少し早いですが、4月の運用状況まとめです。
現時点では3月中旬を底として市場は回復傾向です。
それに合わせて追加投資をガンガン行った結果、総運用額としては上昇中です。
運用資産状況
今月より、最初に口座ごとに記載していきます。
楽天証券口座
<3月>
↓↓
<4月>
<トピックス>
・4月は元本追加30万円+投資信託カード積立5万円
実現損分を考慮すると、70万円分の含み損が解消。
コロナショックによるダメージの50%以上が回復したことになります。
Wealth Navi
※2019年9月から運用開始(初回10万円+毎月1万円+適時α)
リスク許容度:5(最大)
金は上昇し続けているが、PF前提としてはマイナス水準から出ず。
後述しますが投資信託の方はプラテンしていることからすると、債券比率が高いとやはり落ち込みにくいようですね。
<株式投資>現時点のポートフォリオ
現在のポートフォリオ一覧です。
<日本株>
<米国株>
それでは、4月の銘柄の振り返りを行ってきます。
※なお今回の記事にのせているチャートは企業によって表示期間が異なります。
(本当は5年チャートが好きなのですが、このコロナ時の値動きを表示させるため期間を短くしたりしています)
今月の売却銘柄
今月売却した銘柄は下記です。
いちご(2337)
いちごはコロナ下落からの回復力があまり無さそうだったので売却して他への投資資金へ回すことに。不動産関係ということで先行きが不安だったこともあります。
@452円で購入 → @258円で売却。
コロナショックの頭からしっぽまで見事につかみました。(逆の意味で)
購入時の記事はこちら。
2019年12月の運用報告
大した理由がなかったですね。今後の銘柄選定時の反省です。
損益はマイナス4万円となります。
ニューテック(6734)
先月購入したニューテックですが、いったん利確しました。
手放した理由としては、以下のとおりです。
・各社の決算を見る中で今後の見通しが「不明」と書かざるを得ず、下落している企業が多い。情報修正ですでに今期は織り込んでしまった感があったため決算後は下落するかもという読み。
・国内でのファブレス企業ということで、コロナ自粛の影響を受けるだろうという読み。
結果的にはまずまず予想通りの動きでした。(4/13決算開示)
@1,770円で購入 → @2,070円で売却。
プラス3万円。
今月の新規保有銘柄
今月新規に購入した銘柄は6つです。
- 日本電技(1723)
- 明豊FW(1717)
- ネオス(3627)
- 三井住建道路(1776)
- ピーエス三菱(1871)
- 日特建設(1929)
日本電技(1723)
ビル空調計装工事の大手。工場搬送ライン用などの自動制御システムも展開。
アズビルと提携。
先回12月発売の四季報から注目していてほしかったのですが、コロナショックによりようやく下がってきたので購入しました。
その後、4/22に業績上方修正により窓を開けて上昇しました。 最高益を更新する見込みです。
ここで元のレンジの3,600円台に戻ればよいのですが、ニューテックの決算発表のように上方修正で織り込み済みで決算開示後下がる可能性もあります。とはいえ、値動きが底堅い銘柄ですので、こちらはこのまま保有でもいいかなと悩んでいるところです。今後の動き次第で考えますが、3,000円台であれば欲しい人は多いはず・・・。
余談ですが、この空調計装業界は今後も成長していくと思います。ビルの建て替え等は今後も継続して発生しますし、コロナのような感染病対策においても空調の更新は必要になってくると思われます。
競合企業として注目しているのはいくつかあります。
- オーテック(1736)
日本電技と同様に業績推移が順調です。(下は5年チャート)
こちらも4/27に上方修正で大幅に上昇しました。
比較すると日本電技の方が今期上方修正が必至だったこと、営業利益率が高いこと、配当利回りが高いこと、財務面で良好であることから、今回は購入対象外としていました。
- 木村工機(6231)
こちらは2020年3月に上場したばかりです。今期はコロナの影響で軒並み上場中止になる中、予定通り上場しました。初値は公募割れが続いていましたが、その後暴騰しましたね。(サイバーセキュリティクラウドの影響か分かりませんが・・・)
今後の動きには注目しています。
明豊FW(1717)
オフィス移転・新設、建築工事で発注者支援するCM(コンストラクションマネジメント)主力
つづいてコチラ。
以前から皆さんのブログを読みながら気になっていた企業です。
ついに買ってしまいました。
CMという業務形態についてあまり知らなかったのですが、ホームページを見る限りでは発注者にとってかなりメリットが有るサービスですので今後も期待ができると考えています。成長性という観点からは割安なのではないかと思います。
建設業界ということでコロナ自粛のなか作業自体は停滞すると思われますが、その点がどうなるか。次の本決算は2020年3月までの実績ですので間違いなく⇧だと思いますが。業務形態として、着工前に契約金という形で収益化しているのかどうかについてはまだ把握できていません。そうであれば今後も問題ないのでは。
