MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルが株で資産形成を目指す。給料・家計・育児などなど等身大の実録ブログ。

未来の高配当株を探す旅

 

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今回は『未来の高配当株』というテーマで考えてみました。

 

※特定の銘柄を推奨する記事ではなく、あくまでぼく個人の考えであることを最初に書いておきます。

 

近年では、件の「2,000万円問題」などといった言葉を皮切りに世間一般もマネーリテラシー(金融知識)が上がり、個人投資家という存在に脚光が当たっています。

それとともに、セミリタイア、アーリーリタイア、FIREなどと言ったライフスタイルも注目され始めています。

まだまだ日本では一般的ではありませんが、今後は副業解禁などとともにますます広がっていく傾向だと思います。

かくいうぼくも、最近になってようやく資産形成というものに本腰を入れて取り組み始めたひとりです。

 

まず、世の中には広く様々な情報があるため、使える情報と使えない情報の取捨選択が必要です。
個人的には、すでに資産形成に向けて動き始めている方のブログを参考にするのが一番良いと感じています。ぼくもブログを参考にさせていただいている方が10人ほどいます。

 

その中で必ずと言ってよいほど登場するのは「配当による資産形成」です。

 

これは比較的再現性の高い方法と言えます。
なぜなら、利回りが読みやすいからです。たとえば、配当利回り4%の銘柄を100万円分(実際には金額指定では購入できませんが)保有すれば、減配が無かったとして毎年4万円のキャッシュを労することなく得ることができます。

 

ブロガーの諸先輩方は配当利回り5%以上のポートフォリオを作り上げているツワモノもいらっしゃいますね。

 

しかし、個人的にはこの手法のデメリットが2つあると思っています。

 

なぜ「高配当」だけではだめなのか

一般的に高配当株のデメリットは以下のとおりです。

 

  1. 高配当株は成熟企業であり、株価自体の上昇はあまり見込めない
  2. 減配や業績悪化による株価暴落リスクがある
  3. 配当に対して税金がかかるため資産効率が悪い

 

1について、高配当株として有名な銘柄としてはJTやMO、PMなどのたばこ株があります。こうした業界はたばこ嗜好者の減少を単価アップでカバーしつつ高い営業利益を誇ってきました。結果として高配当となってきました。しかし、健康への影響という観点からたばこ製品の将来は厳しい予測がされています。その点が株価にも影響されていますね。「株価が下がれば配当利回りが上がるからいいじゃないか」という声もあるかと思いますが、それはあくまで減配されなかった場合の表面上の話です。業績が悪いのに配当だけ維持することはできません。会社として何らかの手を打たないといずれ減配は必須でしょう。


2については、ポートフォリオの分散である程度対応できます。分散させておけばたとえ評価損が出ていたとしても、配当収入が大きく減少することは避けられます。もともとキャピタル差益を狙う手法ではないため、無配にならない限りはダメージは少ないと言えるかもしれません。

 

3については皆さまもはや分かったうえで投資をしていると思います。税金を払わずに効率よく資産を増やすのは自動的に再投資してくれる手数料の安い投資信託がベストです。しかし一方で配当金というのはキャッシュになるので、いずれ資産運用だけで生活していこうと思った際に活用できます。そしてなにより不労所得が増えている実感がわきますしね。

 

ここで取り上げたいのは、1の点をどう考えるのか、です。
つまり、トータルで効率よく資産を増やすには、企業自体も成長していくのが望ましいと思うわけです。

 

分かりやすくするために以下の例で考えてみます。
どちらも配当再投資はしないものとします。

 

ケース1.
高配当(4%)の株を100万円分保有し、10年間株価と利回りが変動しなかったとする。

⇒10年後の資産は、140万円です。

 

ケース2.
低配当(2%)の株を100万円分保有し、株価が年率3%上昇。配当利回りは変動なし。

⇒10年後の資産は、158万円です。

 

上記の試算では、10年後には18万円の差がでました。
 

注目したいのは、ケース2で株価が上がりつつも配当利回り2%をキープしているということは、実質的には増配しているということです。それがどういうことかというと、購入した時の価格に対する利回りは年々向上しているということです。例えばケース2の条件で配当利回り2%であれば、11年後の配当は2.7万円になりますが、これは購入価格100万円に対しては2.7%の利回りとなります。このまま進んでいくといつかは高配当銘柄の利回りを逆転するのが理解できると思います。

  

ただし、表面上の配当利回りはその時点の株価に対して考えるため常に2%であるので、こうした銘柄は高配当銘柄でスクリーニングしている限り見つけることはできません

 

こうした株価、配当ともに成長していく銘柄を見つけさえすれば資産を効率よく増やしていけるはずだ、というのがこの記事の主眼です。
※成長株投資ともいえるかもしれません。ただし、配当金ゼロ銘柄でキャピタルゲインだけを狙った投資ではなく、配当金によるキャッシュフローも目的とします。

 

未来の高配当株の条件 

 

次の条件がポイントになってくるかと思います。

  • 売上成長率が過去5年間でプラス
  • 利益成長率も過去5年間でプラス
  • 配当性向が低い(個人的目安30~50%以下)
  • 増配率が高い
  • 現時点で割安である(PER20倍以下、PBR2倍以下)

この条件でスクリーニングを掛けてみます。
とはいえ、すべてを満たす銘柄はありません。概して成長株は割高ですし、機関投資家による決算とは無関係の株価変動も多く購入時のタイミングが大事になってきます。

 

また、配当性向や増配率は自分で銘柄を調べていく必要があるので、時間もかかります。

 

 未来の高配当株候補たち

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上記条件でぼくなりには次のような銘柄が該当すると考えています。
さらに業績や業界の将来などを考えながら絞り込んでいく必要はあるかと思いますが。

※3000社以上の企業をすべて確認はできませんので、ぼくが現在保有している株をメインに紹介させていただいています。なかなか狙い通りに行くのは難しいですが、これらの銘柄は上記のような考え方に基づいて購入してみました。

 

システムリサーチ(3771)

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株価:1,775
PER:15.68
PBR:2.64
配当利回り1.7%
配当性向:23%
過去3年平均増配率:27%


主に企業を対象として情報システム開発/保守を行う会社です。トヨタ系への販売が1/3を占めているということもあり、増収増益が続いています。それでいてPERは16倍程度と成長期待に対して割安と言えるでしょう。現株価に対しての配当利回りは1.7%と低いですが、配当性向は28%程度であり余力は十分と言えます。また、株式分割などにより実質増配率が分かりにくくなっていますが、近年の増配率が非常に高くFY16→FY19でおよそ2倍に増えています。

 

日本エス・エイチ・エル(4327)

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株価:2,006
PER:13.95
PBR:2.62
配当利回り:3.6%
配当性向:49%
過去3年平均増配率:9%


新卒者向け適性テストGAB等の開発/販売をしている会社です。こちらも過去10年にわたり増収増益と素晴らしい業績内容です。成長ペースは若干鈍化しているものの、PERは13台と比較的割安。現時点で配当利回り3.6%程度と高配当ですが、増配率についてもここ3年平均増配率は9%程度と、他には劣りますが比較的高水準な点もポイントです。

 

三菱ケミカルHLDGS(4188)

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株価:820
PER:8.89
PBR:0.84
配当利回り:4.8%
配当性向:31%
過去3年平均増配率:39%

 

最近では田辺三菱製薬を54%のプレミアをつけてTOBするということで下落していますが、三菱ケミカルHLDGSも高配当かつ近年では高増配率となっているため期待が持てる銘柄です。ぼくの場合は現時点では若干含み損となっていますが長期的にさらなる増配を見込んで保有しています。

 

 
この他にも銘柄を発掘していきポートフォリオに加えていきたいと思っています。

 最後に

 

と、ここまで考えてきましたが、先日のウエストパック銀行(WBK)の減配が一時話題になったように、けっきょく個別株にリスクはつきものです。減配×株価下落のダブルパンチを受ける可能性も高まります。

 

自分の投資スタイルによって変わってくるかと思いますが、最終的には高配当ETFに積み立てていくのがベストな選択肢になるのかもしれません。

 

ぼくも少し保有していますが、高配当ETFと言えば、HDV、VYM、SPDYとなるでしょう。これらは多数の銘柄の集合ですので、キャピタルゲインを得つつ安定した配当金も受け取ることができています。
銘柄によって特徴があるのでこれをさらに分散させてもいいかもしれません。

 

ぼくの場合は個別株の山の中から宝株を探すのが半分趣味みたいなものでやっていますが、純粋に堅実な資産形成だけを考えればやはりETFをメインに据え、サテライト的に成長株を購入するのが良いと思っています。

 

ただし、現時点では年齢的にリスクを大きくとれること、手元の資産がまだ少ないため資産形成のペースを上げたいことから、リターンの大きい(=リスクも大きい)個別株投資をやっていきます。

 

山あり谷ありかと思いますが、楽しい旅であることを願っています。
Have a nice journey!

