MAMETA's LIFE-SIZE LIFE

30代最下層パワーカップルが株で資産形成を目指す。給料・家計・育児などなど等身大の実録ブログ。

【コロナ相場雑感】急落時の覚え書きと今後の歩き方

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そろそろ反転か?と見せかけて米国はまだまだ一荒れありそうな予感をしています。
と書いていたら、20日はまたまた暴落でしたね。
ぼくはと言えば、追加資金を投じて焼かれています。
 

さて、まだまだ初期ではありますが、今回のコロナショックでいくつか特徴的な出来事を挙げておきます。
次回○○ショックが起きた時の着眼点として覚えておきたいと思います。

 

長く投資をやっている方には当たり前なのかもしれませんが、自分のような2019年急回復後に本腰を入れ始めた投資初心者にとっては、ここから何かを学ばないとこの先の投資で生き残れません。

 

・相場の下落の勢いが半端ない

・金融緩和が行われる

・鯨幕(くじらまく)相場が現れる

・日銀の買い支えが行われる

・債券は最初上昇後、売られだす

・円高→ドル高になる

・リート系も大幅に売られる

・ハイテク/ヘルスケアは下落しづらい

 

 詳しく考えていきます。 

 

相場の下落の勢いが半端ない

当初、「中国で新型ウイルスが発生」というニュースが流れた際、ほとんどの人はあまり気にもしませんでした。

しかし感染の世界への拡大と同時に実体経済に影響を及ぼし始めると相場は急落しました。

【最新まとめ】新型コロナウイルスのニュースを時系列で振り返り:感染拡大が広がる新型肺炎 発生〜WHO緊急事態宣言まで | 訪日ラボ

 

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ニュースと株価を時系列でみると、上記のような感じですね。日経平均もほぼ連動した動きです。現時点まで、約30%以上下落しています。

 

さて、上記のチャートを見ると1月31日の緊急事態宣言の際に保有株式をいったん手放しておけばこの暴落から逃げられたことが分かります。

 

実際、1月31日の宣言でさえ少し遅すぎたのでは?という声が上がるほどダイヤモンドプリンセス号や中国をはじめ感染拡大の状況は懸念されていました。

 

また、2月24日にNY株が下げ幅が大きくなった時も下降トレンドの入口ということで逃げるポイントだったのかもしれませんね・・・。

 

では、なぜぼくが株から脱出できなかったのか?

 

じつは日経平均はこの数日前から徐々に下落が始まっており、ぼくの保有株も含み損が出ていたのです。下の日経平均チャートを見ると分かりますね。

 

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 そこで働いていたのが『プロスペクト理論』ですね。

・損をしたくないという気持ちから合理的な選択ができなくなる
・すでに大きな損のある状況では、確実な利益よりもリスクのある利益をとりに行ってより傷口を広げてしまう
・損失の金額が大きくなるほど心理的な痛みが減ってくる

 

まさに負のループに陥ってしまったわけです。

ということで次回への反省損切はすぐに行う

 

さてさて、いっぽうで最近は割安な銘柄が出てきたなということで買い増しに行ってしまっているのですが、これはプロスペクト理論で言うところの痛みがマヒしてよりリスクを取りに行っているマズイ状況なのでしょうか・・・?

 

 

金融緩和が行われる 

アメリカはこのコロナショックにより2度も緊急利下げを行いました。

3月3日に0.5%、3月15日に1%です。

米FRBが緊急利下げ、ほぼゼロ金利に 量的緩和も開始 - BBCニュース

通常、利下げは市場にお金が出回ることにより株式の上昇をもたらします。
という頭でっかちな勉強をしたせいで、「ん、明日の株は上がるのか??それとも下がる??」などと右往左往しました。

結果論ですが、そんなこと考えずに逃げておけばよかったんです。

 

今回のコロナショックは人とモノの移動が制限されることで実体経済が回らないということが問題であり、金融政策ではどうにもならない類のものでした。

 

ということは、コロナ収束のめどが立たない限りは株価の回復は難しいでしょう。
またリーマンショックの時では金融ショックだったため効果はあったものの暴落前の水準への復帰には時間を要したようですしね。

 

また、緊急利下げは不安を抱かせるということもあるかと思います。

 

ということで次回への反省点

感染症系はすぐに逃げろ

緊急利下げは逃げ時

 

鯨幕相場が現れる

あくまで今回のコロナショックだけなのかもしれませんが、1日単位で1,000ポイント以上も株価が上下し、毎日のように「過去最大を更新」などというニュースが流れていました。

 

鯨幕というのは大きな上げと大きな下げが一日おきに出ることですね。チャート上で陰線と陽線が交互に出現しています。

 

だからなんだということでもないですが、この相場でうまくタイミングをとろうなどと考えるとダブルパンチを食らう可能性があるので注意が必要です。

 

ちなみに、日本の市場は寄り天、米国は寄り底が多かったような気がします。
(あまり参考にはなりませんが)

 

鯨幕相場はいったん終わりに近づき2番底のようなものが現れ始めているのが3月19日時点の相場観だと思います。しかし、油断は禁物です。この底はつづく日銀の買い支えによるものだと思われるからです。

 

日銀の買い支えが行われる

 コロナショックを受けて、日銀は過去最大の12兆円規模の買い入れを行うようです。

www.bloomberg.co.jp

 

3月19日付近の市場で、下落が止まったかのように見えるのはそのためかもしれません。

 

今は割安と考えてぼくはこのまま株式を持ち続けますが、はたして「この2番底でどう行動するのが正しかったのか」はまた数か月後に振り返ることになると思います。

 

○○ショックでは、株価が下がりすぎるまで待つというのが正しいスタンスかと思いますが、「日銀が大規模な買い入れを行う」というニュースがあることで、投資家はこのまま株価が上がっていってしまうのではないかという心理になり、実際の買い入れの額に関わらず下がりにくい相場になるようです。

 

この心理戦と実体経済の確実な停滞が今後どうはたらくのか、、、まったくわかりません。

 

 

債券は最初上昇後、売られだす

今回のコロナショックであらためて明らかになった点としては債券もやはりリスク資産であるということ。 

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上記はAGG(米国総合債券)のチャートです。

3月9日に高値を付けた後は下落する一方です。注目したいのは、年初よりも価格が下がていること。やはり、企業の業績に影響を及ぼす状況の中で、社債などが含まれているものは返済リスクが不安視されているのかもしれません。

 

 

一方、国債はなんとかしのいでいます。下記はTLT(米国20年債)のチャートです。

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こちらも3月上旬に一度上げた後は下落に転じているものの、年初に比べればまだ上の水準にあります。2度の利下げによる効果も大きかったのかもしれません。

 

ちなみに債券が売られる理由としては、以前の記事でも取り上げたように「現金化ステージ」に入っているということです。

アングル:リスクオフは「現金化ステージ」に、株式と債券の同時安 執筆: Reuters

 

今後の参考として、

○○ショック時は債券価格が10%上昇したら売却

と考えておきたいと思います。

まあ、ぼくは債券もっていないのですが。

さらに言うと、

債券が下落するまでは株式は買わない

という風に考えておきたいと思います。

 

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円高→ドル高になる

つづいては為替です。

「有事の円買い」という言葉があります。国際情勢に不安を感じると相対的に安全通貨とみられる円が買われるため高くなるということですね。

今回はドルの利下げによる影響もあり、一気に円高が進行しました。

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3月9日には102円台に突入しました。

一方で、その後は銀行や企業、投資家がドルを確保しようとする動きにより一気にドル高が強まっています。

NY円、続落 1ドル=108円00~10銭で終了、資産現金化のドル買い強まる :日本経済新聞 

 

今後もこの傾向が生じるとすれば、円高の局面でドル転しておくことも一つの手でした。

とはいえ、米国市場が今後しばらくは利上げできない場合はじわじわ円高に戻っていくのではという感じもします。日本はこれ以上利下げできないので、、。

 

ちなみにぼくは急激な円高時にビビってトラリピ設定を解除(損切)しました。
これも一つの反省点です。トラリピ資金の残りは これから株式に投入しようか検討中です。

リート系も大幅に売られる

つづいてREIT(上場不動産投資信託)です。
このコロナショックでREITも叩き売られました。

これはもちろんインバウンド需要が見込めなくなるという経済要因もあるとは思いますが、銀行が期末決算に備えて損切をしているという話です。(twitterで見た話ですが)

(東証REIT指数⇩)

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ヒトの動きが止まるのがパンデミックの恐ろしいところなので、REITもさくっと損切あるのみだったのでしょう。

