こんにちは。2月のコロナ相場はみなさなんどうだったでしょうか?
こちらは「逃げ遅れ」まめ太がレポートをお送りします。(笑)
少し遅くなりましたが2月の運用報告です。
- 運用資産状況
- <株式投資>現時点のポートフォリオ
- 今月の売却銘柄
- 今月の新規保有銘柄
- 今月のスイングトレード
- 今月の銘柄トピックス
- 今月の配当
- <FX>現時点の運用損益
- <投資信託>現時点の運用内容
- 総括
運用資産状況
現在の楽天証券口座はこのような状況です。
<1月>
↓↓
<2月>
<トピックス>
・2月の元本追加50万円+投資信託カード積立5万円
・これとは別でウェルスナビに5万円スポット入金
さっそくですが、2月は年初に定めたマイルールを破ったことを報告しておきます。
そのルールとは、「8月までは追加入金をしないこと」でした。
理由ですが、この相場は年に1回程度訪れる買い増しチャンスと考えたからです。
結果としては上記のとおり評価損益が大きく膨らんでいます。実現損益+評価損益で見ると、2月だけで資産は△91万円ということになります。率にして約20%も毀損しました。
<株式投資>現時点のポートフォリオ
現在のポートフォリオ一覧です。
今月から日本株、米国株で分けています。
<日本株>
<米国株>
もうすべてが赤いPFです。なにも言うことはありません。
それでは、2月の銘柄の振り返りを行ってきます。
今月の売却銘柄
まず、今月売却した銘柄は下記です。
コロナ相場の急激な変動による狼狽売りと言われても否定はしません。
- AMBITION(3300)
AMBITIONにはまだまだ期待はしているのですが手元の資金を増やすため2/21に売却しました。少額ですがいちおう利確にはなりました。
不動産系の企業の中では成長率が高く、将来性もある企業だと思います。ただしそもそも不動産業界の今後はどうなるか心配な面もあります。持家として購入する人は今後減っていくでしょう。また、コロナによる海外需要も減りそうです。(内訳は分かりませんが)
高まる持ち家リスク 景況感悪化に加えリモートワーク増加も懸念材料(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース
AMBITIONは投資用不動産が多いのであまり心配はないとは思いますが、そもそも出口戦略の見えない不動産投資は危険ですので・・・。
「今期は例年以上に下期偏重」という言葉がどのように達成されるか、次回の本決算にも注目しておきたいと思います。保険事業にも期待ですね。
2万円という利確。長期投資家には程遠いです。
ちなみに、不動産関係では霞が関キャピタル(3498)のような、アパートメントホテル事業が将来性あるのではないかと思っています。ただ、五輪が中止、延期になれば影響が大きいかもしれません。
- 国際石油開発帝石(1605)
つづいて国際石油開発帝石です。
こちらも株価としてはそれほど値動きは無いのですが、手元資金確保のために売却しました。それほど配当も高いわけではありませんでしたしね。もともと投資初期に対した理由もなくPBRが低いからといった理由で購入していただけだったのですが、整理できてすっきりしました。年初のイランのような軍事面で話題が起きれば強い銘柄なのですが、それを待ち望むのもなんだかな、という感じですし。
△2.4万円の損切となりました。
- アエリア(3758)
アエリアもかなり前に購入した銘柄です。一時期は含み益もあったので、そこで利確しておけばよかったのですが、ここまで引っ張て来てしまっていたため損切りしました。今期の業績は良い見込みでしたが、これまでの実績からあまり信用できないと個人的に思いました。
△5.4万円の損切です。100株だけのこしています。
- アルテリア・ネットワークス(4423)
つづいてアルテリアネットワークスです。
手放してしまいました・・・。ぼくの保有銘柄のうち今回のコロナ相場でも最も粘っていてくれたのがこの銘柄です。ただ、成長率に対してのPERで考えた時に、割安というわけではなくなったと思ったので、他の銘柄購入のために売却しました。
2万円の利確となりました。
そのほか、一時的に日経インバースなども仕込んだ結果、トータルでは△3万円ほどの実現損益となっています。 ですが、インバースを買うのって勇気が要りますね。
今月の新規保有銘柄
上記の表のうち今月新規に購入した銘柄は2つです。
- 日本システムウェア(9739)
- テリロジー(3356)
日本システムウェアは、 独立系SIでシステム開発に加え、組み込みソフトや半導体設計に強みのある企業です。
NSW 日本システムウエア株式会社 | NSW 日本システムウエア株式会社
業績好調、財務安定ということで、コロナ相場により下がってきていたので購入しました。AI、IoTを活用した事例がホームページに分かりやすく紹介されていますが、どれもこれからの生活で増えていくであろうサービスですので、これからも成長は続いていくと考えています。
多少ボラティリティは大きい銘柄の気がしますが、業績に伴って推移はしていますので、2018年ごろと同じ価格で買える今はお買い得かなと思っています。