 

 

 

 

【日本株】ハピネット(7552)

 最近の寒さに朝は寝坊気味のまめ太です。

 

先月11月12日にハピネット(7552)の決算が発表されましたが、予想外に悪かったので一瞬PTSで手放そうかと思いましたが、思いとどまりました。結果としてはその後株価は順調に推移しております。今後のために忘備録として残しておきたいと思います。

 

 

 

ハピネットについては初記事ですので、まずは軽く概要から。 

ハピネット(7552)とは

エンタテインメント商材(ゲーム、映画、玩具など)の中間流通トップ企業で、バンダイナムコグループの中核に位置しています。

www.happinet.co.jp

 

各事業の売り上げは次のような感じです。(会社HPより)

 

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ハピネットの株価推移

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5年チャートはこのような感じです。
900円~2,000円のあいだで動いています。
(ただし、もう少し期間を広げると、少しずつ成長はしているチャートに見受けられます)

ちなみに、黄色い矢印がぼくのエントリーポイントです。
2018年の5月ごろにほぼ現時点の価格と同じ1,400円ほどで購入しています。その後勢いよく2,000円ほどまで上昇したもののトレンドは下落だったようで、最近まで含み損状態でした。

指標

現時点での指標は以下のとおりです。

  • PER 11.4
  • PBR 0.84
  • 自己資本比率 50%
  • ROE 7.4%
  • ROA 5.8%

 

ハピネットを購入した理由

さて、なぜぼくがハピネットを購入したのか、なんですが・・・。

 

 覚えていません。

 

とはいえ、2018年当時は比較的割安だと判断して購入したはずです。
現在もPBRからすると割安感はあると思います。

 

あとは、祖父母が子供にかけるお金は増えていくだろう、という低レベルな考えとかだった気がします。

 

その他、個別で今後の期待材料についてまとめておきたいと思います。
(とはいえ、今回の決算が悪かったことに結果はフォーカスされるのですが)

 

2020年春「ブリガンダイン ルーナジア戦記」発売予定

 

brigandine.happinet-games.com

 

20年ぶり(?)の発売となるらしいのですが、ぼくは知らないのですこのゲーム。今のところそれほど話題にはなっていないようです。というか、20年前にこのゲームをやっていたであろう方々はもうゲームをやるような年代ではないのでは。そして、今ゲームをやる年代の若者はソシャゲなどのほうに流れるのでは、と個人的には少々悲観的に見ています。(決してこのゲームをけなしているわけではありませんが)

 

 ・9月発売の「ニンテンドースイッチライト」の売れ行き

 

11月19日付の株式新聞にはこのようにありました。

  ハピネット<7552.T>が前日比3.3%高の1447円まで買われた。株式新聞は19日付の「注目株」に取り上げている。

 同紙はハピネットを、任天堂<7974.T>の人気シリーズ「ポケットモンスター(ポケモン)」の最新作に乗る銘柄として注目。15日発売のポケモン最新作「ソード・シールド」は、早くもシリーズ最高傑作と評価する意見が出ている。流通を担うハピネットには、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチライト」の販売増と相まって強い収益押し上げ要素になるとみられる。

ハピネットはゲーム機本体の販売を行っているため、PSであろうがニンテンドーであろうが、ヒット作が出れば収益に貢献するという強みがあると思います。ゲーム事業は売上の1/4のセグメントですが、利益面では4割弱を占めています。ただし、20年3月期通期のゲーム事業の見通しは前期比マイナス3.7%予想となっています。

 

期待材料を書くはずがあまり期待ポイントになっていないのですね。

 

 

決算発表

20年3月期第2Q決算

 

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 前期に比較し、今期は減収減益ということで、一時的に株価は1,300円台半ばまで下落しました。が、そこからの12月6日時点で1,461円です。

 

今後の保有方針

特に大幅な値上がりを期待できるわけでもなく、逆に100株しか保有していないので極端に損を出す可能性も低いですので、優待目当てにキープしておけばいいと思っています。
毎年子どもの誕生日プレゼントを選ぶイメージで優待を利用していこうかな、と。
資金効率を考えたら手放すでしょうけど、今のところは本業の収入を少しずつ貯めて運用資金へ投入していけていますので。

 

 来年、爆上げしてほしい!笑

 

 

 

2019年11月の運用報告

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どうも、まめ太です。
最近は忙しくなかなか記事を更新する暇もありませんでしたが、無事生きております。
 

ここ2週間ほどはポートフォリオの今後の計画と新規の銘柄確認を行っていました。
また、ぼくと同じように資産運用をされている皆さんのブログを楽しく読みながら勉強させてもらっていました。

 

本来は個別の運用結果を記事にして残しておきたいのですが、中々時間が取れない日々が続いているため、最低限月度単位でまとめておこうと思っています。 

 

自分のポートフォリオを振り返る意味でも、月度まとめは大切です!

 

 

現時点のポートフォリオ

現在の楽天証券口座はこのような状況です。

 

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これは投資来の状況であり、実現損益の大部分は3年ほど前のアベノミクス相場での損益となっています。2019年度のみの成績としては、マイナスの状況となっています。一方で現在の評価損益のマイナス-24万ですが、このうち-14万円ほどは1月のサンバイオショックによるものです。

 

そして2019年12月現在の保有銘柄一覧は下記のとおりです。
(ちょっとスマホからだと表が途切れるかも)

 

現在の投資の方針は「成長株投資バイ&ホールド」です。
ただし、過去に購入した株の損切がまだできていないため、ポートフォリオはだいぶ混雑した判りにくい状態になっています。

 

コード 銘柄名 保有数量 12/3株価 評価額 評価損益 損益率
1605 国際石油開発帝石 100 ¥1,071 ¥107,100 -¥12,599 -11%
2150 ケアネット 100 ¥811 ¥81,100 -¥22,013 -21%
3300 AMBITION 100 ¥1,125 ¥112,500 ¥24,103 27%
3758 アエリア 300 ¥932 ¥279,600 -¥1,068 0%
3771 システムリサーチ 100 ¥1,793 ¥179,300 ¥4,185 2%
4188 三菱ケミカルHLDGS 300 ¥818 ¥245,400 -¥21,426 -8%
4287 ジャストプランニング 400 ¥525 ¥210,000 -¥70,864 -25%
4327 日本エスエイチエル 100 ¥2,008 ¥200,800 -¥1,500 -1%
4423 アルテリア・ネットワークス 100 ¥1,603 ¥160,300 ¥5,200 3%
4440 ヴィッツ 100 ¥2,469 ¥246,900 ¥24,600 11%
4575 キャンバス 100 ¥1,040 ¥104,000 ¥9,103 10%
4592 サンバイオ 100 ¥4,470 ¥447,000 -¥143,400 -24%
5704 JMC 100 ¥1,223 ¥122,300 -¥51,700 -30%
6894 パルステック工業 100 ¥2,214 ¥221,400 -¥7,700 -3%
7552 ハピネット 100 ¥1,432 ¥143,200 -¥3,999 -3%
7777 スリーディーマトリックス 200 ¥542 ¥108,400 -¥30,976 -22%
9651 日本プロセス 100 ¥869 ¥86,900 ¥12,803 17%
VOO バンガードS&P500 2 US$286 ¥62,339 ¥5,197 9%
AMGN アムジェン 1 US$233 ¥25,410 ¥1,488 6%
ARCC エイリス・キャピタル 19 US$19 ¥38,661 ¥538 1%
VYM バンガード米国高配当 2 US$91 ¥19,873 ¥427 2%
SNA スナップオン 10 US$158 ¥171,830 ¥11,039 7%
SPYD SPDRS&P500高配当ETF 40 US$39 ¥168,095 ¥9,842 6%
MO アルトリアグループ 5 US$51 ¥27,544 ¥2,009 8%
合計       ¥3,569,952 -¥256,711 -7%

 

※ちょっと米国株の数量が少なすぎて恥ずかしいのですが、なかなか毎日の値動きを把握するのも大変なので、少量を保有することで値動きをチェックしています。

 

残念ながら、米国株以外はほぼほぼ含み損となっています。
とはいえ、ぼくの場合は値動きの激しい中小型銘柄狙いでいますので、1日5%程度の値動きは誤差の内と考えています。

今年度は投資の成績はあまり芳しくないのですが、余力資金を運用に全投入することで運用資金は倍増しています。その結果、5%の値動きでも10万円以上変動するのはザラの状況です。しかし、これにもしだいに慣れてくるようになります。

慣れてくるようになったら投資家として一人前、、、と自分に言い聞かせています。笑

 

  

今月の新規保有銘柄

上記の表のうち今月新規に購入した銘柄は4つあります。

  • システムリサーチ(3771)
  • 日本エスエイチエル(4327)
  • アルテリア・ネットワークス(4423)
  • ヴィッツ(4440)

これらは、成長株投資という観点で購入してみました。
詳細はまた機会があれば個別記事をまとめたいとは思いますが、簡単に紹介します。

 