 

一方で今後という点ではリバウンドを狙うには美味しそうな水準に見えます。
分配金への影響がどれくらいになるかを考えつつ、インカムとキャピタルゲインを狙える可能性があります。

 

ハイテク/ヘルスケアは下落しづらい

今回のコロナショックですが、セクターでざっくり分けると、自分の感覚ではハイテク/ヘルスケア分野の方が持ちこたえているのではないかと思います。

 

コロナウイルス→薬ができれば儲かる

コロナウイルス→外出禁止→在宅ワーク関連が儲かる

というような発想でしょうかね。

遠隔医療関連の銘柄は逆行高というようなこともありました。

 

かつてはITバブルというものもあり、あまり良くないイメージの人もいるかもしれませんが、今の時代にITが使われないことはないでしょう。ある意味ハイテクセクターは生活必需品セクターと言えます。

 

また、IT関連銘柄はサブスクリプション型の収益になっている部分もあり、人の移動を制限された場合でも比較的影響を受けにくいと推測できます。

どのセクターに限った話でもないですが、企業の収益構造や財務の安全性を見ながら、成長力に対して株価が割安になった銘柄を購入していくのが良いと考えます。

 

 

リスクは現金比率で調整する

最後になりますが、こうした株式、債券、REITの全面安の局面を振り返ると、アセットアロケーションというよりもキャッシュポジションこそが大事という気がします。感覚的には投資資金のうち20~30%くらいを現金で残しておいた方が良いのでしょうか。

 

例:投資額100万円のうち株式70%、現金30%でもつ
  →株式下落▲50%(株式35万、現金30万)
  →現金比率が約50%になったため、株式を20万購入(株式55万、現金10万)
  →株価が半値戻しのとき、総資産は92.5万まで回復(株式82.5万、現金10万)
  →株価が全戻しのとき、総資産は120万円に(株式110万、現金10万)
  →株式を一部売却して比率を戻す(株式85万、現金35万)
  →・・・(以降繰り返し)

 

上記例では一時的に現金比率が20%以下まで買い増していますが、生活防衛資金を別に持つ+毎月の給与でキャッシュフローは黒字で賄えるのであれば、全額投資でもいいと思っています。ここがサラリーマン投資家の強みでしょう。ただし、相場の底がどこかが分からないため少し残しておくという考え方もあります。

 

何事にも「正解はこれ」と断言するのは難しいと思います。

大切なのは市場から目を離さないこと、自分の頭で考えること。

まだぼくも道のりを歩き始めたところです。

 

 

ではでは。

 

 

【コロナ相場雑感】感染の拡大が相場にボラティリティを与える

相も変わらずボラティリティの大きい市場です。

投資家の心境を反映したように揺れ動いています。

 

「これだけ下がったのだからそろそろ上がるだろう」

「いや、まだまだ下がるかもしれない」

 

そうした心理が株価というただの数字の中に秘められているのです。

 

ぼくですか?
感情面ではそろそろ上がると思います。
理性面では上がる理由が見当たりません。

 

利下げや減税発言というカンフル剤も、ウイルスという差し迫った恐怖の前になすすべもなく消えていきました。

 

こうした市場の波にもまれて、撤退する人もいますね。
それでもいいと思います。

 

自分にはうまく乗りこなせないと思えば、海に出なければいいのです。

浜辺から荒れた海を眺めながら凪になるのをゆっくり待ちましょうや。

という考え方もアリです。

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なぜこんなに株価が変動するのか

今回のコロナショックが今までと違う(と言われている)のはボラティリティが大きいことだと思います。

※ちょっと言葉を濁しているのは、過去の暴落をぼく自身が経験したことがないからです。

でも少なくとも今回は3/13時点で2度もサーキットブレイカーが発動し、先物においてはリバウンドでも発動したようですね。

 

なぜこんなに上下の変動が大きいのか。
次の記事はわりと面白い着眼点ですね。 

jp.investing.com

 

この記事によると、ボラティリティを均等化するためにリスク資産の規模を縮小する結果、株式も債券も売られるということ。

 

 「キャッシュ is マネー」ということですね。

 

ちなみに知人は「10年ほど前に買っていた金の価格が倍になっていてびっくりした」と言っていました。

金にもやはり価値はあるようです。配当を生むことはしないですが。

 

 

今後も生き残ることが優先で

さて、コロナショックの影響がどうなることか。

少なくともいまぼくたちは21世紀最大の暴落に直面することになるかもしれませんね。

 

www.newsweekjapan.jp

 

アメリカでは著名人たちにも次々と感染が拡大していますね。
(日本でまだそうした報道がないのは単に検査がされていないだけかもしれません) 


www.newsweekjapan.jp

 

 

なお、現地時間13日にはトランプ大統領が非常事態宣言を行いました。

 

jp.reuters.com

 

内容は大まかにいうと次の点です。

・新型コロナ対応に最大500億ドルの予算
・学生ローンの利息免除
・石油備蓄の積み増し

 

現地在住のもみあげさんのブログが分かりやすいですね。

www.momiage.work

 

この非常事態宣言で、今度はダウ、S&Pとも10%弱上昇したようです。
これは1日での過去最大の上げ幅のようです。

まさにボラティリティの大きい相場です。減衰ダンパーが壊れているのではないでしょうか。

結局はこの先のコロナ拡大の規模がどれくらいになるかが誰にも予測できないため、報道や体験による恐怖と、要人の発言による期待で上下するのです。

 

しかし、個人的にはまたまた続落すると思います。
投資家には多少の不安を解消する効果はあっても、米国市民の不安は解消できないのではないのかな、と思います。

 

理由は下記の点です。

・アメリカは国民皆保険ではない
・今後自宅待機になるとそもそも給料を得られない
・救うのは石油企業だけなのか

 

jp.reuters.com

アメリカでは医療保険に入っていない層が2750万人もいるようです。人口比にして8.5%です。

彼らがコロナに感染したとして、病院に行くのでしょうか。今の状況では有効な薬もなく単に陽性か陰性か判断できるだけ。陽性と診断されれば働けず、給料も得られない

そう考えると、米国内でのコロナの感染拡大は防ぎようがないと思われます。
こなると、若者は感染していたとしても日常生活はそれほど支障なく行えてしまうことに逆に恐怖を感じますね。

とはいえ、本日の非常事態宣言では「各分野のトップが対応を説明した」と言っていますから、こうした層に対してもなんらかの方針はあったのかもしれません。

 

 

つづいて石油ですが。

サウジアラビアが石油の増産を続けるため原油価格が下落し続けています。

www.jetro.go.jp


ダウ先物は原油先物の価格を追うという話もありますし、アメリカの石油企業が倒産しては影響が大きいですし、トランプ大統領としては原油価格の下落を抑えたい狙いがあると思います。

 

まあそれは良いのですが、経済的な面では今回のコロナショックでは倒産する企業がたくさん出ると思います。なぜなら、ヒトとモノの流れが止まるからです。

そうした状況において、すべての企業を救うほどの予算にはならないと思いますし、やはり倒産する企業が出てくる以上、株式からの離脱(=下落)の流れは止まらないのでしょうか。

 

一方で、今の時代において世界の富の大多数を保有しているのは上位数%ですし、彼らは下落時にどんどん資産を増やすことができるでしょう。結果的にこのコロナショックが収まることには格差はより拡大するかもしれません。

 

 

最後に

いろいろと書きましたが、こんなこと個人で言うだけなら簡単です。
この推測が外れてもぼくはなんの責任も取りませんから。(笑)

 

こうした環境の中で大事なのは、生き残ることだと思います。
身体面と経済面どちらも含めて、です。

 

お金があってもコロナ感染で死んでしまえば元も子もありません。

 

今はコロナ感染拡大防止に努めつつ、今後の社会の動向を推測したり、経済の勉強に力を尽くす、という選択肢もいいのではないでしょうか。

 

 

明けない夜は無いということを信じて。 

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ではでは。

 

 

【コロナ相場雑感】財務面で保有株を整理してみる

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コロナショックもしばらく続きそうな雰囲気ですね。
このまま経済活動が停滞したままだとやはり企業の体力が気になるところです。

個別株の場合は起業が倒産すればゼロになりますしね。

 

そこで、財務面で保有株を仕分けしてみたいと思います。

 

 

財務面で不安あり

仕分けをするにあたり注目するポイントはざっくり次のような点です。

 

・有利子負債が自己資本に対してどれくらいか(大きいと悪い)

・短期的な支払いに対して現金同等物の額(100%以上が良い)

