現状に
君を好きという想いだけがどんどん大きくなっていった。

そんな気持ちを込めているように感じました。

一つずつ 探し当てていこう
起きがけの 子供むみたいに

寝起きの子供って、目が開ききってないのに手探りでもぞもぞと歩いてきますよね。
そんな風な歩き方でいい、ふたりの関係を少しずつ深めていこう。
というメッセージでしょうか。
この部分から、「まちがい」にとらわれないポジティブな強さへ注意を向け始めてるように感じます。

君の手が触れていた 指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で
君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ

ついに手を触れるような距離になったんですね。
いままでは「間違い」=黒、「正解」=白、という自分の中の認識に縛られてきたけれど、そんなのどうでもいい、淡い靄のようなグレーでいい。
そんな風に気持ちが変化したのかなと。

僕の気持ちを伝えることが素直にはできなかったけれど、
いつの間にか君も同じことを感じてくれて。
君の手が僕の手に触れていた。
それに気づいた僕も もう一方の手を重ねた。
これが正しい僕の想いの伝え方だったのかなんて分からないけれど。
そんな過程など、どうでもいいくらい僕らふたりの想いはそろった。
もう君と離れられない。
そんな想いさえ言葉にはできないけれど。
(きっと君も同じ風に思っていると信じて)


そんな映像が思い浮かびました。

どうでしたか?
この曲には、過去の自分の失敗を認める強さ、そして今あるものに感謝する気持ち、これからは「まちがい」かどうかにとらわれない強さ、を感じさせてくれます。

 

ちなみにこの曲に合いそうな映画ですが、、
個人的に次回キングダムの続編が出たら秦王嬴政の気持ちとしてこの歌を挿入してほしいですね。

 


以上、単にぼくの暇つぶしでした。

 

それにしても、菅田将暉くんの声と歌い方がこんなにこの曲とマッチしていて凄い。
米津玄師さんもこんな曲を作れて天才ですね。
本人は自分のこと天才だなんて思っていないでしょうけど。
それもきっと、周りの期待というまちがいさがしかな。

ぼくも過去の失敗を引きずることもあるけれど、これからの人生を前向きに楽しく生きていきたいですね。