システムリサーチは、独立系SIベンダーとして製造業を中心とした企業向け情報システム構築と保守・運用をしており、トヨタグループ向けが4割弱となっています。業績推移が非常に安定しておりながらもPERは高すぎず、配当は3.5%程度と高水準です。さらに業績に伴って増配も適度に行っています。トヨタの成長に寄っているところが若干懸念ではありますが、このまま順調に成長していくことを期待して購入しました。

 

日本エスエイチエルは、 GABなどの採用や人事評価の診断ツールと人事コンサルを行っている会社です。マイナビと資本提携しており、マイナビが株式の3割弱を保有しています。人材不足を背景に企業の採用意欲はキープされると思いますし、現時点での業績も毎年6%ほどの成長率をキープして順調に推移しているため購入しました。(過去の実績が将来も続くという予想は低レベルですがね)

 

アルテリア・ネットワークスは、日経マネーの記事に載っていたため知りました。マンション向けネットサービスを一括提供している会社です。宮城から大分までの人口集中範囲で光ファイバーネットワークを自前で保有していることが強みです。2020年度から5Gが本格稼働することを考えると、今が買い時かと考えました。今後の成長が10%程度で推移する限りは保有をしていくつもりです。

 

ヴィッツは自動運転、AI関連銘柄です。自動運転用ソフト開発・販売を行っています。今年の4月に新規上場して大注目となった企業ですが、その後株価はどんどん下がり続けていました。なんと公募価格2,650円すら切っていた状況でした。ただし、指標的にはまだまだ割高ではあり、もう少し割安になってから保有することを考えていました。しかし、昨日反転傾向が見られたためいったんここで購入することとしました。今後の成長に期待です。

 

 

上記銘柄は、システムリサーチ、日本エスエイチエル、アルテリアネットワークスは指標に基づく購入で、ヴィッツのみはテーマに基づく購入ということで少し方針が異なりますが、今後の値動きがどうなるか注目です。個人的には今年購入したJMCとパルステック工業が決算で大打撃を受けた後悔もありますので、同じ結果にはなってほしくないですが、いずれにしても勉強のうちです。

 

 

今月の配当

11月度の配当は国際石油開発帝石から1200円いただきました。チーン・・


株式投資自体は10年近く行っていましたが、資金を投入して力を入れ始めたのは1年ほど前ですので、まだまだ配当の多い銘柄を保有していない状況です。

ただし、来年の3月基準日での配当は増える見込みですのでひそかに心待ちにしています。

 

ではでは。

 

 

保有銘柄の本日の決算発表はなんと下方修正

 

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この時期は毎日のように決算発表が出ていますね。
ぼくの保有銘柄もちらほら決算が出てきています。

 

が、本日発表の決算が真っ赤すぎて、明日株価を見るのが怖い状況です。

 

 

 

 

その2銘柄とは、JMC(5704)パルステック工業(6894)です。

以前ブログで紹介しました。 まさかこのブログを読んで購入していた人はいないかと思いますが。
いずれも個人的には期待を込めていただけにお恥ずかしい限りです。

 

いずれも、通期下方修正となっています。

 

個別の銘柄についての希望的観測(という名の言い訳)は以前の記事を更新しましたので興味があればご覧ください。

 

www.mame-ta.com

 

 

www.mame-ta.com

 

 決算発表を受けて

最近の株価上昇を受けて順調に資産が増えていただけに痛い決算でした。
どちらも100株だけという極小投資家のためダメージは少ないですが、それでも10万円くらいは減るでしょうか。ストップ安が続けばさらに減る可能性があります。

こういう時はやはり個別株は怖いなと思います。
とりわけ今回の決算はどちらも小型株のため値動きも大きいものとなっています。
ETFであれば、買い増しチャンス到来!と思いますが、個別株だと判断ミスで資産が回復しない可能性がありますしね。

 

まあ、上記2企業は将来に対する期待という意味では日産の決算よりはマシかなと個人的には思っていますが、どうでしょうかね。

今度こそ良い方向での報告となるように銘柄を探していきたいと思います。
(正直、今回の内容は嫁には言えないです)

 

 ではでは、ぼくのようにならないよう、くれぐれも投資は慎重に。

 

 

 

 

 

【日本株】ワークマン(7564)の株価は割高だけど応援します

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こんにちは、まめ太です。

 

今回は超期待銘柄『ワークマン(7564)』について考えてみました。

 

最初に言っておきたいと思いますが、ぼくはこの銘柄を買うつもりはありません。(今はね)

 

しかし、ぼく個人としては昔からワークマン愛用者なのです
レインウェアから始まり、防寒着、スポーツウェアなどなど、何と言ってもコスパがいいのですよ。

カッコつけないのであればもうナイキのTシャツなど買う必要がありません。ワークマンの590円のTシャツで十分です。

 

ワークマン(7564)とは

いまさら紹介するまでもありませんが、簡単に紹介しておきます。
もともとは専門職向けの作業着などを販売しているお店でしたが、近年はバイカーや塵人、ハイカーのあいだで機能性やコスパが話題になってきました。

とはいえ長らくは「知る人ぞ知る」という感じだったんですけど、ついにワークマンプラスが登場したことで、女性を含めブームが広がった感があります。

 

 

 

今では「第二のユニクロ」となるか、という点に注目が集まっています。

 

 

ちなみに、これからの時期の防寒グッズは本気でワークマンをおススメしますよ。
防寒アウターのイメージが強いかと思いますが、最近は立体裁断で安いボトムスもオススメです。

ニットキャップも390円というお手頃価格で売っていましたので、ウィンタースポーツ用にお手軽にゲットしています。

あとは、バイクにも乗るので防風パンツやコーデュラユーロという新商品も気になっています。膝にプロテクタを入れれるので便利ですよね。空き缶を膝につけて走らなくてもOK(いつの時代だ)


【ワークマン】冬はコレだ!ライダー・アウトドアにも最適なWORKMANウォームパンツ☆

 


#44ワークマン新発売ライダーパンツを履いて乗ってみたぜレビュー HONDA CB125F FORTUNE[モトブログ]

 

 

ワークマンの株価推移

 

そんなワークマンですが、じつは2年ほど前に一度株も購入しようか迷っていた時期がありました。当時は一単元が40万円だったので、買えなかったんですよね。

 

その後ブームが来てあれよあれよという間に一時は100万円を超えるかという水準に達しました。

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ちなみに、その後1:2で分割しているので、当時40万円分購入していれば今では150万円になっていたんですよね。(悔しい・・・!)

そしてつい最近、株価は一気に2,000円近く急落しました。

 

まあ、この株価の上がり方を見ればさすがにヤバいと思いますよね。

 

というわけで指標的な面からみてみたいと思います。

 

ワークマンの株価指標

 

現時点での指標は以下のとおりとなっています。

  • 株価 7,640円
  • PER 57.3
  • PBR 9.3
  • 自己資本比率 80.46%
  • ROE 15.50%
  • ROA 18.90%
  • 時価総額 6,253億円

 

ROAがこれだけ高いということは、アパレルという製造業としては驚異的な気がします。
ワークマンの在庫管理方法が優れているのかもしれません。

参考までにユニクロのファーストリテイリングと比較してみましょう。

 

ファーストリテイリング(9983)

  • 株価 68,000円
  • PER 39.7
  • PBR 7.4
  • 自己資本比率 46.68%
  • ROE 18.00%
  • ROA 8%
  • 時価総額 7兆2,130億円

 

単純にこの数字だけを見ると、ワークマンのほうが健全な経営状態であると言えますね。しかしながらユニクロも企業としては素晴らしい数字です。

どちらも共通しているのは同品種を大量生産しているということでしょうか。
最近落ち目のしまむらとは対照的ですね。

 

今後の予想

さて、それではワークマンの今後の株価の予想なんですが、いろいろな考え方があるのであくまでぼくの考え方です。

将来的な売り上げの成長がどれくらい見込めるか

ここ2年程での急成長は目を見張るほどですが、それがどれくらい続くのかという点では懸念があります。

たとえば、ワークマンの主力商品は今のところ防寒アウターですが、アウターの場合は買っても1シーズン1~2着くらいではないでしょうか。ユニクロのようにパーカーや機能性インナーやカジュアルシャツなど日常遣いの定番商品がラインナップで充実していないのは不利と思われます。もちろん機能性インナーのヒートテック対抗製品でしかもちょっと安い商品はありますが、ヒートテックの値段ももともと安いので、あえてワークマンを買う人はどれくらいいるのか。

 

また、商品についてですが、Field coreやFind Out、AEGISなどのロゴがどの商品にもちりばめられていますね。

こんな感じ↓(背面右肩と、左手袖口)

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とくにアウターではこれが反射材になっていてとても機能的です。夜間に道を歩いていても車のドライバーに気づかれますしね。

しかし、個人的にはあまりロゴは目立ってほしくないというのが正直な本音です。

 

かつては「ユニバレ、ユニ被り」という言葉があったように、「ワク被り」というか、人とかぶりたくないという意識はだれにでもあるような気がします。やはりスポーツウェアブランドと違う点で、「ナイキだから」「ニューバランスだから」買うという人はいても、「ユニクロだから」「ワークマンだから」買うという人はいないでしょう。