・フリーキャッシュフローの推移

 

楽天証券の画面で言うとココらへんですね⇩

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上記の観点で見てみると、悪い銘柄はこちらです。 

 

・昭和電工

・三菱ケミカルHLDGS

 

どちらもTOBによる負債が影響しているのでしょうか・・。
とくに三菱ケミカルは指標が悪いですね。高配当と思って手を出すと痛い目に合うかもしれません。しかし、大型株であるということが救いではあるかもしれません。

 

・JMC

凄く悪いというわけではありませんが、近年の設備投資による出費が大きかったのかと思われます。
一時期は上方修正の開示をしておきながらの蓋を開けると下方修正なので、もう業績面は信用できません。が、小額投資ですしNISAで買ってしまっているので塩漬けの状態です。

 

財務面で安心感のある銘柄

反対に、財務面が良好な銘柄たちです。

・日本エスエイチエル

・MS-JAPAN

・アバールデータ

・中央自動車工業

・ヴィッツ

・パルステック工業

・イントラスト

・ケアネット

 

とくに日本SHLの安定感は特筆すべきです。
そのせいか、このコロナショックのさ中でも驚くほど値を下げていません。

この企業のサービスはもしかすると非対面での採用活動にも威力を発揮するかもしれませんね。(とくにIR等が出ているわけではありません)

 

 

小型株は値動きが大きい 

自分の握力を強める意味でこうした点を確認してみました。
結果はわりと安心感を抱けるものでした。

しかし如何せん、小型株は値動きが大きいのでこうした場面では大きく下落します。
現在の評価損益はあっという間に100万超えです。

 

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インするタイミングが悪かったといえばそれまでですが、覚悟していたことなのでこの程度のことでうろたえないようにしたいと思います。
リバウンドも大きいことを期待してこのまま眠るだけです。
 

 

2018年末の暴落時の記事ですが、割と面白い内容でした。
暴落時は自己資本比率で選別するとパフォーマンスが良かったようですね。
こんど調べてみようと思います。

gendai.ismedia.jp

 

PBRが1倍だから割安、という考え方がありますね。

www.nikkei.com

しかしぼくは銘柄を選ぶ際にPBRは気にしないです。
資産として測れるものだけではないと思いますので・・。

 

 

ではでは。

(念のため。この記事では特定の銘柄を推奨していません。投資は自己責任で)

 

2020年2月の運用報告:運用資産は△20%の大幅減

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こんにちは。2月のコロナ相場はみなさなんどうだったでしょうか?
こちらは「逃げ遅れ」まめ太がレポートをお送りします。(笑)

 

少し遅くなりましたが2月の運用報告です。

 

 

 

 

運用資産状況

現在の楽天証券口座はこのような状況です。

 

<1月> 

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  ↓↓

<2月> 

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<トピックス>
・2月の元本追加50万円+投資信託カード積立5万円
・これとは別でウェルスナビに5万円スポット入金

 

さっそくですが、2月は年初に定めたマイルールを破ったことを報告しておきます。
そのルールとは、「8月までは追加入金をしないこと」でした。 

www.mame-ta.com

 

理由ですが、この相場は年に1回程度訪れる買い増しチャンスと考えたからです。
結果としては上記のとおり評価損益が大きく膨らんでいます。実現損益+評価損益で見ると、2月だけで資産は△91万円ということになります。率にして約20%も毀損しました。 

 

<株式投資>現時点のポートフォリオ

 現在のポートフォリオ一覧です。
今月から日本株、米国株で分けています。

<日本株>

コード 銘柄名 保有数量 3/7株価 評価額 評価損益 損益率
2150 ケアネット 100 ¥708 ¥70,800 -¥32,300 -31%
2159 フルスピード 200 ¥402 ¥80,400 -¥25,000 -24%
2337 いちご 200 ¥341 ¥68,200 -¥22,400 -25%
2768 双日 100 ¥298 ¥29,800 -¥5,700 -16%
3356 テリロジー(新規) 200 ¥900 ¥180,000 ¥2,800 2%
3758 アエリア 100 ¥625 ¥62,500 -¥27,000 -30%
3771 システムリサーチ 100 ¥1,653 ¥165,300 -¥9,800 -6%
3836 アバント 100 ¥863 ¥86,300 -¥19,300 -18%
4004 昭和電工 100 ¥2,154 ¥215,400 -¥84,900 -28%
4188 三菱ケミカルHLDGS 300 ¥698 ¥209,430 -¥57,270 -21%
4287 ジャストプランニング 400 ¥358 ¥143,200 -¥137,600 -49%
4327 日本エスエイチエル 100 ¥2,032 ¥203,200 ¥900 0%
4440 ヴィッツ 100 ¥1,351 ¥135,100 -¥87,200 -39%
5704 JMC 100 ¥765 ¥76,500 -¥97,500 -56%
6539 MS-Japan 100 ¥991 ¥99,100 -¥47,400 -32%
6894 パルステック工業(買増) 200 ¥2,060 ¥412,000 -¥38,000 -8%
6918 アバールデータ 100 ¥2,205 ¥220,500 -¥31,400 -12%
7191 イントラスト 100 ¥604 ¥60,400 -¥22,700 -27%
7777 スリーディーマトリックス 200 ¥324 ¥64,800 -¥74,600 -54%
8117 中央自動車 100 ¥1,849 ¥184,900 -¥89,100 -33%
9651 日本プロセス 200 ¥722 ¥144,400 -¥22,400 -13%
9739 日本SW(新規) 100 ¥1,870 ¥187,000 -¥8,000 -4%
合計       ¥3,099,230 -¥935,870 -23%

 

 <米国株>

ティッカー 銘柄名 保有数量 3/7株価 評価額 評価損益 損益率
VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF 2 $40.11 $80.22 -$7.34 -8%
VOO バンガードS&P500 2 $273.19 $546.38 $21.52 4%
IFGL iシェアーズ 先進国(除く米国) REIT ETF 10 $28.46 $284.60 -$10.80 -4%
ARCC エイリス・キャピタル 29 $17.39 $504.31 -$33.06 -6%
VYM バンガード米国高配当 18 $83.63 $1,505.34 -$28.26 -2%
SNA スナップオン 10 $141.77 $1,417.70 -$59.20 -4%
SPYD SPDRS&P500高配当ETF 45 $33.43 $1,504.35 -$142.20 -9%
MO アルトリアグループ 5 $42.15 $210.75 -$388.00 -2%
合計       $6,053.65 -$647.34 -10%
日本円換算     105.3 ¥637,540 -¥68,175 -10%


もうすべてが赤いPFです。なにも言うことはありません。

 

それでは、2月の銘柄の振り返りを行ってきます。 

 

今月の売却銘柄

まず、今月売却した銘柄は下記です。
コロナ相場の急激な変動による狼狽売りと言われても否定はしません。

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  • AMBITION(3300)

AMBITIONにはまだまだ期待はしているのですが手元の資金を増やすため2/21に売却しました。少額ですがいちおう利確にはなりました。

不動産系の企業の中では成長率が高く、将来性もある企業だと思います。ただしそもそも不動産業界の今後はどうなるか心配な面もあります。持家として購入する人は今後減っていくでしょう。また、コロナによる海外需要も減りそうです。(内訳は分かりませんが)

高まる持ち家リスク 景況感悪化に加えリモートワーク増加も懸念材料(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース

AMBITIONは投資用不動産が多いのであまり心配はないとは思いますが、そもそも出口戦略の見えない不動産投資は危険ですので・・・。

 

「今期は例年以上に下期偏重」という言葉がどのように達成されるか、次回の本決算にも注目しておきたいと思います。保険事業にも期待ですね。

 

2万円という利確。長期投資家には程遠いです。

 

ちなみに、不動産関係では霞が関キャピタル(3498)のような、アパートメントホテル事業が将来性あるのではないかと思っています。ただ、五輪が中止、延期になれば影響が大きいかもしれません。

 

  • 国際石油開発帝石(1605)

つづいて国際石油開発帝石です。
こちらも株価としてはそれほど値動きは無いのですが、手元資金確保のために売却しました。それほど配当も高いわけではありませんでしたしね。もともと投資初期に対した理由もなくPBRが低いからといった理由で購入していただけだったのですが、整理できてすっきりしました。年初のイランのような軍事面で話題が起きれば強い銘柄なのですが、それを待ち望むのもなんだかな、という感じですし。

△2.4万円の損切となりました。

 

  • アエリア(3758)

