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【日本株】長谷工コーポレーシヨン (1808) の魅力

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個別株を追加するための銘柄研究記事です。

この記事でピックアップするのは、長谷工コーポレーション(1808)です。
長谷工コーポレーションとは、マンションの設計施工の分野での大手です。

これから人口減少が進む中で既存のマンション事業は厳しいのではないか?との声もありますね。

ぼくもその考えには賛成です。そのうえで、なぜ長谷工コーポレーションに注目しているか解説したいと思います。

長谷工コーポレーションの魅力

 長谷工コーポレーションは、マンション設計施工事業をメインで行っていますが、今後を見据えて事業の方針転換を図っているところです。

まず、2020年3月期に向けた中期経営計画の目指す姿として、次の内容をあげています。

少子化・高齢化、人口減少、都市のコンパクト化、災害、建築物の老朽化、環境配慮、省エネルギー、コミュニティ形成などの社会情勢の変化に対応し、当社に企業理念である「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を具体的に実現するため、分譲マンションを中心に、賃貸・高齢者住宅・商業・介護・子育て・健康・医療・教育等を組み合わせ、ハード・ソフト両面から「住まいと暮らしの創造企業グループ」への飛躍を目指す。

ざっくり言うと、住宅だけでなく、「そこに組み合わさる環境を整える」ことを目指しているんですね。 

たとえば、近くにショッピングができるスーパー、運動のできる施設、子どもを預けられる認可保育園などが組み合わされて、より居住者がより暮らしやすい集合住宅。
これって理想的ですよね。

今の高層ビルが無作為に乱立したエリアをみると、計画性のなさに腹立たしくなることがあります。

こうしたことは本来は行政がやるべきことであり、一企業だけでは大変なこともあるでしょうが、ぼくはこの企業の考え方を応援したいと思います。

 

事業の多角化

長谷工コーポレーションは、マンションの新規建設だけではなく、それに付随する管理などのサービスをグループとして展開しています。
個人的に将来性を評価しているポイントは、次のグループ会社です。


・長谷工リフォーム

マンションなどの大規模修繕だけでなく、リフォームやリノベーションという「一歩先を見据えた」事業を展開しています。
現在、集合住宅は供給過多と思われ、どこかで新規建設は法規制がはいってもおかしくありませんが、その分既存物件の修繕やリフォームは伸びていくと思われます。

 

・長谷工シニアホールディングス

有料老人ホームや、サ高住宅、介護付有料老人ホーム、グループホームなど、高齢化の進む日本ですでに注目を浴びている分野もグループ企業として持っています。

 

技術開発への投資

2018年、東京都多摩市に技術研究所を移転し、実験棟を新設するなど、根幹技術開発についての設備投資を行っています。
ぼくの会社もそうですが、設備投資をするポイントの選別と実施には、会社のトップの方針が現れてきます。

 

海外エリアへの進出

ハワイや東南アジアでの事業に進出しています。

ハワイといえば、観光客にも定番で物件価値は継続的に上昇していますし、東南アジアは人口ボーナスによる成長著しいですよね。

どちらもこれから物件の需要は大きいと思いますので、成長していけるエリアだと思います。

オアフ島に2020年に大型商業施設の開発に着手もしていますし、完成すれば株価の上昇も見込めると思います。

長谷工、ハワイで100店超の商業施設 総事業費370億円 :日本経済新聞

またハセコーアメリカは、ホアカレイリゾートというリゾートレジデンスをてがけたようですが、なかなか良さそうな物件だと思います。

オアフ島の西側にあるホアカレイの一軒家 $814,900、設備にゴルフ場やビーチクラブ、テニスコート

 

 

数字で見る長谷工コーポレーシヨン (1808)

それでは、様々な指標で長谷工コーポレーションを確認してみましょう。
(2019年7月時点の数字です)

PER:3.94倍
PBR:0.93倍
自己資本比率:47.47%
ROE:26.4%
配当利回り6.9%
 

注意点として建設業界はPER低めですので、割安と飛びつかないようにしましょう。
ただ、その建設業界の中でも、いまの長谷工コーポレーションは割安な部類だと思います。

自己資本比率40%以上、ROE10%以上というマイルールもクリアしています。
 

ROEは26.4%と高く、効率的な経営ができていると言えるでしょう。
また、2001年以降経常利益は黒字をキープしている点でも安定感があります。

 現在の株価に対して、配当利回りは6.9%と高い水準になっています。
これは配当性向20%を目指していると公言しているだけあります。

 

まとめ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では16日付で、レーティングを「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を2130円から1300円に、それぞれ引き下げています。

その結果、株価も1,100円台まで下がってきたので、今後の値動きに注目したいと思います。

個人的には、証券会社の指標ほど信用ならないものはないと思っています。笑

 

 

 

今日はブログ記事を書くつもりが、帰宅後は株探しに熱中してしまったので、その経過を記事にしてしまえ、と思って自分へのメモとしてまとめてみました。

※くれぐれも投資は自己責任で。

 

 

ちなみに、ぼくが利用している証券会社は楽天証券とSBI証券になります。
理由はこちらの記事にて。