 

スポーツブランド言うのは、有名選手に着用してもらったり、環境への取り組みをアピールするなどしてブランドイメージの確立があったからこそ、そのロゴに価値があるんですよね。

 

ワークマンクラスであれば、むしろロゴなど無くして、「え、それどこの?」くらいがちょうどいいのではないかと思いますけどね。

繰り返し言いますが、ぼくはワークマン好きなんですよ。

でもロゴは要らない(とくに袖口)

その中でどのようにしていくかですが、ロゴを控える(ユニクロはそもそもロゴなどなかった)商品ラインナップを増やすといった対応が必要になってくるんじゃないのかなと思います。またはイメージモデルを使用してブランド向上を図るかといった感じですが、これはワークマンの方針とは合わなさそうです。有名人というよりは、実際のユーザーの口コミでじわじわ広げるタイプですかね。

 

自分の体感ですが、今のワークマンの客層は、年間客単価1~2万円くらい購入で完結しているのではないかと思います。

なので、売り上げ拡大のためにはユーザーを拡大していくしかなく、客単価アップには至っていないのではないかと思います。

これが春夏以外の季節ごとにメインとなる定番商品が出てくると客単価アップにつながり最高といった感じでしょうか。デザイン面でもまだまだブラッシュアップは必要だと思います。スマッシュヒットは綿アノラックパーカくらいでしょう。

 

上記の考察を裏付けるのは、下の図に示すワークマンの月次レポートです。
2018年4月~2019年3月での前年同月比での売上高、客数、客単価の増減を示しています。

 

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月次報告 | ワークマン

 

これを見ると、全店での売り上げは前年比で116.7%ですが、客単価は103.0%と、それほど増えていません。一方で客数は113.4%と増えていることが分かります。

なので、第38期のワークマンの増収は客数の増加によるものと見ることができます。

 

今期の途中経過はこのような感じですね。

 

f:id:kokore0:20191026140409j:plain

 

客数はまだ増え続けています。

ただし、これだけテレビやSNSでワークマンが露出されるようになった現在、一度は入店したことがある人はかなり増えているのではないでしょうか。

その中でこのまま客数が増加していくかというと、疑問に感じます。
(ワークマンにも増税効果が表れるのか、10月の数字にも注目ですね。)
 

もっとも、近くに店が無くて利用できないという人も多いようで、オンラインストア の取り組みも始まっていますね。ただ、お世辞にも使い勝手が良いとはいえず、取り扱い商品にも制限があるので、まだまだ発展途上です。

 

やはり、成長のためには客単価アップの施策が有力でしょうか。いずれにしても魅力ある商品開発あってこそです。頑張れ、ワークマン!!

個人的には会社ではけるスラックスをお手軽な価格で出してほしですね。

株価に対して適正な利益水準は?

現時点のPERが 57倍であることから、現時点の株価7,640円に対してはEPSが少なくとも2倍以上にならないと適正価格ではないと思っています。

 

売上高営業利益率が20%程度だとすると、売上も現在の2倍の1,300億円くらいになれば妥当なところでしょうか。

 

前期の売上増収率が38%でしたので、このまま2年ほど経てば達成する勢いではあります。2年後に株価が同等であれば適正な感じはあります。もしくはさらなる成長材料が出てきている場合ですかね。

 

逆に言うと、現時点の業績見込みに対して適正な株価は、5,000円くらいだと思っています。(成長見込み込みで)

 

ぼくなりの結論としてはやっぱり割高

 

まとめ

今回は自分が普段から愛用する店ということもあり、いろいろ個人的な願望がメインになってしまいました。

 

とはいえやはり応援している企業ですので、次のような局面になったら購入を考えると思います。

  • 株価下落
  • 魅力的な定番ラインナップの拡充
  • 海外展開など(ただし、向いているかは別問題ですが)
  • 株主優待開始

 

なお、株価は割高ですが、商品はコスパ良いと思っています。
あとはもう少しデザインがついてくれば・・! 

 

 

以上、ワークマンについて銘柄研究でした。

保有していないのにこれだけ書くって何という労力・・・。

 

直近では値動きが大きくなっていますので、くれぐれも投資は自己責任で慎重に。

 

 

 

 

【日本株】パルステック工業(6894)をNISAで購入

 

先日の記事で、今年度中にもうひとつ購入しようと思っている株があると記載しました。
本日、無事購入することができましたので紹介しておきます。

 

その銘柄は『パルステック工業(6894)』という企業です。

 

東証2部の銘柄ですので、かなり無名かと思います。

 

 

 

パルステック工業(6894)とは

パルステック工業の主な事業内容は、電子応用機器・装置の製造および販売ならびに、これらに付随する受託サービスや装置レンタルとなっています。

主な取扱製品は、ポータブル型X線残留応力測定装置、ヘルスケア・医療関連機器の受託開発及び受託製造、光ディスク関連の評価及び検査等を行う機器・装置、非接触3次元スキャナのほか、顧客仕様に基づく計測・制御・データ処理等を行う専用機器・装置であります。


この中でも最近では非接触計測の3DスキャナーやX線残留応力測定装置に注力しているようです。

  

www.pulstec.co.jp

パルステック工業の株価推移

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5年チャートはこのような感じです。
2019年の2月に上方修正をきっかけに3000円台なかばまで買い進んだものの、5月以降は2,000円台まで下がってしまっています。

材料出尽くし+第一四半期進捗率低下による狼狽売りでしょうか・・・

パッと見はボックスのようにも見えますが、下値は少しずつ切りあがっているように思います。

実際、業績は着実に成長していっています。

指標

現時点での指標は以下のとおり

  • PER 6.88
  • PBR 1.07
  • 自己資本比率 67%
  • ROE 16.8%
  • ROA 13.3%

どれもすべてぼくの購入基準は満足しています。

 

パルステック工業を購入した理由

さて、なぜぼくがパルステック工業を購入したのか、書いておきます。

  1. 企業価値に対して株価が割安である
  2. 世界初の商品を持っている
  3. 配当利回りが高い 

1.企業価値に対して株価が割安

じつはこのパルステック工業は9月19日発売の四季報秋号の巻末でも小さく記入されていました。

 

そこでいろいろ調べてみると、電気機器の平均PERは20倍前後くらいであり、現在の業績をキープし続けると仮定しても、現在株価は理論企業価値に対して半分以下であると言えます。

 

このことから、ぼくは目標株価を最低5,000円と考えています。

 

ここにさらなる業績向上が生じて注目を上げた場合、株価は上昇していくと考えています。

 

2.世界初の商品を持っている

四季報にはこのように書かれています。

【新製品】世界初うたう非接触・非破壊で鋼材表面のムラ検出する『非接触硬さムラスキャナ』をトヨタ系へ納入。遺伝子検査装置はリピート受注増。配当性向30%メド。

非接触で鋼材の硬さを測定するというのは、非常に興味深い内容ですね。
また、焼き入れのムラも測定できるということで、宣伝しだいではB2Bで活用したい取引先が増えそうな予感がしています。

 

同社の売り上げ構成比の1/3を、比較的最近の製品であるポータブル型非接触応力測定装置が占めているという点でもまだまだ成長できると感じています。このニッチな商品ではシェア95%とのことです。

 

また、開発した商品をしっかりと特許出願し、知財戦略もとっていることから今後に向けて強みを感じています。

 

3.配当利回りが高い

現時点ではぼくはキャピタルゲインを優先していますので、銘柄選定時にとくに重視しているわけではありません。しかし、思うような株価上昇がすぐに来なかった場合、あるいは逆に株価が低迷した場合も、配当が高い株は持ち続けていて損はないと考えています。将来的には上がると思って購入しているわけですから、銀行に預けているつもりで寝ていればいいわけです。また、業績に問題がない場合は目先の株価が下がれば配当利回りも高くなり、注目を浴びやすくなるため、ある程度の下値は見えていると思います。

 

ちなみに、次回の配当は100円予想で、現在株価に対する配当利回りは4.3%となります。ただし、配当性向はまだ30%程度ですので、余力はかなりあるかと思っています。

 

なお、配当利回りが高い企業はできるだけNISAで購入しておくようにしています。
枠が減るので簡単には手放せなくなりますけどね。

 

個人的な不満要素 

勝手に不満に思っている内容ですが、IRに積極的ではないということと、東証2部であることですかね。外国人投資家などはあまり東証2部の銘柄には手を出してこないと思われますし、株価が上がりにくいように感じています。

 

中期経営計画もどこに載っているのか見つけられませんでした。
 

逆に言うと、東証1部に市場替えというようなことでもあれば一気に上昇する可能性もありますが。ただし、要件を満たしていません。

 

 

今後の保有方針

目標株価5,000円までひたすらホールドしようと思います。
ただし、業績状況次第では損切もあるかと思います。

 

 

 

 

なぜ今購入したのか

さて、なぜこのタイミングで購入したのかということについてです。

 

パルステック工業は11月半ばに第二四半期短期決算があるのですが、製品自体は広まりつつあるように感じたので、その前にIRなどが出てしまうと株価が上がってしまうのが嫌だったからです。

 

ぼくの中では現時点ですでに企業価値以下の株価だと判断していますので、ここから多少下がろうが、今保有しておきたいと思いました。

ちなみに、10月2日の出来高はなんと200株、、、
そのうちの100株がぼくになります。

 

 

なお、購入資金はどうしたのかというと、、『サンバイオ』を売却しました。
昨日のPTSで手放し、44万円ほどの資金ができましたので、本日パルステック工業の購入に至ったわけです。

自分の感覚ですが、サンバイオについては、「50%の確率で株価が3倍、ただし50%の確率で下値も1/3倍」、パルステックは「70%の確率で株価が倍、下値は限定的」と思ったので入れ替えを行いました。

 

この判断が正しかったのかは神のみぞ知る。

 

 

2019.11.13更新 第2四半期決算発表!!