アエリアもかなり前に購入した銘柄です。一時期は含み益もあったので、そこで利確しておけばよかったのですが、ここまで引っ張て来てしまっていたため損切りしました。今期の業績は良い見込みでしたが、これまでの実績からあまり信用できないと個人的に思いました。

△5.4万円の損切です。100株だけのこしています。

 

  • アルテリア・ネットワークス(4423)

つづいてアルテリアネットワークスです。
手放してしまいました・・・。ぼくの保有銘柄のうち今回のコロナ相場でも最も粘っていてくれたのがこの銘柄です。ただ、成長率に対してのPERで考えた時に、割安というわけではなくなったと思ったので、他の銘柄購入のために売却しました。

2万円の利確となりました。

 

 

そのほか、一時的に日経インバースなども仕込んだ結果、トータルでは△3万円ほどの実現損益となっています。 ですが、インバースを買うのって勇気が要りますね。

 

今月の新規保有銘柄

上記の表のうち今月新規に購入した銘柄は2つです。

 

  • 日本システムウェア(9739)
  • テリロジー(3356)

 

日本システムウェアは、 独立系SIでシステム開発に加え、組み込みソフトや半導体設計に強みのある企業です。

NSW 日本システムウエア株式会社 | NSW 日本システムウエア株式会社

業績好調、財務安定ということで、コロナ相場により下がってきていたので購入しました。AI、IoTを活用した事例がホームページに分かりやすく紹介されていますが、どれもこれからの生活で増えていくであろうサービスですので、これからも成長は続いていくと考えています。 

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多少ボラティリティは大きい銘柄の気がしますが、業績に伴って推移はしていますので、2018年ごろと同じ価格で買える今はお買い得かなと思っています。
NISA枠で保有したので、長期で握るのみです。
 

 

 

テリロジーは、同じくIT系の企業です。情報セキュリティやIPサーバーなどネット製品輸入販売を行っています。

これからの社会ではITセキュリティ分野は伸びるでしょうし、業界としては期待しています。

株式会社テリロジー

ただしこの銘柄は2018年半ばに仕手株になったこともあり、現在でもPER80倍以上と超割高銘柄ですのでまったくオススメできません。当時を見ると半値戻しのお手本のようなチャートですね。しかし、意外にこの相場でも粘っています。 

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まあ、今の相場の中でいろいろ思うところがあってしばらく保有してみることにしました。身を削って実験台になってみようと思います。

 

 

 

こうしてみると、ぼくの保有銘柄はだいぶIT系に比重が高いですが、ぼくの現在の企業の内部を見ているとやはりまだまだIT化が必要な部分は多く、成長の余地はかなり多いと思います。不動産、ヘルスケア、輸送機器などなど、そもそも今の時代にITが関わらない業種がないですし、少なくとも2025年までは大丈夫なのではないでしょうか。

 

コロナ相場の後も、IT系の企業の方が回復が早いのではないかと考えていますが、どうなるか。

 

なお、今月は相場全体が下がっているため、米国のETFにも手を出してみました。

・VYM
・IFGL
・SPYD

まだあまり詳しくないのですが、ETFは配当を重視しています。
皆さんのブログを見ると、高配当はSPYDが人気のようですね。
ただVYMの方が増配率は高いですし、銘柄数も多いですし、長期で考えるならどちらでもいいのかなと思います。

 

 

今月のスイングトレード

今月は日経ダブルインバース(1357)を少し購入してみました。
少しプラスになりましたが、しかし、相場の上げ下げが激しくかなり精神を揺さぶられました。
やはり慣れないことはするものではないと思います。

 

今月の銘柄トピックス

 

先月購入した中央自動車工業の含み損が凄いです。なぜこんなに売られたのかがさっぱりわかりません。

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とはいえ、ご覧のように2019年後半の上げの原因も何だったのかという形ですのでその分が吐き出されたとも言えます。

業種的に厳しい業界なのかもしれませんが、会社としての業績、財務とも現状では全く問題ありませんのでこのまま様子を見たいと思います。

 

今月の配当

2月度の配当は日本プロセス(9651)からの1,300円のみでした。

※1月度の記事にも記載してしまいましたが、受領は2月でした・・。

 

<FX>現時点の運用損益

今月のFXの損益です。
2019年8月にトラリピを設定してから運用を継続中です。

 

  含み損がさらに膨らんでいます

 

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あまりにも調子が悪いですね。
さらに、米ドルの利下げもあるので円高傾向は続きそうですし、NZD/USDも期待薄です。

 

損切りしてこの資金を株式に投入しようかと検討中です。 

 

<投資信託>現時点の運用内容

今月から投資信託についても記載しておきます。

今月は通常の楽天カード積立の5万円以外にプラス10万円をスポット購入しています。
今回実験的に購入しているのは、大和証券の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」になります。

運用方針

米国の株価指数先物取引、米国の債券および国内の債券に投資する。株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、原則として純資産総額の2倍程度になるように調整することにより、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざす。為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行う。

しかしながら、投資信託は約定日が翌日になるため非常にタイミングがとりづらいのです。下記のチャートで2月末の下落後にピョコピョコと2回ほど上にはねていると思いますが、ぼくが購入したのはそこです。

まあ、これほど1日単位で上下に動くのもそう無いかとは思いますので、運が悪かったとあきらめましょう。

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 なお、レバレッジ商品ということは理論上はNASDAQ100指数が50%下がると資産がゼロになります。今回のコロナ相場では指数が15%下がったため、基準価額は30%下落しました。そのあたりのリスクについて認識しておく必要があります。

 

 総括

 

2月は大きく含み損が膨らんでしまいました。
以下は今後へ向けた反省点です。


・昨年の株高時に株を売却して他の商品へのリバランス等をしておけばよかった
・投資用資金はいったん口座にストックしておき、暴落時(例えば今回)に投入する
・損切はルールを決める
・トレンドに乗った銘柄に投資をする

 

一方良かった点としては、こちらです。


・生活防衛資金は確保したうえでの投資のため100万円の含み損も実生活に影響がない
 =ぼく自身のリスク許容度はそれなりにありそう
・FXなどに振り分けていたため、まだ資金はある

「含み損が100万円に・・・」は最初はあたふたしていましたが、もはや夫婦のネタと化しています(笑)

 

 ではでは。

 

 

【コロナ相場雑感】みんな頑張っているから平常運転で

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本日も、将来のために雑感を残しておきたいと思います。

 

今日の日経平均株価も▲2.1%と下落しており、ぼくの資産も2%どころではない目減りをしています。

 

現時点の評価額をキャプチャ。
ついに投資来マイナスです。 
あと1ヶ月くらいはこのまま下がりそうですね。
そのころには含み損は100万単位でしょうか。

そうなると思いつつ、損切に踏み込めないのが当事者の心情です。(ここ大事)
次回は感染症系は早めに市場から身を引くことが大事かもしれません。

今回は勉強のためこのまま身を任せます。

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とはいえ、これだけコロナが拡大し死者も増えてきている中で、「株価がー・・!」なんて言っているのは世の中の2割くらいの人だけでしょう。

 

ふつうは資産が減ることよりコロナ感染を恐れます。

 

ぼくも怖いです。
手の皮がすりむけるほど石鹸で手を洗っています。
帰宅後は全身に除菌スプレーを吹いています。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、この記事では雑感としていくつか取り上げたいと思います。

 

コロナは拡大しているが、誰かが怠けているわけではない

コロナ急拡大により、企業の業績悪化の懸念、消費の低迷による経済へのダメージが大きくなることが予想されます。オリンピックも中止になるとぼくは個人的に思っています。

 

そういうマイナスのイメージが先行して株式市場に反映されています

 

しかし、ぼくもサラリーマンとして会社に勤めていますから、職場の雰囲気は分かります。
コロナが生じたからと言って仕事に対する取り組み方が何か変わっているわけではありません。

 

「この新製品をいつまでに発売しよう」という目的は変えないように日々懸命に仕事をしています。出張が制限されたので、スカイプなどを利用して会議を行い、業務が滞らないようにしています。

今頃は医療関係者だって、コロナの新薬を開発しようと世界中で必死に努力しているでしょう。

 

企業は常に努力しています
下衆い言い方ですが、常に儲けようとしています。
綺麗に言うと、世の中を日々良くしようと開発しています。

 

コロナが落ち着けばいずれは回復するのです。
まあ、心を穏やかに平常運転で行きましょうや、ということです。

 

