米中貿易摩擦、米の利下げを受けて、株価は値下がり中ですね。
このたび、楽天証券でスナップオンの株を購入しました。
スナップオンとは
機械系に詳しい人には有名なスナップオン(Snap-on Inc.)。
スナップオンは工具メーカーとして世界でもトップブランドの一つです。
普通の人には(そして嫁にも)理解されないかもしれませんが、このロゴを見るとテンションが上がります。
こんな工具箱なんか、マイホーム建てたらガレージに置きたいなと思いますが、お高い・・・。下手すると軽自動車が買えてしまいます。
(出典:https://www.snapon.co.jp/products/info.php?pID=102&gID=121&pg=0&qID=8334)
じつは、スナップオンの工具は通常のネット販売などではあまり流通していません。
しかし、輸送機器メーカーやメンテナンス業界の現場では信頼性が高いことでよく使われています。
スナップオン(SNA)の株価推移
スナップオンの株価推移です。
2015年までは右肩上がりで成長していますが、2015年以降はボックス圏に入っていることが分かりますね。
なぜスナップオン(SNA)株を購入したのか
では、なぜぼくがスナップオン株を購入したのか。
いくつか理由があります。
ひとことで言うと、あのウォーレン・バフェットの投資方針にも沿うのではないかと感じたからです。
参入障壁が高めの業界
プロ用工具の業界は比較的ニッチな分野なので、よほど画期的な工具を生み出しでもしない限りはこれから参入していくメリットはあまりないでしょう。
そうした観点からすると、このニッチな市場で圧倒的なブランド力を持っているスナップオンの株は安定した推移が見込めます。
今後、自動車などのメーカーは電動化に進むか内燃機関の進化に進むかにより浮き沈みがあると思いますが、工具に関してはどちらの方向でも影響を受けにくいと言えるでしょう。
財務状況の安定
先ほどの株価推移の面では、2015年以降ボックス圏ですが、売り上げ/利益は拡大し続けています。
こちらは楽天証券で見れる財務状況です。
2016年以降も順調に売り上げ/利益が成長しているのが分かります。
個人的に注目したいポイントである自己資本比率(57%)、利益率(16.7%)は、どちらもぼくの基準を満たしています。2019年最新の状況ではなんと利益率20%を超える勢いです。
とくに利益率については、日本のメーカーは~10%が平均ということを考えると、大変優秀な数値といえます。
スナップオン(SNA)株の保有方針
スナップオン株の今後の扱いについてぼくの予定です。
最初に取り上げたように、今後も工具は使用されていきますので、劇的に業績が変わるということは良い意味でも悪い意味でもないと思います。
その中で、高い利益率をキープしつつまた株価を成長してもらう。あるいは、株価は成長しないにしても増配を繰り返していくならば、将来的には高配当銘柄の一つとなるのではないかと考えています。
NISAで購入していますし、基本的には中長期投資前提でのんびり保有していたいと思います。
まとめ
今回はスナップオン(SNA)について簡単にまとめてみました。
バフェットの方針にもあいそうな銘柄ですので、今後も買い増しをしていきたい銘柄です。