さて、、決算が発表されましたが、ぼくの予想は全く正しくなかったようですね。

決算の内容ですが、

・売上高:9億31百万円(前年四半期比△11.8%
・営業利益:1億9百万円(前年四半期比△33.1%
・経常利益:1億12百万円(前年四半期比△37%
・純利益:71百万円(前年四半期比△40.9%

という結果でした。

 

おまけに、通期下方修正、減配というおまけつきです。

 

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決算発表後のPTS株価は2,000円を割るという、15%以上の下落となっています。

 

期待していただけに、かなりのショックで食事も喉を通らないほど胃がキリキリ痛んでおります。

 

 

 

・・・が、しかし冷静になって考えてみると、EPSが下がって株価も下がるわけです。
つまりもともと割安だと考えていた銘柄が実績、株価ともに下方へスライドしただけの話です。(とはいえ、評価損は変わらないのですけどね)

 

最新の通期予想EPSが232円です。ということは、PER15としても3,480円。
PER20倍だとすると4,620円であり、やはり依然として割安なのではと考えるわけです。

 

また、注残も抱えていますので、通期の業績については固いのではとみています。
売上高利益率もそこまで落ち込みは無く、まだまだ優良企業でしょう。

 

配当も減配されたとはいえ、75円です。
今後株価がどこまで下がるかは不明ですが、利回り的にはお買い得なポイントになってきます。

 

というところから、このままホールドで問題ないでしょう。
・・・と、自分に言い聞かせています。笑

 

 

 

 

 

 

ではでは。

 ※投資判断は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

【日本株】AMBITION(3300)と日本プロセス(9651)を購入

 

9月19日に四季報秋号が発売されましたね。
みなさん興味ある銘柄はみつかったでしょうか。

 

 

楽天証券やSBI証券では各銘柄の内容をすぐに見れるのでとっても便利なのです。

銘柄によっては「四季報先取り」というのも表示されますし。

 

ぼくはと言えば、2019年も夏枯れ相場からの回復基調を狙い、いくつか手に入れたいなと思う銘柄が出てきていまた。ちょうどその中で最近購入した銘柄が2つありますのでメモしておきます。

 

その銘柄とは、AMBITION、そして日本プロセスという会社です。

順番に解説していきます。

 

AMBITION(3330)とは

東京23区中心に借り上げた居住用不動産を転貸するサブリースがメインです。賃貸仲介や不動産売買も行っています。

 

www.am-bition.jp

 

AMBITIONの株価推移

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5年チャートはこのような感じです。
2019年で言うと、一時期1,400円台まで上昇したものの、8月の決算で利益確定売りが出て現在は900円台まで下がっています。

黒字決算でも織り込み済みだと下がるのは怖いですよね。

しかし、このチャート、綺麗だと思うのはぼくだけでしょうか。

指標

現時点での指標は以下のとおり

  • PER 8.48
  • PBR 2.41
  • 自己資本比率 19%
  • ROE 32.8%
  • ROA 10.1%

AMBITIONを購入した理由

さて、なぜぼくがAMBITIONを購入したのか。

 

不動産事業は今後厳しいと言われていますからね。
しかも現在の株価水準が指標的にお買い得かと言われれば、ビミョーです。
PERは8倍と、不動産業界では平均~割高程度と思われますしね。

 

理由は次の2つです。

  • ここ5年の業績推移が良好
  • 経営センスが良いと思われる 

 

「2番目の理由なんだよ!」と思われるかもしれません。笑 

 

AMBITIONは、東京23区の不動産に集中する戦略をとっています。

今後の人口減で不動産業界が下火と言っても、東京はますます人口が集中していくと思います。若者もやはり東京に進出し続けるでしょう。

その点、23区のコンパクトな物件に注力しているAMBITIONは、増え続ける単身世帯に焦点を当てた的確な戦略だと思います。

 

さらに、AMBITIONはヴェリタスのM&Aによりインヴェスト(投資)事業を開始していますが、こちらが2018年度の業績では売り上げ/利益の5割近くまで貢献していることもポイントです。

 

また、不動産業界としてはいち早くIoT、AIを取り入れることで、業務効率を上げるとともに顧客満足を向上させていく姿勢があることも好印象です。家具、家電のサブスクをやっている『subsclife』との提携、賃料のモバイル決済PayPayやLINEPayへの対応など、斬新な施策があって勢いのある会社だなと感じます。

 

先行して導入した技術をRPAとして不動産業界に外販していく取り組みが Re-Tech RaaS社の設立として始まっていますので、こちらがどれくらい成果を上げるかにも注目したいですね。

 

配当については先行投資を優先し今年度は配当額は据え置きとするようですが、剰余金に応じて還元している点は評価できます。(配当性向18%程度)

 

個人的に気になる点としては、自己資本比率が19%とあまり高くないこと。
(ちなみにMyルールはいちおう、40%以上、、、)

ただ、この理由はインヴェスト事業でヴェリタスを連結子会社化したため、とのことなので目をつぶっています。

 

今後の保有方針

AMBITIONは将来的には売り上げ1000億円、営業利益100億円をめざすとのことなので、継続して長期保有する予定です。業績の伸び率を毎年確認していこうと思います。

来期については先行投資の時期と考え、今期比で売り上げ103%、営業利益103%の会社予想としていますので、上方修正が出ればいいな、と期待しています。

 

 

日本プロセス(9651)とは

つづいて、もうひとつの会社です。

日本プロセスは、独立系のシステム開発会社です。

主な事業分野は、従来は鉄道の運行管理システムや発電所の制御といったものでしたが、最近は自動運転、IoTを主力事業に方向転換しつつあります。

www.jpd.co.jp

 

日本プロセスの株価推移

5年チャートはこんな感じです。
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あんまり美しくないですね。

2018年1月には1,100円を超えましたが、こちらも2018年5月期決算報告を受けて利益確定売りが出たようです。

何度も言いますが・・・株ってよくわからないですね。

指標

現時点での指標は以下のとおり

  • PER 15
  • PBR 0.86
  • 自己資本比率 83%
  • ROE 5.8%
  • ROA 4.7%

日本プロセスを購入した理由

それでは、ぼくが日本プロセスを購入した理由です。

  • 自動運転関連銘柄を保有しておきたかったから。
  • 社員を大事にしている
  • 株主を大事にしている

 

 2、3番目の理由に突っ込むのはちょっと待ってくださいね。

 

まずは、1つ目。

 

以前取り上げたALBERTの株価がまだ順調に推移しているのを見て、ちょっとうらやましくなりました。

とはいえ、今のALBERTはなかなか手が出せる状況ではないので、自動運転関連で銘柄を探してみた結果、日本プロセスが割と好調だった、という感じです。

 

実際に、自動車システム事業は18年5月期に対して+13%と拡大しています。
自動運転以外にもEV向けの電動化案件が拡大しているとのことなので期待できます。

 

ちなみに、自動車事業の主要顧客は日立オートモーティブのようですが、こちらは日立製作所の子会社ということで、単体で株を購入することはできません。また、日立製作所自体は多数のセグメントを抱えているため自動車関連だけで株価が大きく動くことはないでしょう。ということは、関連銘柄として日本プロセスが動く可能性も大きくあると思っています。

 

さらに別の分野として、IoT/セキュリティ、ロボティクス、AI案件も拡大しており、産業・公共システム事業も前期比+24%ということで順調と言えます。

 

全体でも2期連続で最高業績を更新しています。

 

指標面ではROE、ROAともに物足りないですが、改善はしてきているので今後に期待したいところです。

 

 

では続いて2、3番目の理由へいきます。

『社員を大切に、株主を大切に』

 

日本プロセスは業績連動型賞与で社員に還元していく方針のようです。

まあ、現時点では福利厚生などの面であまり良い環境とは言えないとのコメントもありますが、給与で反映してもらえるだけ良いですよね。

 

株主に対しては、安定的な配当の継続と、配当性向50%以上を目標としています。
配当性向が高いので、継続増配するわけではないでしょう。
個人的には、「連続増配」を目標にする会社ってどうなの?と思いますけどね。業績が悪いときに無理して配当を出す必要はないと思います。