今はコロナに感染しないように予防をしっかりやって、休日は家で映画などを見てのんびり過ごすのが良いでしょう。

鬼滅の刃19話まで見るのがおススメです。
(最近はまりました。なんでもブームに乗るこういうところがダメなのかな・・・)
アニメ観るなら<U-NEXT>

 

 

 

こうした相場で勝つにはどうすればいいのでしょうか。
もっとも相場に「勝つ」という表現は好きではないですがね。

 

素人は下手に立ち回らないほうがいいと思います。
ぼくの場合は、たんたんと積み立て投資で市場平均をとりに行きます
そして個別銘柄はこの先の反転に備えてしっかりとウォッチし続けます。

 

そして、たんたんと出社し給料を稼ぎ続けます。

 

なお、コロナ対策という意味では、家庭の備蓄品を見直しておいた方がいいかもしれません。とくに小さな子供のいる家では何かと必要なものが多いでしょう。

緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド:農林水産省

まったく、誰だティッシュを買い占めたのは、、、
こちらは花粉症なのに。 

 

資産のリバランス

さて、こうした相場になる前に逃げておけばよいと冒頭で書きましたが、次回のために投資方針として何か学べることはないのでしょうか。

 

いまさらですが、運用資産のアセットアロケーションでしょう。
とはいえ、ぼくは年齢的に株式100%で良いと考えていはいたのですが、こうした突発的な急落局面ではやはり滅入るということが実感できました。

 

 

個別銘柄への投資は楽しいので続けていくつもりではありますが、やはり将来のために安定して運用する方法も知っておかなければならないと感じています。
こちらはまだまだ勉強中です。

 

最近、こんな対照的なお知らせがありました。

 

まずは、楽天証券より

こんなメールが来ました。

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こんなお知らせメールはカットしましょう。

じつは、嫁の口座からもこの通知が来てちょっと不安になったようです。
「絶対このまま続けるべきだよ」ということで押し通しましたが、これ、将来を信じられない初心者だと積み立てをやめかねないメールです。

 

こんなもの速攻解除です。
嫁のは積立設定時にお知らせメールを解除しておくのが一番。

 

いっぽう、ウェルスナビより

こちらは一昨日くらいにぼくが月1万で運用しているウェルスナビから届いたメールです。

ちょっと長いのですが引用します。

昨日、世界的に株価が下落しました。急激な相場変動に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。最近になって資産運用を始めた方は、資産が大きく目減りし、このまま続けるべきか迷っておられるかもしれません。

今回の相場急落の背景には、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大への懸念があると言われています。経済に与える影響の大きさがまだ見えておらず、しばらくはニュースなどによって相場が大きく動くことも考えられます。

このような状況で、どう行動すべきでしょうか。

WealthNavi(ウェルスナビ)のような「長期・積立・分散」の資産運用では、一時的な相場の動きにとらわれることなく、じっくりと資産を持ち続けることをおすすめします。それは10年、20年と長期的な世界経済の成長を利用し、大きく資産を増やすことを狙っているからです。

世界経済はこれまで、さまざまな困難を乗り越えて成長してきました。過去25年間の資産運用シミュレーションにおいても、経済に影響を与えるさまざまなイベントによって途中で上がり下がりを繰り返しますが、長期で続けたことで大きく資産を増やしています。

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今は、連日のニュースなどを見て、株価の下落が続くのではないかと不安になるかもしれません。あくまで過去の事例であり今回も同様になるとは限りませんが、新たな感染症の拡大が懸念された2002~2003年のSARS、2009年の新型インフルエンザの際は、経済への影響は限定的で、株価の下落も一時的なものにとどまりました。

長期投資で資産を大きく増やすには、相場の変動を何度も乗り越えていくことになります。大切なのは、短期的なリターンではなく、10年や20年といった運用期間トータルでの成果です。ぜひ長い目で資産運用を続けていきましょう。

 

どちらがもらってうれしいメールでしょうか。


まあ、もちろんウェルスナビという会社にとっては、顧客が資産を出してしまうと自社の利益が減るという側面もあるとは思います。

しかし、これは単なるポジショントークではなく、長期投資を始めた者の最初の常識であったはず。

それをこの局面で改めて思い起こさせてくれました。
なんだかウェルスナビを好きになりました

 

なお、ウェルスナビについてはさらにこんな通知も。

 

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おそらく、ここ最近の株式の下げで比率が下がったため、債券や金を売って株式を購入したと思われます。

いいですね。
感情が混ざるとなかなか株式を購入する気になれませんが、アルゴリズムが感情を排除してたんたんとリバランスしてくれます

 

なんだかもっとウェルスナビを好きになりました。
・・・別にぼくはウェルスナビの回し者ではありませんけど。

 

もちろん今回の下落相場でウェルスナビの資産も目減りはしていますが、まだ投資来ではプラスです。

つまり僕より上手だということ。

 

これから子育てなど家庭が忙しくなる身としては、自分で銘柄分析をして損益マイナスよりも、手数料払ってでも堅実に運用してもらう方がいいのか考えどころですね。

 

まあ、趣味なので個別銘柄はやめませんけど。比重は考えたほうがいいかなと。

 

いずれにしてもあと1年くらいは成績を見守りです。

 

ではでは。

 

楽天米国レバレッジバランスファンドは暴落時にどれくらい下がったのか


前回書いた楽天米国レバレッジ・バランスファンドについての記事がここ最近一番読まれている記事です。やはり新しい商品ですし、この相場になると皆さん気になっているようですね。

 

www.mame-ta.com

 

楽天レバレッジ・バランスファンドとは

初心者の方のために簡単に振り返ると、資金の90%で米国株式(VTI)を、270%で米国債券を保有する投資信託です。合計で資金に対して360%のポジションをとることから、USA360が通称となっています。

 

さて、そんなUSA360ですが、株式+債権ということで暴落時にどれくらい耐性があるのかが今後も保有継続する上で気になるところです。

 

市場暴落時のUSA360の値動き

2020年2月25日はコロナウイルス想像により世界的に市場が嫌気され下落しました。NYダウは一時1031$安(=前日比▲3.6%)の下げ、S&Pも▲3.4%でした。

www.bloomberg.co.jp

 

さて、そんな中でUSA360の値動きはどうなったのか見てみます。

 

どんッ!!

 

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    (チャートは年初来を表示しています) 

 

 

しっかり下げてるじゃないか!(泣)

 

と、思うことでしょう。

 

だがしかし、同じ日のVTI連動の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』はコチラです。⇩

 

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VTIは、さらにがっつり下がっています。

この両者の差が債券を270%保有することの効果となります。

 

ちなみに、上記チャートは2020年の年始からのチャートになりますが、比べてみていかがでしょうか?

イラン、コロナなどの荒れた相場の中でUSA360は比較的安心感のある推移をしているように感じます。

 

この期間だけに限れば、VTI以上の運用成績です。
理由はお分かりのように米国債権利回りが低下(価格は値上がり)し続けているからですね。 

 

すでに債券は市場稀に見る価格の域まで来ているように思いますので、この先どうなるかは不明です。
とはいえ、リスクオフの局面ではUSA360は有効、という結果が見えてきました。

 

 

となると次に気になる点は、この先コロナも収まり『株式が上向く局面でどのように推移するか』ということでしょう。

 

普通に考えると、その期間では株式100%の方が暴落時点からの伸びは上です。
さらにUSA360は債券価格の下落が足を引っ張ることになると思います。

 

しかし、この下落局面で踏ん張ったおかげでリスクオン局面でもVTI(=『楽天・全米株式インデックス・ファンド』)に追いつかれないことになれば、結果的にはUSA360がVTIよりも優秀という裏付けになると思います。

 

それはまた時期が来たら結果が分かるでしょう。

 

 

おまけ

ぼくは保有していないのですが、グローバル3倍3分法は下記のとおりでした。
コチラの方がさらに下落耐性は強そうですね。

 

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グローバル5.5倍も出るらしですし、人気は出そうですね。

 

 

 

ではでは。
個別株については死んだふりのまめ太でした。(一部逃げたのはナイショ・・) 

 

 

 

 

【SARS相場を振り返る】コロナウイルス相場をどう生きるか

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こんにちは。まめ太です。

 

明日の市場は乱れそうというコメントが飛び交っています。3連休の最終日です。
ダウ先物、日経先物は大幅なリスクオフの状況となっています。

 

こうなると気になるのが、歴史に学ぼうということ。

 

2003年のSARSの相場はどうだったのか気になるでしょう。
もう17年も前のため、その時は投資の世界にいなかった人も多いと思います。
ぼくもその一人です。

 

  • SARSの相場を振り返る
  • コロナ相場で注目すべき点を整理する
  • 投資方針を決める

 

