どうも、まめ太です。
今回は転職する際の企業の決め方という観点でぼくの考えをまとめたいと思います。
つまり、『転職して後悔しないために考えておいたほうが良いこと』です。
ぼくが考えたポイントは次の2つです
- 安定した企業か
- ある程度のやりがいがあるか
- 自己成長ができるか
この点を詳しく説明していきますね。
安定企業に入りたい
「とりあえず大企業にはいれればいや」と考えていませんか?
いえいえ、いまは東証一部上場企業ですら数年先は見えない状況です。
あの世界の東芝でさえ、あんなことになりましたからね。
ここで大事なのは、株式投資で銘柄を選ぶ際の考え方と一緒です。
企業の業績を分析することです。
ぼくが株式で判断対象としているのは次の点です。
・自己資本比率
・営業利益率
・1株当たり利益(EPS)
なぜなら、財務基盤が安定している企業は先行投資も積極的に行えるため、将来的に成長していく可能性が高いからですね。
できれば過去数年の推移を把握して成長企業であることを確認します。
そして、できれば企業の強みや弱み、展望を研究するようにします。
さらに、その企業の業界についても確認しておきます。
市場規模や将来性について調べてみることは必須です。
たとえば、昔は銀行員というと安泰だというイメージがあったかもしれませんが、すでにリストラの憂き目に立っています。AIの発展により今後は廃れていく職業のひとつとなっていますね。
転職時の年齢が30歳だとして、今後30年間はずっと続くような企業かどうかがポイントです。
ぼくは株の投資先を探している際に名前の知らないような会社が出てきて調べてみると、この会社で働いてみたいと思う会社がみつかったりします。笑
また、すでに働いている社員の口コミを読んでみるというのも手です。
ぼくが転職時に活用したのはvorkers(現在はopen workに変更)という口コミサイトです。実際の社員から見た企業の分析がされているので参考になります。
なお、口コミサイトを使う際の注意点があります。
基本的にこのような口コミサイトは、これから転職をしようという社員が投稿します。
なので評価は全体的に低くなりがちです。
なぜなら転職したいのは会社に不満がある社員ですからね。
その点は認識したうえで、評判を確認していきましょう。
やりがいを求めたい
やりがいを求めて転職を考える人も結構います。
しかしこれはけっこう難しい問題です。
なぜなら、まず自分にとってやりがいとは何か真剣に考える必要があるからです。
しかもそのやりがいは歳をとると変わってくる可能性があります。
実際ぼくもそうでした(いまも悩んでいます)
たとえば、自転車がとても好きだとしますね。
「自転車に関わる仕事がしたい!!」という理由で会社を選んで入ったとします。
(ちなみに、ロードバイクなどの高級品をイメージしています。)
しかし、ある時ふと「自転車なんて嗜好品だから無くなってもほとんどの人は困らないな」という気持ちになってしまいます。
その時、仕事のやりがいが「自分の好きなこと」から「世の中の人の役に立つこと」に変化していることに気づきます。
これは個人的にあるあるパターンです。
とくに、新卒時に自分の好きなものの仕事につけた人ほど感じます。
しかし断言します。自分で言うのもなんですがそれは贅沢な悩みです。
少なくとも自分の好きなものに携われる仕事に着けているのならばそのまま続けたほうがいいのでは、と自分に言い聞かせています。
ただ、『子どもに誇れるような仕事がしたい』と思った時に、やっぱり人の役に立つ仕事をしている人はいいな、と思いますね。
あ、、自転車といえばシマノかと思いますが、シマノは超優良企業だと思いますよ。
株価は若干割高とは思いますが。入社するにはいいかと。
自分の成長を求めたい
自分のスキルアップに、という転職理由も多いですよね。
最近の若者は本当に向上心があると思います。
ただし、これを理由に転職するのは家族のいない身の軽い若者の特権だと感じています。
たとえばぼくのようにすでに所帯を持っている身では、自分の成長欲求を満たすためだけにおいそれと転職というリスクを冒すことはできません。
そしてなにより、自分の成長は自分でするもの、と考えるようにしています。
確かに、周りの人がすごい優秀で向上心のある人ばかりだと感化されて自分も成長できそうな気がしますね。
だからといって、今の会社で自分が成長していないと感じるならばそれは周りの誰かのせいなのでしょうか?環境をかえるということは難しくても、自分の行動を変えることで成長は少しずつできていけるかもしれません。
まずは「今の会社で自分にできることは何か考えていこう」ということです。
しかしです。
どうしても自分が実力を試したいのならば、ベンチャーに行くか、外資系に行くかでしょう。
なぜなら、一般的にベンチャーではより広い範囲の業務を担当することができます。また、外資系であればより大きな金額の責任を担う業務を行える機会があるでしょう。
あくまで、これからそこへチャレンジするリスクをとれるならば、ですが。
まとめ
以上、ぼくが思う転職する際に後悔しないために考えておくべきことをまとめました。
- 安定性を求めるならば、業績分析、将来性を調べる
- やりがいを求めるならば、直接的に人の役に立つ分野へ
- 自己成長を求めるならば、ベンチャーや外資系へ
ということでした。
ちなみにぼくはといえば、中小から大企業への転職のハードルが異常に高く、企業をこれら2つの観点から選択する余裕はあまりありませんでした。
この点は、『ぼくが中小から大企業へ転職した方法』という記事で紹介しています。
ちなみに、資産形成がうまく行って生活の心配はいらない状況になったとしたら、ぼくは働きがいを求めてベンチャーを選ぶと思います。
お金の心配をせずに自分がお金以外の意義を持って取り組める仕事をするって最高の贅沢だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。