現時点の株価に対しての配当利回りは3.28%となっていますので比較的良いほうではないでしょうか。今後さらに実質利回りが上がっていく可能性がありますしね。

 

今後の保有方針

さて、日本プロセスの保有方針ですが、事業拡大中+ 比較的高配当ということもあり、長期に保有していくつもりです。

自動運転自体はまだまだ芽が出るのは5年後くらいと思っていますので、それまでは配当を楽しみにしようかと思います。

短期的には9月30日で決算なので、上振れするかなという気がしています。仮に下がっても押し目買いチャンスかも。

 

最後に 

じつはこの二つの銘柄とは別にもう一つ、どうしても今年度中に購入したい銘柄があるのですが、手元の資金が足りずまだ手が出せません。

 

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そちらは購入出来たら紹介したいと思います。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

【日本株】ALBERT(3906) の気になる点

最近、いまさらのように自動運転関連銘柄を調べています。

個人的には自動運転が日本で実用化されるのは法整備に時間がかかって遅くなるのではないかと思っています。

法整備が技術の進歩に追いつかない・・・。
だから日本は世界で競争力が弱いのかも

 

さて、そこで自動運転/AI関連銘柄として人気を博したALBERTという銘柄がありますね。

この銘柄の今後について不安に思う点があったのでまとめておきます。

 

 

ALBERTとは

ビッグデータ分析、AI活用コンサルタントをしている企業です。
ただ、企業の沿革を見てみると、もともとはマーケティング分野の企業で、ビッグデータやAIに舵を切ったのはごくごく最近であることが分かります。

  

www.albert2005.co.jp

 

さて、この銘柄の気になるところと言えば、まずは急激な株価の上がり方です。

まずはこのチャートから。 

ALBERT(3906)の株価推移

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ALBERTの株価推移です。

 

※指標については割愛します。
 もともとAI関連というテーマ銘柄で明らかに割高ですので。

 

このチャートを見ると、2018年での急激な上昇が分かりますね。

 

この時に何があったかというと、トヨタ自動車との資本提携です。

 

car.watch.impress.co.jp

 

今後で不安なところ

ビジネス形態がよくわからない

では、ぼくが不安に思うところですが、まさにこの上に添付した記事の内容です。

このように書いてあるんですね。
ちょっと長いですが引用します。

 

 この中でトヨタ自動車の平野氏は「自動運転AIの開発工程は大きくいって3つある。データを集めてそれを解析し、DNN(Deep Neural Network)のようなAIのニューラルネットワークを構築し、最後にAIを自動車に載せていくという3つの行程だ。ALBERTに協力を仰いでいるのは最初の行程になるデータの解析になる。Preferred Networks(以下、PFN)には2番目のニューラルネットワークの構築に協力いただいている」と述べ、ALBERTがデータアナリティクスを、以前から資本提携を行なっているPFNがニューラルネットワークの構築を、そして車載のAI開発に関してはトヨタ自身がという形の開発体制になっていくと説明した。

 

ここで、ALBERTはデータ解析の工程を担当することになっていますね。

 

ぼくは素人なので疑問なのですが、このデータ解析というのはどのようなビジネス形態なのでしょうか。

 

何をされてる方なの? 

 

たとえば、将来自動運転車の台数拡大により売上が拡大していくものなのか、それともいったん解析をしてしまえば車の台数に関わらずそのプログラムを使えるのか、ということです。

 

個人的には後者のような気がしているんですが・・。

 

もしそうだとすると、ALBERTが売り上げを伸ばしていくには、取引先企業をどんどんと増やしていくことが必要となりますよね。

 

現在の株価に見合った売上げと利益を出すのにはまだ時間がかかるのではないでしょうか。

 

ちなみに、2番目の工程で取り上げられるPreferred Networksは、メルカリに続くユニコーン銘柄の第一候補です。いつIPO化は分かりませんが、こちらこそなんとしても手に入れたい銘柄です。

 

株主に偏りがある

気になるところ2点目はこちらです。

「ウィズ・アジアエボリューションファンド投資事業組合」というファンドが株式の20%弱を保有しているということ。

 

これだけの株数を握っていれば、株価もすべてはこのファンドしだいというようなところがある気がします。

 

おそらく資本提携先が現れるたびにこのファンドから売却されるような形になるのかもしれませんね。

 

まとめ

以上、ALBERTについての個人的見解でした。

 

不安な点はありますがテーマ銘柄で人気ありますので、IRでかなり株価の上下はある気がします。

 

逆に言うと、上に行ったときに手放せばかなりいい取引になるので、デイトレードできる方は向いているかも。

 

楽天証券では貸株金利が6%と高いので、100株買って持っておけば月で5,000円ということですかね?

 

そう考えると、、良いかも。

 

今は買うお金ないですが。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

※投資は自己責任でお願いします※

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月の保有銘柄一覧

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どうもまめ太です。

若輩者ながらこれから資産を成長させていきたいと考えていますが、ここで現在の保有銘柄について整理したいと思います。

 

この中には過去に飛びついて塩漬け中の銘柄もあり、なかなかうまく行っていないのが現状なので、将来への反省の意味もあります。

 

 

日本株

  • 国際石油開発帝石
  • ケアネット
  • アエリア
  • 三菱ケミカルホールディングス
  • ジャストプランニング
  • キャンバス
  • サンバイオ
  • JMC
  • ハピネット
  • スリーディーマトリックス

米国株

  • VOO  バンガード・S&P 500 ETF
  • ARCC エイリス・キャピタル
  • IR インガソール・ランド
  • SNA  スナップオン
  • SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF

投資信託

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

とまあ、このような感じとなっております。

 

振り返り

 

ここで振り返ってみると、かなりギャンブル的な投資スタイルですね。
とくに日本株においては、バイオ、ゲームという値動きの激しい銘柄を保有しています。

 

サンバイオなどは今年1月の5日続落が凄かったです。
信用取引はしないのでなんとか生きておりますが、含み損はものすごいことになっています。過去の株の利益のほぼすべてを持っていかれました。
本日は決算ですが、バイオは相変わらず研究開発費に垂れ流しですね。
ただ、ここまで量産体制を整えていきながら、肝心の新薬がとん挫したらどうなるのだろう、と恐怖でいっぱいです。
恐怖を抱えながら株を握りしめています。

 

ケアネットはサンバイオ関連銘柄として知りましたが、医療コンテンツがはやるかなと思って保有しました。ぼくの投資傾向として、いいなと思った企業は買う時期を考慮せずに購入してしまうことが多いです。なので、わりと買ってすぐは含み損になることも多いです。ケアネットについては、会員数が増えるほど売り上げは安定していきますし、無借金経営なところも安心できると思っています。

 

ただ、今後医療系を買うとしたら、エムスリーですかね。
5G拡大後は遠隔医療による治療が一般的になるのではと期待しています。

 

アエリア、JMCは今年度の通期決算での上方修正を期待して保有し続けています。
今後の資金確保のため決算である程度の利益が見込めればいったん手放すことも考えています。(配当はほぼ無いですしね)
ただ、JMCは長期的には今後成長する企業になると期待しています。アエリアは新しいSNSサービス「セレブレイトメッセージ」がどれだけ当たるかによっても変動を受けそうですね。ただし外れても下がることはなさそうです。

 

国際石油開発帝石は、まあ国が筆頭株主ということで安定性があるかと思い、わずかばかりの配当目当てに購入しました。現在はトータルでは含み損ですね。現在回復基調にあるのでどこまで戻るか注目しています。

 

三菱ケミカルホールディングスも、バイオ関連で注目し、リスクに対してリターンの可能性のほうが高いかなというギャンブルで購入しました。配当も高いので、含み損で保有していますが安心しています。雑誌でも高配当銘柄として取り上げられていますね。

 

ジャストプランニングはキャッシュレス決済関連銘柄としてプットメニューというサービスに期待して買いましたが、今のところ鳴かず飛ばず。今後もあまり伸びる兆しが見えないので損切りするとしたらこの銘柄から。
ただし、過去の教訓からあと1年はこのままにしてみようと思います。

 

キャンバスもバイオ銘柄で期待感での上昇を目当てに購入しています。
個人的にバイオ銘柄にはいろいろ痛い目に合っていますが。

 

ハピネットは玩具卸の会社です。
比較的配当利回りは良いですし、経営状態も悪くはないので継続保有して様子を見ていこうと思います。今後少子化により確実に子どもの数は減っていく一方、知育玩具など一人当たりにかける額は増えていくのかなと予想しています。
優待もあるので、子どもがいる家庭に応援してほしい。

 

スリーディーマトリックスもバイオ関連です。セクター偏りすぎ・・。
ここも今期の決算での情報修正に期待しています。悪ければ売却か、あと1年待つかというところです。

 

 

米国株については今のところ順調に推移しています。
やはり日本株よりも米国株のほうが成長トレンドにあるため、少しずつそちらにシフトしていきたいという気持ちもあります。

 

VOOは定番と言われているので保有してみました。
ただ、S&P連携は投資信託でもやっているのでこちらはいらなかったかも。

 