こういった流れで考えてみたいと思います。
この記事が、数年後にまた訪れるかもしれないパンデミック時の支えになることを願って更新していきます。

 

2003年のSARSの相場

こちらの記事に、比較的わかりやすく当時のチャートが載っていましたので参考にしてみてください。

media.moneyforward.com

 

こちらのニッセイアセットマネジメントのレポートも参考になります↓

www.nam.co.jp

分かるポイントを整理すると次の点です。

  1. 2003年4月16日の原因ウイルス特定後、株価は反発
  2. 2003年4月上旬から感染者数の増加率は低下

 

なお、視点を引いて長期的なチャートで見てみると、SARSによる株価の下げなどほぼ無いです。むしろリーマンショックがどれだけ凄かったかが分かります。

 

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http://apl.morningstar.co.jp/webasp/marketevent/page/r2003.htmlより)

 

コロナウイルス相場で注目すべきポイント

上記の点を今回のコロナウイルスで考えてみたいと思います。

 

1つ目のポイントですが、今回のコロナウイルスは原因ウイルス自体は1月7日に特定されています。(COVID-19と命名)

 

それによる楽観視もあったのか、1月以降も株式市場は上昇していました。
下記が今回のコロナ相場期間中のNYダウチャートです。

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NYダウ平均株価 リアルタイムチャートより)

 

1月末から2月上旬にかけて下落している時期は、感染者数や死者数が増加したと報道された時期と重なります。1月31日にはWHOも緊急事態宣言をしています。

toyokeizai.net

 

www.nikkei.com

 

なお、参考までにこちらが同時期の日経平均株価です。
こちらはいろいろな要因が絡みすぎて理由の読めない相場です。

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さて、そんな報道もある中でなぜか2月上旬以降また上昇していたNY市場ですが、ここへきて一気にリスクオフ傾向が高まってきたという状況です。(そもそも上昇していた理由がちょっとつかめません)

 

 

では2つ目の感染者数の増減率について、現在の状況はどうかというと、韓国、イタリア、と世界各地で広がりを見せており、感染者数の落ち着きには程遠い状況です。
日本もこれから増えるでしょう。

www.nikkei.com

 

これらの点からすると、当面はリスクオフが継続するように思えます。

 

その継続がいつまでかと言えば、SARSの例からすると下記の2点でしょう。

 

  1. 感染者数の増加率が低下する
  2. コロナウイルスに有効な新薬が発表される

 

ただし、この2点を受けて市場が反発した後もコロナウイルスの影響は残ります。
それはこのコロナ騒動で中国関連の物流が停止していることによる企業の業績へのダメージが決算で明らかになることで生じると思われます。

 

素人の勝手な予想なのですが、債券価格はこのまま高止まり、株価が上昇するのを見届けた後にゆっくり債券価格が下りてくるのではないかと思っています。その株価が上昇するのはいつかというと、やはり数か月はかかるのではないでしょうか。

 

投資方針は?

では、この相場で生き残るための投資方針はどのようにすればよいのでしょうか?

周りの投資家の情報を見てみると、オールウェザーPFを組んでいる方は比較的落ち着いているように伺えます。

 

オールウェザーPFのメリットとは、こうした突発的な事態でもリスクを小さくできる点にあります。

 

とはいえ、すでにバランスが崩れているこの環境でポジションをとることが果たしてオールウェザーになるのか・・?という疑問も生じます。すでに債券、金は大きく上昇しています。

 

ちなみにですが、ウェルスナビのPFはある程度バランスが取れていると思います。これがコロナが落ち着いたころにどうなっているかを検証するのも今後の参考になると考えています。


記録のために、2月24日時点の状況を残しておきます。
リスクは最大度の5ですので、株式が多めになっています。

 

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現時点ではドルベースで+6.76%の評価額となっています。

 

 

 

なお、一時的なリスクを考慮しなければ、最終的にリターンが大きいのは株式100%です。(あくまで過去から2020年現在までの実績であるというだけですが)
その前提を今後も信じるのであれば、相場の下落を気にすることなく、淡々と株式を定額購入し、長期保有することで報われそうな気もします。(購入時期の分散×長期保有による時間分散)

 

ということで、10万円ほど使用して米国ETFで少し遊んでみますが、他は今のままキープします。。。(心が折れたら撤退します)。。。

 

結果がマイナスであれ大事なのは将来に向けて記録を残すこと。

 

ではでは。

 

アバールデータ(6918) 令和2年3月期 3Q決算

 

 

今年から新たに保有し始めたアバールデータの3Q決算が14日に発表されました。
個人的にはかなり期待していたのですが、結果はあまり芳しくないものでした。

今後の5G化に向けて半導体市場が回復基調というニュースを見ますが、今期の半導体関連株の業績を見る限りでは、そこまで良い決算はあまりないように思います。

 

jp.reuters.com

 

 

 

業績

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2Qに引き続いて、減益幅は少し拡大しています。

 

営業利益率も若干落ち込んでいます。

前期3Q営業利益率:20.4% ⇒ 今期3Q営業利益率17.9%

 

通期配当予想は維持

64円/株 ⇒ 配当利回り2.3%(2/14時点株価)

 

 しかし、会社予想としては通期業績は予定通りを見込んでいるとのこと。

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単純に数字だけを見たところでは厳しそうな感じがします。

前期を見ると、アバールデータは四半期ごとにだいたい均等な利益計上で下期偏重などではないので、このまま4Qでトピックスがないと14億円くらいの経常利益が着地点かと思いますが、、、。

 

決算短信を読んでみます。

 

これによると、今期減益の要因としては、下記のコメントがあります。

生産性向上への取組として、製造ラインの強化を、2019年5月に行っており、売上高の減少に伴う要因の他、当該設備に係る減価償却費等を計上したことに伴う減少となります。

うーん。

会社のホームページには説明資料もアップされていますね。(以下引用します)

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これを見ると、絶対額で言うとあまり減価償却費の影響度は高くないと思われますね。
しかし、研究開発費が増えてい るのでここの影響もありそうですね。

 

一方で今後に期待出来そうなポイントとしては、下記のページです。

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注目は計測通信機器が前年比+30.4%を達成しているところでしょう。
この商品に関してはすでに通期目標レベルまで来ています。

売り上げ予想の20%ほどを占める製品ですし、4Qでこの製品がどこまで伸びていけるかがポイントになるかもしれませんね。

 

決算後の株価推移

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14日の寄り付きでは一時2,500円台まで下落後、2,760円に戻す動きに。
決算は失望だが、今後に期待する人が多いのだろうか。

最近では、大和証券投資信託委託も5%超を保有したことが少し話題になっていましたが、従業員持ち株制度の開始に伴うものだったようですね。(少し安心)

 

まとめ 

この会社の魅力は四季報にもあるように、「好採算の自社製品」という点なんですが、3Q単体では自社製品の売り上げ/利益が少しペースが落ちているように見えるのが気になるところ。とはいえ、累計では自社製品の比率は高くなっていますし、今後の進捗に期待します。

 

ただし、株価としては通期未達による下落もありそうで怖い状況ですね。

  

  

ではでは。

 ※投資判断は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

パルステック工業(6894) 令和2年3月期 3Q決算

 

 

パルステック工業の3Q決算が本日発表されました。
前回の決算も持ち越しで苦い思い出があります。

  

www.mame-ta.com

 

 

 

業績

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2Qに引き続き、前期比マイナスが拡大しています。

 

3Q単体だけを見ても前期比マイナスとなっていますね。

 

さらに、営業利益率も落ち込んでいます。

前期3Q営業利益率:23.8% ⇒ 今期3Q営業利益率13.8%

 

これはかなり厳しい状況です。

 

こうなると、次の着目点は、通期予想を達成できるのかでしょう。

経常利益の進捗率は次のとおり。

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単純に数字だけを見たところでは厳しそうな感じがします。

4Qだけで経常利益2.2億円を達成しなければいけません。
会社予想に基づく4Qの売り上げは10億円ほどになりますので、利益率20%超で推移すれば可能と思われます。
(しかし、今期は利益率が落ちてるのが気になる)

 

注残の状況は下記のとおりです。
この中のどれくらいが4Qに納入できるのかがポイントとなるでしょう。

 

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面白いのは、生産実績が前期よりも高進捗なところ。
つまり、受注があればすぐに納入できる状況とも読めますね。

 

明日は前回の2Q決算と同様に下がる可能性もありますが、引き続きホールドしていきたいと思います。

 

  