NISA枠で保有したので、長期で握るのみです。
テリロジーは、同じくIT系の企業です。情報セキュリティやIPサーバーなどネット製品輸入販売を行っています。
これからの社会ではITセキュリティ分野は伸びるでしょうし、業界としては期待しています。
ただしこの銘柄は2018年半ばに仕手株になったこともあり、現在でもPER80倍以上と超割高銘柄ですのでまったくオススメできません。当時を見ると半値戻しのお手本のようなチャートですね。しかし、意外にこの相場でも粘っています。
まあ、今の相場の中でいろいろ思うところがあってしばらく保有してみることにしました。身を削って実験台になってみようと思います。
こうしてみると、ぼくの保有銘柄はだいぶIT系に比重が高いですが、ぼくの現在の企業の内部を見ているとやはりまだまだIT化が必要な部分は多く、成長の余地はかなり多いと思います。不動産、ヘルスケア、輸送機器などなど、そもそも今の時代にITが関わらない業種がないですし、少なくとも2025年までは大丈夫なのではないでしょうか。
コロナ相場の後も、IT系の企業の方が回復が早いのではないかと考えていますが、どうなるか。
なお、今月は相場全体が下がっているため、米国のETFにも手を出してみました。
・VYM
・IFGL
・SPYD
まだあまり詳しくないのですが、ETFは配当を重視しています。
皆さんのブログを見ると、高配当はSPYDが人気のようですね。
ただVYMの方が増配率は高いですし、銘柄数も多いですし、長期で考えるならどちらでもいいのかなと思います。
今月のスイングトレード
今月は日経ダブルインバース(1357)を少し購入してみました。
少しプラスになりましたが、しかし、相場の上げ下げが激しくかなり精神を揺さぶられました。
やはり慣れないことはするものではないと思います。
今月の銘柄トピックス
先月購入した中央自動車工業の含み損が凄いです。なぜこんなに売られたのかがさっぱりわかりません。
とはいえ、ご覧のように2019年後半の上げの原因も何だったのかという形ですのでその分が吐き出されたとも言えます。
業種的に厳しい業界なのかもしれませんが、会社としての業績、財務とも現状では全く問題ありませんのでこのまま様子を見たいと思います。
今月の配当
2月度の配当は日本プロセス(9651)からの1,300円のみでした。
※1月度の記事にも記載してしまいましたが、受領は2月でした・・。
<FX>現時点の運用損益
今月のFXの損益です。
2019年8月にトラリピを設定してから運用を継続中です。
含み損がさらに膨らんでいます
あまりにも調子が悪いですね。
さらに、米ドルの利下げもあるので円高傾向は続きそうですし、NZD/USDも期待薄です。
損切りしてこの資金を株式に投入しようかと検討中です。
<投資信託>現時点の運用内容
今月から投資信託についても記載しておきます。
今月は通常の楽天カード積立の5万円以外にプラス10万円をスポット購入しています。
今回実験的に購入しているのは、大和証券の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」になります。
運用方針
米国の株価指数先物取引、米国の債券および国内の債券に投資する。株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、原則として純資産総額の2倍程度になるように調整することにより、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざす。為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行う。
しかしながら、投資信託は約定日が翌日になるため非常にタイミングがとりづらいのです。下記のチャートで2月末の下落後にピョコピョコと2回ほど上にはねていると思いますが、ぼくが購入したのはそこです。
まあ、これほど1日単位で上下に動くのもそう無いかとは思いますので、運が悪かったとあきらめましょう。
なお、レバレッジ商品ということは理論上はNASDAQ100指数が50%下がると資産がゼロになります。今回のコロナ相場では指数が15%下がったため、基準価額は30%下落しました。そのあたりのリスクについて認識しておく必要があります。
総括
2月は大きく含み損が膨らんでしまいました。
以下は今後へ向けた反省点です。
・昨年の株高時に株を売却して他の商品へのリバランス等をしておけばよかった
・投資用資金はいったん口座にストックしておき、暴落時(例えば今回)に投入する
・損切はルールを決める
・トレンドに乗った銘柄に投資をする
一方良かった点としては、こちらです。
・生活防衛資金は確保したうえでの投資のため100万円の含み損も実生活に影響がない
=ぼく自身のリスク許容度はそれなりにありそう
・FXなどに振り分けていたため、まだ資金はある
「含み損が100万円に・・・」は最初はあたふたしていましたが、もはや夫婦のネタと化しています(笑)
ではでは。