ちなみに、この会社はテレワーク推進が進んでいる企業として表彰もされていますね。
決算で下がれば買い増しします。
ネオス(3627)
受託開発はAI・IoT分野の開発に強み。中国でデバイス事業展開。キッズ向けコンテンツも。
4/21の決算開示で75%上方修正を受けて、これは上昇するだろうと思ってPTSで購入したのですが、その後まさかの下がり続け・・・(苦笑)
どうやら今後の見通し面で嫌気されたようですね。(今期比△65~△8%予想)
これまでのチャートの推移は悪いですが、もっている材料としてはたくさんあると思っています。
・IoTデバイス機器の製造強化
深センに拠点を持つジェネシスホールディングスを完全子会社化し、デバイス機器の製造能力を強化しています。「軽いIoT」ということで、廉価なデバイスタブレットを量産しています。決済機付きタブレット、ドライブレコーダーなど。個人的には廉価、大量生産ということで、教育機関への導入に期待してます。
JENESIS | 製造デバイス利用シーン例 | ジェネシスホールディングス
・キャッシュレス推進
店舗オリジナルプリペイドカード「ValueWallet」サービスを提供。
他にもいろいろありますが、「○○テック」と名のつく半分くらいには該当するサービスを提供しています。エドテック、フィンテック、ファッションテック、ヘルステック、不動産テックなど。
短期的には下がる場面もあるかもしれませんが、値動きの割には意外にも財務面も比較的良好なのでこのまま持ち続けます。
三井住建道路(1776)/ ピーエス三菱(1871)/ 日特建設(1929)
コチラの企業については、先回の記事で触れているので割愛します。
今月の銘柄トピックス
今月決算発表のあった企業です。
フューチャー(4722)
<第1四半期決算>
売上高 :110.27億円 (+1.6%)
営業利益:16.54億円 (△7.6%)
増収減益ということで、今期の出だしから少しつまずいているようにも感じます。PTSでも少し下がっていました。とはいえ、業界を考えれば今後も成長していくと思って楽観的に見ています。
「今後について」という説明の中でも「新型コロナウイルス感染拡大の経験も踏まえて、ビジネスの一段の高度化を図る顧客企業の取り組みを積極的に支援していく」と述べています。短期的にはコロナ影響はあるかもしれませんが、長期的にはむしろITコンサルにとってはプラスかと思います。
まあ、同業種のベイカレントコンサルティングには置いて行かれましたけどね・・。
市場の判断は休み明けです。
三菱ケミカル(4188)
<通期決算 ※業績予想>
売上高 :35,810億円(△8.7%)
営業利益:1,440億円(△51.7%)
配当 :40円→32円(△8円)
減収・減益・減配のトリプルスリー!
なにも言うことはありません・・。とはいえそれでも配当利回り5%。
はやく医薬品の成果がなにかしら出ればいいのですけどね。今はコロナ優先でしょう。
日本SHL(4327)
<第2四半期決算>
売上高 :16.39億円(+6.78.7%)
営業利益:8.59億円(+12.8%)
通期予想修正なし(コロナ未反映)
総合適正Webテスト「Gab」が好調。オリンピックにより早めの就職活動が効果。
今のところ順調のようです。相変わらず利益率高し。
コロナ影響は今後判明するかと思いますが、時期がずれ込むだけだと思いますので長期的には問題ないかと。
ちなみに、9月入学になると入社も9月になるんですかね~。
今月の配当
4月度の配当は3,500円ほどでした。
内訳としては下記のとおり。
・ジャストプランニング
・SNA
<投資信託>現時点の運用内容
投資信託については、楽天カードで毎月5万円積立をしています。
現在の積立設定はコチラ。
- 楽天レバレッジバランスファンド(USA360)・・3万円
- iFreeレバレッジ NASDAQ100・・・2万円
今までにスポットで購入しているもの含めるとこのような状況でトータルでは含み益になっています。
3/8に各2万円で新規購入してみたグロ3.3とグロ5.5ですが、今のところは5.5がわずかに勝っています。金による効果でしょうか。
NASADAQ100は3月中旬はがっつりと落ち込んでいましたが、ここですでにプラテン。レバレッジはやはり値動き大きいですね。
総括
4月は回復ムードになってきました。
3月から購入した銘柄たちも含み益に貢献してくれています。
とはいえ、コロナの感染は終息のめどがなく、株価の上昇も日銀の買い入れによるものと思われる状況であり引き続き気は抜けません。
まだまだコロナの影響は抜けきっていないためここで購入したい企業はたくさんあるのですが、追加投入資金も不足してきました。
ということで、少し手法を変えまして、来月からはSBIネオモバイル証券を開設することにしました。これなら1株から保有できますので、投資価格をぐっと引き下げることができます。
家計簿の記録も貯まってきたので、今後の予算を立てながら投資費用を決め、その範囲内でポートフォリオを組んでいきたいと思います。(本来、「最初にやっとけ」という話ですが・・)
そして楽天証券の口座はこのまま1,000万円まで成長しないかな、という夢を抱いております。
ではでは。