ではでは。

 ※投資判断は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

2020年1月の運用報告

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どうも、まめ太です。
最近は当ブログでは家計簿と運用報告しか行っていない怠け癖がついています。

が、みなさんのブログはこそこそと拝見させていただき、日々(株の)勉強しております。

 

少し遅くなりましたが1月の運用報告をしておきます。
 

 

 

 

 

<株式投資>現時点のポートフォリオ

現在の楽天証券口座はこのような状況です。

 

<12月> 

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  ↓↓

<1月> 

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元本追加10万円分・・・投資信託の自動積立です

 

 元本が増えていることから判断すると、実質の前月比は±0くらいです。

 

いや、違うんです。
何が違うかというと、1月末にかけてコロナウイルス関係で株価がブレブレだったもので、この1月のキャプチャにはほぼ何の意味もありません。

 

荒れている相場の中の一コマといったところです。

 

具体的には、一時保有株の評価損合計が±0まで行っていたのに、そこからマイナス30万円になり(白目)、いまはマイナス15万円といったところです。

 

もう何がなんだかよくわかりません。

 

ただ一つ言えることは、買い増し余力を残しておくべきだったということでしょうか。
運用資金があと200万円くらいほしいところです。

 

 現在のポートフォリオ一覧です。

 

コード 銘柄名 保有数量 2/8株価 評価額 評価損益 損益率
1605 国際石油開発帝石 100 ¥1,077 ¥107,700 -¥11,999 -10%
2150 ケアネット 100 ¥783 ¥78,300 -¥24,813 -24%
2159 フルスピード 100 ¥488 ¥48,800 -¥3,900 -7%
2337 いちご 200 ¥423 ¥84,600 -¥6,018 -7%
2768 双日 100 ¥356 ¥35,600 ¥100 0%
3300 AMBITION 100 ¥1,117 ¥111,700 ¥23,303 26%
3758 アエリア 300 ¥845 ¥253,500 -¥27,168 -10%
3771 システムリサーチ 100 ¥1,929 ¥192,900 ¥17,785 10%
3836 アバント 100 ¥1,055 ¥105,500 -¥115 0%
4004 昭和電工 100 ¥2,755 ¥275,500 -¥24,775 -8%
4188 三菱ケミカルHLDGS 300 ¥793 ¥237,900 -¥28,926 -11%
4287 ジャストプランニング 400 ¥488 ¥195,200 -¥85,664 -31%
4327 日本エスエイチエル 100 ¥2,144 ¥214,400 ¥12,100 6%
4423 A・ネットワークス 100 ¥1,995 ¥199,500 ¥44,400 29%
4440 ヴィッツ 100 ¥1,899 ¥189,900 -¥32,400 -15%
5704 JMC 100 ¥1,157 ¥115,700 -¥58,300 -34%
6539 MS-Japan 100 ¥1,294 ¥129,400 -¥17,100 -12%
6894 パルステック工業 100 ¥2,530 ¥253,000 ¥23,900 10%
6918 アバールデータ 100 ¥2,950 ¥295,000 ¥43,125 17%
7191 イントラスト 100 ¥778 ¥77,800 -¥5,299 -6%
7777 スリーディーマトリックス 200 ¥473 ¥94,600 -¥44,776 -32%
8117 中央自動車 100 ¥2,640 ¥264,000 -¥10,000 -4%
9651 日本プロセス 200 ¥885 ¥177,000 ¥10,120 6%
VOO バンガードS&P500 2 US$305 ¥66,812 ¥9,382 16%
AMGN アムジェン 1 US$229 ¥25,093 ¥1,050 4%
ARCC エイリス・キャピタル 19 US$19 ¥39,979 ¥1,663 4%
VYM バンガード米国高配当 2 US$94 ¥20,503 ¥959 5%
SNA スナップオン 10 US$156 ¥170,422 ¥8,819 5%
SPYD SPDRS&P500高配当ETF 45 US$39 ¥192,524 ¥12,310 7%
MO アルトリアグループ 5 US$46 ¥25,276 -¥388 -2%
合計       ¥4,278,109 -¥172,626 -3%

 

あいかわらず赤字の多いPFです。
今月は米国市場もリスクオフに動いているように感じます。前月と比べて含み益が減少しています。
 

それでは、1月の銘柄の振り返りを行ってきます。 

 

今月の売却銘柄

まず、今月売却した銘柄は下記です。

  • サンバイオ(4592)

サンバイオ、さくっと損切です。はい。
先月の運用報告でこのように書きました。

さて、今月の評価損が大きく減少した理由はお判りのとおりサンバイオ(4592)です。大日本住友製薬との提携解消&SB623の承認申請延期ということで大きく下落しました。12月初旬に4,400円ほどだった株価が2,300円台まで一瞬で落ちました。

高値掴みをした人は悲鳴を上げているでしょう。まだ値は回復しませんね。
三倍王だか、悲惨バイオだか知りませんが、今後の先行き不透明感が半端なく、とてもではありませんがギャンブルをする気になれませんでした。20万円出すならもっといい銘柄がいっぱいあるように感じます。

 

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今回のサンバイオの損切によりマイナス33万円を計上しました。

 

  • ハピネット(7552)

つづいてハピネットです。
先日、「優待目当ての保有継続」とか言っておいて恥ずかしい限りですが、1/23発行の適時開示情報で「前期比営業利益△46%の業績下方修正」と発表されたため将来が期待できず、売却しました。

 

www.mame-ta.com

 

一方で同時に増配(20円⇒30円)も発表しているため、株価の動きはそれほど出ていません。
慌てて売却する必要は無かったかもしれません。
なお、決算発表は2月12日です。

ハピネットの損切額はマイナス1.5万円です。

 

果たして2020年中にこれらの損を取り戻せるのだろうか・・・
(確定申告による繰り越しがめんどくさい)

 

 

今月の新規保有銘柄

上記の表のうち今月新規に購入した銘柄は3つです。

 

  • MS-Japan(6539)
  • イントラスト(7191)
  • 中央自動車工業(8117)

 

MS-Japanは、士業(公認会計士、弁護士等)と一般事業会社の管理部門に特化の人材紹介業を行っています。2016年上場の会社なのですが、

・売上高営業利益率40%以上
・ROEが18%
・EPSが上場来連続増加
・有利子負債ゼロ

ということで財務状況と収益性は抜群だと思います。
まあ、すでに日本株投資をしておられる方々のブログにもたびたび登場してくる優良銘柄なのですが。遅ればせながら保有させていただきました。

ただ、決算を見てから購入したはずが、保有後に決算で
最近すべての銘柄の決算に目を通すようにしているのですが、見すぎてどれを見たか覚えきれない・・。

MS-Japanについては、決算で成長性が若干落ちたことで株価が落ち込んでいますが、絶好の買い場だと思いますね。買えないですけど。

 

イントラストは、家賃債務保証、介護・医療費用保証も手がける会社です。実は全然この企業を知らなかったのですが、決算資料で収益性の高さに驚きました。とはいえ、比較するとMS-Japanの方が良いとは思いますが。

ここも飛びついた結果、決算の反応は↷でした。
相変わらず、気になる銘柄に飛びつくクセは直していかないとまずいです。

保険業は儲かるサービスなので保証業もそうなのかな、と考えていますが、数年後にどうなるでしょうか。

 

中央自動車工業は、名前からするとなんだか古臭そうなイメージですが、業績は好調です。車のコーティング剤などの販売を行っている企業になります。

正直「コーティング剤ってこんなに利益が出るのか!」という気持ちです。
単純に、経営が上手なのでしょうか。

・営業利益成長率は前期に続き20%超の見込み
・キャッシュフローは過去10年プラス
・配当性向20~30%を維持しながら増配基調

それでいながらPERは10倍程度と比較的割安です。やはり業界的に人気がない分野なのでしょうか。いまは若者の自動車離れの風潮もある中、コーティング剤というニッチな分野への期待が低いのかもしれません。

トピックスとしては、三菱商事から株式会社ABTを取得した点です。
ABTは全損自動車の処理を行う会社のようです。今回の決算では織り込まれていませんが、今後どういう風に活用していくのかに注目です。

 

今月のスイングトレード

なお、今月はスイングトレードも少し行い、すこし小遣い稼ぎをしてみました。
(100株単元なので利益は本当に雀の涙ほどです)

銘柄はTOWと、ウィルグループです。

TOWについては、セレスポのような銘柄で気になっていました。1月15日に上方修正のIRが出たため購入し、市場の反応も若干の期待が高まったところで売却しました。
TOWはどういうわけか、好業績の決算の後に暴落する傾向があります。
今回、2/6に発表した決算も前期比営業利益26%成長と順調であるにもかかわらず、株価は6%ほど下がっていますしね・・。株はよくワカラナイ。

 

今月の銘柄トピックス

保有銘柄やウォッチ銘柄について少しトピックスを書いておきます。

 

・パルステック工業(6894)

パルステック工業については、以前記事を書きました。
決算ギャンブルにボロボロにされた銘柄です。来週の決算発表が怖いです。

 

www.mame-ta.com

実は、このコロナ騒動の相場の中でジワジワと値を上げていたのですね。
なんと一時2800円台まで急騰しました。

そして、当ブログにおいても「パルステック工業」目当てで来ていただく方がちらほらと、、、(そんな大した情報書いていないです)

この上昇の理由としては、遺伝子検査装置(高速リアルタイムPCR装置)を製造/販売しているからのようです。

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パルステック工業 PCR

  (医療機器受託開発 | 研究開発 | パルステック工業株式会社より)



まあ、確かに解析には必要ですよね・・。
しかし、株式はこの「泥棒捕まえて縄を綯う感」があるんですが(苦笑)
コロナが生じたから設備を増やせ、ってなるんでしょうかね~?