ARCCは高配当で知られる銘柄ですね。
株価自体はずっとボックス状態なので、完全に配当目的での購入です。
ただ、枚数が少ないため全くの状況です。

 

IRは数年前から保有しています。
特に何が気に入って購入したのかをもう忘れてしまったのですが、順調に株価が伸び続けてきました。ただ、財務状況はぼくのいまの基準では適合しないので今のうちに売却しようかと考えています

 

SPYDはS&P500の高配当利回り上位80銘柄にほぼ均等に投資するという、非常に面白いETFですね。4%程度の利回りをキープしているので、今後も買い増すとしたらここを考えています。
 

 

今後の投資スタイル

株は長期保有を前提にしつつ、毎日値動きは確認しています。
現在、FXで利回り検証中であることから、株への元本追加はせず、今保有している株の価格のみでここから成長させていきたいと思っています。

なお、株はIPO投資については今後も参加していきます。

ただ、まったく当選しないんですよね・・・。

 

子どももできてこれからは嫁の収入は当てにできなくなります。
なので、投資に回せる元本はほぼなくなるでしょう。
損を出さないように注意しながら、投資を楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

【日本株】第一精工(6640)の上昇ぶりが半端ない

 

現在、ひたすら株価を指をくわえて恨めしい目で注視している銘柄があります。

それは第一精工(6640)です。

 

第一精工とは

高性能電子機器向けのコネクタ、自動車の電装部品、半導体製造装置を手掛けています。

www.daiichi-seiko.co.jp

  

さて、なぜぼくが恨めしい目で見ているかというと、以前この銘柄で-50%という損切を行ったからです。

 

2018年6月:2068円で購入 ⇒ 2019年2月:1119円で売却(損切)

 

当初この銘柄を買った理由としては、

・PBRが低く割安だと思ったこと
・電気自動車の分野にシフトしていくことで今後の成長が見込めると想定

 という目論見でした。

 

第一精工(6640)の株価推移

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第一精工の株価推移です。

 

長い目で見ればボックス相場といえます。

 

そして、黄色い矢印の部分がぼくが購入~売却したところ。
なんというか・・・見事なまでの投資センスしてますね。
これは空売りすればかなり稼げたんじゃないでしょうか。(ヤケクソ)

 

先述のように、今後の展開を予測して購入したものの、相次ぐIRの業績の悪さに負けていったん手放してしまった次第です。

 

しかしながら、この長期チャート上ではぼくが手放した1,000円がサポートラインだったようですので明らかに2016年の下値ラインを割るまでもう少し持っていても良かったのかもしれません。

 

そして現在この株価が急上昇した理由としては、高周波対応コネクタが5Gスマホ端末向けに採用されたことを受けて期待が高まっているようです。

 

株の儲けは我慢料ということを学んだ気がします。

 

何と言っても今日まで持っていれば、多少はプラスになっていたのですからね。

 

株価指標

2019年第2四半期の現在の数値はこのような感じですね。

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現時点では利益がないためPER、ROEは算出できません。
通期では750百万円の経常利益を見込んでいます。

 

まとめ

今回は反省会として第一精工について簡単にまとめてみました。

 

現在は期待によってここまで株価が戻ってきていますが、ぼくはこの銘柄にもう一度手を出す気にはなれません。

 

ただ、2019年第4Qから5Gスマホ向けコネクタの量産を開始するということで、その動向には注目していたいと思います。

 

案外期待だけで直近高値の3,000円くらいまではするする行くかもしれませんね。

 

それにしても、社のスローガンが「ちゃんとつくる」とはなかなかすごいですね。
(メーカーとして当然じゃ・・)

 

 追記(2019年11月11日)

追記です。

11月8日の決算発表にて、上方修正が出たため11日の市場では3,160円のストップ高となっています。

ますます悔しい状況です。

とはいえ、近年の業績推移を見ると、やはり投資対象としては疑念の生じる銘柄であったと自分を落ち着かせることにしています。

いずれにしても、反省点としてはふたつ。

  1. 期間を広げてチャートを確認しなかったこと
  2. 損切、利確のラインを明確にしなかったこと 

 

 

 

【日本株】JMC(5704)をNISAで購入

 

前回記事に続いて、先週新規に楽天証券で購入した株の紹介です。
その株とは、JMC(5704)です。

 

JMCとは

マザーズ市場であるため、あまり知名度は無い会社かもしれません。
3Dプリンターや鋳造、CTスキャンの事業を手掛けています。

現時点では業績のメインは鋳造ですね。

主な取引先は自動車メーカーですが、今後の電気自動車へシフトしていく需要を先読みした対応をしていくようです。

 

 

www.jmc-rp.co.jp

 

最近、3Dプリンターについて触れる機会があったのですが、現在の3Dプリンタはぼくが5年位前につかったことのある樹脂積層式のものとは比較にならないほど高性能になっているなと感じました。

 

JMCとは関係ありませんが、こんな感じで手ごろに変える3Dプリンターが普及してきました。 

 

画期的な使用用途さえあれば、一家に一台という未来もゼロではないかもしれません。
また、企業レベルでは3Dプリンターの活用による試作期間の短縮、コストダウンは実践されてきていることから、3Dプリンター市場の将来性に投資しようと思ったわけです。

 

JMC(5704)の株価推移

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JMCの株価推移です。

 

上場は2016年からなので、チャートはまだこんな感じです。

上場来高値は2018年10月ごろに2400円を突破しています。

 

その後ズルズルと株価は下がったものの、2019年5月の第1Q決算での上方修正を受け、急激に1900円台まで回復していました。

 

時価総額が100億未満のため、市場の反応により大幅に上下するような印象です。

 

株価指標

2019年第2四半期の現在の数値はこのような感じですね。

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指標としては現在かなり割高な状態といえるでしょう。

 

 

 なぜJMC株を購入したのか

では、なぜJMC株を購入したのか。
いくつか理由があります。

 

高い成長率

JMCの現在の主力事業つまり営業利益の大半は鋳造事業となっています。
比率としては、ほぼ60%程度ですね。


その鋳造事業の利益の伸びが前年同期比77%増であることに加え、長野県飯田市に建設した新工場棟が2019年7月に竣工ということで、これから一層の売り上げ拡大が見込めます。

 

そして、2019年度の通期目標に対し、すでに74.6%の達成となっています。
このため今年度中に上方修正が期待できるのではないかと考えています。

 

現在のところでは2019年5月に発表した中期経営計画の予定通りに進んでいそうです。
この中期経営計画によると、2021年度には営業利益780億円を目指す計画となっています。

 

その場合、現在の株価のままだとするとPERは20台に落ちてきますので、まあまあ適正な水準といえるでしょう。

 

事業のスピード感と方向性

まだ会社規模が小さいということもあるためか、設備投資や新規事業への展開がスピーディだと感じています。

 

中期経営計画によると、各事業の強みと弱み、市場の分析を行ったうえで今後の方針を設定しているところに計画性を感じます。

 

3Dプリンター事業は医療用機器の試作品分野などにも展開していっており、今後の拡大に期待が持てます。

 

財務状況

個人的に注目しているポイントである自己資本比率(63%)、営業利益率(13.5%)は、どちらもぼくの基準を満たしています。 

 

中期経営計画では、営業利益率は2021年度には15%を目標としていくとのことです。

 

JMC株の保有方針

JMC株の今後の扱いについてぼくの予定です。

 

基本的には中長期投資前提です。
保有の目安は2021年までの中期経営計画通り進捗するかどうか、です。

 

ただし、先ほども取り上げたように、2019年度の決算目標はすでに76.4%達成であり上方修正の可能性が高いことから、短期的には上方修正によるキャピタルゲインを狙います。
目標株価としては、以前の高値である2,500円を超えて、3,000円に達した場合はいったん利確したいと思います。 

 

まとめ

今回はJMCについて簡単にまとめてみました。

 

今後の成長がすでに織り込まれた株価になってはいるものの、時価総額が小さく株価が動きやすいことから、2019年度の決算しだいではここからさらにキャピタルゲインが狙えるのではないかと考えています。

 

第2四半期の決算は市場の期待を下回っているということで、短期的には以前の底値の1100円台までは落ち込む可能性がありますが、その場合は買い増しを行っていきたいと思います。

 

2019.11.13更新 第3四半期決算発表!!

