コロナショックもしばらく続きそうな雰囲気ですね。
このまま経済活動が停滞したままだとやはり企業の体力が気になるところです。
個別株の場合は起業が倒産すればゼロになりますしね。
そこで、財務面で保有株を仕分けしてみたいと思います。
財務面で不安あり
仕分けをするにあたり注目するポイントはざっくり次のような点です。
・有利子負債が自己資本に対してどれくらいか(大きいと悪い)
・短期的な支払いに対して現金同等物の額(100%以上が良い)
・フリーキャッシュフローの推移
楽天証券の画面で言うとココらへんですね⇩
上記の観点で見てみると、悪い銘柄はこちらです。
・昭和電工
・三菱ケミカルHLDGS
どちらもTOBによる負債が影響しているのでしょうか・・。
とくに三菱ケミカルは指標が悪いですね。高配当と思って手を出すと痛い目に合うかもしれません。しかし、大型株であるということが救いではあるかもしれません。
・JMC
凄く悪いというわけではありませんが、近年の設備投資による出費が大きかったのかと思われます。
一時期は上方修正の開示をしておきながらの蓋を開けると下方修正なので、もう業績面は信用できません。が、小額投資ですしNISAで買ってしまっているので塩漬けの状態です。
財務面で安心感のある銘柄
反対に、財務面が良好な銘柄たちです。
・日本エスエイチエル
・MS-JAPAN
・アバールデータ
・中央自動車工業
・ヴィッツ
・パルステック工業
・イントラスト
・ケアネット
とくに日本SHLの安定感は特筆すべきです。
そのせいか、このコロナショックのさ中でも驚くほど値を下げていません。
この企業のサービスはもしかすると非対面での採用活動にも威力を発揮するかもしれませんね。(とくにIR等が出ているわけではありません)
小型株は値動きが大きい
自分の握力を強める意味でこうした点を確認してみました。
結果はわりと安心感を抱けるものでした。
しかし如何せん、小型株は値動きが大きいのでこうした場面では大きく下落します。
現在の評価損益はあっという間に100万超えです。
インするタイミングが悪かったといえばそれまでですが、覚悟していたことなのでこの程度のことでうろたえないようにしたいと思います。
リバウンドも大きいことを期待してこのまま眠るだけです。
2018年末の暴落時の記事ですが、割と面白い内容でした。
暴落時は自己資本比率で選別するとパフォーマンスが良かったようですね。
こんど調べてみようと思います。
PBRが1倍だから割安、という考え方がありますね。
しかしぼくは銘柄を選ぶ際にPBRは気にしないです。
資産として測れるものだけではないと思いますので・・。
ではでは。
(念のため。この記事では特定の銘柄を推奨していません。投資は自己責任で)