さて、、決算が発表されました。

もう真っ赤でしたね。

決算の内容ですが、

・売上高:22億21百万円(前年四半期比12.9%
・営業利益:2億94百万円(前年四半期比△5.7%
・経常利益:2億89百万円(前年四半期比△9.6%
・純利益:1億82百万円(前年四半期比△14.8%

という結果でした。

 

おまけに、通期下方修正です。

 

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この決算はいただけないですね。
決算後の株価は1,300まで急落。ナイアガラというやつですか。。

 

というのは、もともとJMCの株価は割高な水準でした。
しかし継続的な成長を見込んで購入している状況だったからです。

 

正直、成長していかなければラ・フランス(洋ナシ)です。

 

とはいえ、売上高が伸びていることから、まだ見込みはあるでしょう。
いったんこのまま継続して様子見です。
というか、売り板が厚すぎて手放そうにも買い手がいません。泣

 

まあ、小型株なのでボラティリティが大きいと思いますし、また上昇するのを気長に待つことにします。

 

しかし、この銘柄は配当がないので持っている間のうまみが無いです。

「こう言うとき、配当っていいですよね」
とすると、一番悪い決算は下方修正+無配化でしょうか。

 

なんて思った今日の決算でした。

 

 ※同日のパルステック工業の株価の動きも合わせてみていると、PTSは悪い予報、良い予報とも大げさに反応するイメージです。
 良い決算の時はPTSで利確。悪い決算の時はPTSで購入するのが狙い目かもしれません。

 

 

【米国株】スナップオン(SNA)をNISAで購入

 

米中貿易摩擦、米の利下げを受けて、株価は値下がり中ですね。

このたび、楽天証券でスナップオンの株を購入しました。

 

スナップオンとは

機械系に詳しい人には有名なスナップオン(Snap-on Inc.)。

スナップオンは工具メーカーとして世界でもトップブランドの一つです。

 

普通の人には(そして嫁にも)理解されないかもしれませんが、このロゴを見るとテンションが上がります。

こんな工具箱なんか、マイホーム建てたらガレージに置きたいなと思いますが、お高い・・・。下手すると軽自動車が買えてしまいます。

 

スナップオン工具箱

 (出典:https://www.snapon.co.jp/products/info.php?pID=102&gID=121&pg=0&qID=8334

 

じつは、スナップオンの工具は通常のネット販売などではあまり流通していません。

しかし、輸送機器メーカーやメンテナンス業界の現場では信頼性が高いことでよく使われています。

 

スナップオン(SNA)の株価推移

SNA 株価推移

スナップオンの株価推移です。

 

2015年までは右肩上がりで成長していますが、2015年以降はボックス圏に入っていることが分かりますね。

 

 なぜスナップオン(SNA)株を購入したのか

では、なぜぼくがスナップオン株を購入したのか。
いくつか理由があります。

 

ひとことで言うと、あのウォーレン・バフェットの投資方針にも沿うのではないかと感じたからです。

参入障壁が高めの業界

プロ用工具の業界は比較的ニッチな分野なので、よほど画期的な工具を生み出しでもしない限りはこれから参入していくメリットはあまりないでしょう。

そうした観点からすると、このニッチな市場で圧倒的なブランド力を持っているスナップオンの株は安定した推移が見込めます。

今後、自動車などのメーカーは電動化に進むか内燃機関の進化に進むかにより浮き沈みがあると思いますが、工具に関してはどちらの方向でも影響を受けにくいと言えるでしょう。

 

財務状況の安定

先ほどの株価推移の面では、2015年以降ボックス圏ですが、売り上げ/利益は拡大し続けています。

こちらは楽天証券で見れる財務状況です。

2016年以降も順調に売り上げ/利益が成長しているのが分かります。

 

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個人的に注目したいポイントである自己資本比率(57%)、利益率(16.7%)は、どちらもぼくの基準を満たしています。2019年最新の状況ではなんと利益率20%を超える勢いです。

 

とくに利益率については、日本のメーカーは~10%が平均ということを考えると、大変優秀な数値といえます。

 

スナップオン(SNA)株の保有方針

スナップオン株の今後の扱いについてぼくの予定です。

 

最初に取り上げたように、今後も工具は使用されていきますので、劇的に業績が変わるということは良い意味でも悪い意味でもないと思います。


その中で、高い利益率をキープしつつまた株価を成長してもらう。あるいは、株価は成長しないにしても増配を繰り返していくならば、将来的には高配当銘柄の一つとなるのではないかと考えています。

 

NISAで購入していますし、基本的には中長期投資前提でのんびり保有していたいと思います。

 

まとめ

今回はスナップオン(SNA)について簡単にまとめてみました。

バフェットの方針にもあいそうな銘柄ですので、今後も買い増しをしていきたい銘柄です。

【日本株】長谷工コーポレーシヨン (1808) の魅力

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個別株を追加するための銘柄研究記事です。

この記事でピックアップするのは、長谷工コーポレーション(1808)です。
長谷工コーポレーションとは、マンションの設計施工の分野での大手です。

これから人口減少が進む中で既存のマンション事業は厳しいのではないか?との声もありますね。

ぼくもその考えには賛成です。そのうえで、なぜ長谷工コーポレーションに注目しているか解説したいと思います。

長谷工コーポレーションの魅力

 長谷工コーポレーションは、マンション設計施工事業をメインで行っていますが、今後を見据えて事業の方針転換を図っているところです。

まず、2020年3月期に向けた中期経営計画の目指す姿として、次の内容をあげています。

少子化・高齢化、人口減少、都市のコンパクト化、災害、建築物の老朽化、環境配慮、省エネルギー、コミュニティ形成などの社会情勢の変化に対応し、当社に企業理念である「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を具体的に実現するため、分譲マンションを中心に、賃貸・高齢者住宅・商業・介護・子育て・健康・医療・教育等を組み合わせ、ハード・ソフト両面から「住まいと暮らしの創造企業グループ」への飛躍を目指す。

ざっくり言うと、住宅だけでなく、「そこに組み合わさる環境を整える」ことを目指しているんですね。 

たとえば、近くにショッピングができるスーパー、運動のできる施設、子どもを預けられる認可保育園などが組み合わされて、より居住者がより暮らしやすい集合住宅。
これって理想的ですよね。

今の高層ビルが無作為に乱立したエリアをみると、計画性のなさに腹立たしくなることがあります。

こうしたことは本来は行政がやるべきことであり、一企業だけでは大変なこともあるでしょうが、ぼくはこの企業の考え方を応援したいと思います。

 

事業の多角化

長谷工コーポレーションは、マンションの新規建設だけではなく、それに付随する管理などのサービスをグループとして展開しています。
個人的に将来性を評価しているポイントは、次のグループ会社です。


・長谷工リフォーム

マンションなどの大規模修繕だけでなく、リフォームやリノベーションという「一歩先を見据えた」事業を展開しています。
現在、集合住宅は供給過多と思われ、どこかで新規建設は法規制がはいってもおかしくありませんが、その分既存物件の修繕やリフォームは伸びていくと思われます。

 

・長谷工シニアホールディングス

有料老人ホームや、サ高住宅、介護付有料老人ホーム、グループホームなど、高齢化の進む日本ですでに注目を浴びている分野もグループ企業として持っています。

 

技術開発への投資

2018年、東京都多摩市に技術研究所を移転し、実験棟を新設するなど、根幹技術開発についての設備投資を行っています。
ぼくの会社もそうですが、設備投資をするポイントの選別と実施には、会社のトップの方針が現れてきます。

 

海外エリアへの進出

ハワイや東南アジアでの事業に進出しています。

ハワイといえば、観光客にも定番で物件価値は継続的に上昇していますし、東南アジアは人口ボーナスによる成長著しいですよね。

どちらもこれから物件の需要は大きいと思いますので、成長していけるエリアだと思います。

オアフ島に2020年に大型商業施設の開発に着手もしていますし、完成すれば株価の上昇も見込めると思います。

長谷工、ハワイで100店超の商業施設 総事業費370億円 :日本経済新聞

またハセコーアメリカは、ホアカレイリゾートというリゾートレジデンスをてがけたようですが、なかなか良さそうな物件だと思います。

オアフ島の西側にあるホアカレイの一軒家 $814,900、設備にゴルフ場やビーチクラブ、テニスコート

 

 

数字で見る長谷工コーポレーシヨン (1808)

それでは、様々な指標で長谷工コーポレーションを確認してみましょう。
(2019年7月時点の数字です)

PER:3.94倍
PBR:0.93倍
自己資本比率:47.47%
ROE:26.4%
配当利回り6.9%
 

注意点として建設業界はPER低めですので、割安と飛びつかないようにしましょう。
ただ、その建設業界の中でも、いまの長谷工コーポレーションは割安な部類だと思います。

自己資本比率40%以上、ROE10%以上というマイルールもクリアしています。
 

ROEは26.4%と高く、効率的な経営ができていると言えるでしょう。
また、2001年以降経常利益は黒字をキープしている点でも安定感があります。

 現在の株価に対して、配当利回りは6.9%と高い水準になっています。
これは配当性向20%を目指していると公言しているだけあります。

 

まとめ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では16日付で、レーティングを「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を2130円から1300円に、それぞれ引き下げています。

その結果、株価も1,100円台まで下がってきたので、今後の値動きに注目したいと思います。

個人的には、証券会社の指標ほど信用ならないものはないと思っています。笑

 

 

 

今日はブログ記事を書くつもりが、帰宅後は株探しに熱中してしまったので、その経過を記事にしてしまえ、と思って自分へのメモとしてまとめてみました。

※くれぐれも投資は自己責任で。

 

 

ちなみに、ぼくが利用している証券会社は楽天証券とSBI証券になります。
理由はこちらの記事にて。