 

 ・システムリサーチ(3771)

今月はこの銘柄の値動きも面白かったです。 


まず、1/30の決算発表に向けてじわじわと上がりました。
これは上方修正期待の人たちでしょうね。
そして、決算サプライズ(=上方修正)の無さに失望売り。

というパターンでしょう。

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いや、決算の中身としては前期比営業利益47.9%アップのトンデモ決算ですよ。
通期への進捗率は83%という好進捗率ですし。
あの失望売りの1,700円台で買えた人は万々歳でしょうね。2/7についにIRが出ましたから。

30円⇒50円への大幅増配!!

なんと増配率は66%にも及びます。

奇しくも、未来の高配当株という記事で取り上げた通りになっていきそうです。
このまま株価も上昇していってくれればよいのですが。

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買い増す余力がないのが悔やまれますが、週明けの株価に注目でしょう。

⇒2/10追記:翌稼働日は+160円高(+8.29%)

 

今月の配当

1月度の配当は日本プロセス(9651)からの1,300円のみでした。

 

配当目的でのポートフォリオを組んでいないため少ないですね。
※ぼくのPFの中では三菱ケミカル、昭和電工が配当目的銘柄になります。
 が、どちらも化学系なので、業種を分ければよかったかも。
  昭和電工には今後の業績面でも期待していますが。

 

<FX>現時点の運用損益

今月のFXの損益です。
2019年8月にトラリピを設定してから運用を継続中です。

 

  現在含み損が膨らんでいます

 

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新規のトラップ発動はしているのですが、決済まで成立せず、ポジションがどんどん膨らんでいます。まあ、トラリピとはそういうもんだとは思いますが。

 

痛いのが、ポジションのマイナススワップです。
基本的にトラリピは設定して放置するものなので、マイナススワップが生じる為替ではやらないほうが良いと感じています。どこかでタイミングを見て設定を変更するかもしれません。 

ネットで得た情報を活用する結果は全部自己責任ですが、先行者特権で書籍発行で稼ぐのが真のFX勝者かもしれませんね。(笑)

 

 

 

 総括

2020年早々からイラン、コロナと波乱の幕開けです。
株価は数か月後を織り込むとは言いますが、もはやコロナの影響がこれほど早く回復するとは思いませんでした。しかし、そうして皆が安堵したころにさらに大きなダウンが来るかもしれませんね。

コロナは致死率が低いとはいえ、感染者数の伸びが半端ないですし、これで東京オリンピック中止にでもなれば経済に大きな影響になりますね。

 

幸いにしてぼくの証券口座にはもう買い増す余力がないですので、なにがあろうと指をくわえて傍観します。

 

ではでは。

 

 

わりとおもしろい(?)楽天米国レバレッジバランスファンド

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こんにちは、まめ太です。
今週は1週間ほど、保有銘柄の値動きを毎日見ていました。

 

その中で「ん?」と思った内容がひとつ。

今年から新しく保有した楽天証券のUSA360ですが、なかなか面白い動きをしてくれます。 

※ちょっとキャプチャをとっていないので言葉で説明します。

 

 

 USA360の値動き

あくまで今週に限った話ですが、

  • S&P500が⇧⇧  USA360⇧
  • S&P500が⇩   USA360⇧

 

といった感じなんですね。
今週については、VOO以上のパフォーマンスとなっています。

 

まあ、株式オンリーのS&P500に対して、債権が6割以上含まれているUSA360ですから、それぞれの値動きによってはそうなるのも当然です。

 

しかし、やはりS&P500が下がるときというのは、保有している個別銘柄も下がるときが多いです。(日本株も大なり小なり地合いの影響を受けますので)

 

そうすると真っ赤に染まるポートフォリオの中で、USA360だけが青く光るんですね。
「なんだこれは?」と、ここで債権のリスクヘッジ効果に気づくわけです。

 

ちなみに、昨年の設定来の推移はこのような感じ。まだ2ヶ月です。

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USA360の使い方

僕な中では今のところスパイス的な位置づけです。
逆にこれをメインにと公言している方は今のところいないのではないでしょうか。
長期的には株式のリターンが債権よりも高いということが実績となっていますし、わざわざ債権をメインにしているのはすでにある程度の資産がある方かと思います。

また、投資上級者はBNDなどの個別ETFで独自のバランスを設定されていたりしますしね。

 

とはいえ、ぼくは手数料約0.5%を払ってでも投資信託でいいやと思っています。

理由としては、

  • (投信であるので)自動的にリバランスしてくれる
  • 債券にレバレッジを効かせて資金を効率的に使えそう

といったメリットからです。

ちなみに、個別債券ETFでもTMFといったレバレッジを効かせたものはありますが、ぼくのような初心者が使うには難しいでしょう。

 

リスクヘッジとして

運用方針の記事でも書きましたが、債券を取り入れる目的はリスクヘッジのためです。
2018年の記事ですが、下記がとても参考になりました。

japan.pimco.com


一般的には、株式が好調な場合は債券価格は低下傾向です(逆相関)

「2020年度もひきつづき株価が好調な滑り出しをしているのに、下がると分かっている債券を買う必要はあるのか」という疑問。これはぼくも感じています。

 

実際、USA360は昨年12月は資産総額の伸び率が低下傾向です。
これは単純に、株式100%の方が好調だったここ2019年の成績による心理かと思います。(2020年に入ってからはまた伸び始めていますね。)

 

しかし、記事の中には次のようなコメントが。

マイナスのリターンになるリスクがある資産を持つ必要があるのか疑問に思う投資家もいるかもしれませんが、問題はどこで景気が悪くなるかをぴったり当てることは難しい点にあります。

仮に、景気がどこかで悪くなった場合、良好な景気を織り込んでいた株式市場は大きく調整する可能性がありますが、景気見通しの悪化を受けて金利が大幅に低下すれば、債券投資からのプラスのリターンは株式投資からのマイナスのリターンの一部を相殺することが期待できます。

 

「どこで景気が悪くなるかをぴったり当てるのは難しい」
この言葉に尽きるのではないでしょうか。

 

本来であれば、この記事が書かれた債券利回りが高かった2018年ころに買うのがベストだったのだとは思います。2019年度より本格的な運用を始めたぼくにとっては、損をした気分です。

 

ということで思うところはいろいろあるのですが、長期的には大きく成長していくであろう株式による資産形成をメインとしつつ、局所の暴落場面では資産の極端な目減りを防ぐ、という安心感を得られる気がします。

 

 

以上、新しく買ったUSA360をさっそくネタに使わせてもらいました!笑
個別株についてはまだ紹介できるほどのネタがありません(というか、記事を書く余裕が無いというか、自分が保有してから記事にしたい、というか・・・そんな感じです)

 

 Have a nice journey!

 

 

 

2020年の資産運用方針

 

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こんにちは、まめ太です。
新年早々、戦争危機があったかと思えば回避、雇用統計悪化、などチャートが窓を開けて上下に発散しまくっていますね。

 

今回は2020年の運用方針についてまとめておきます。

  

運用概略

まず、わが家ではぼくと嫁のふたつの口座で運用しています。
そこで口座ごとの方針について書いておきます。

 ぼくの口座

<楽天証券>

  • 積立投信:楽天・米国レバレッジ・バランスファンド新規
     ⇒5万/月で計60万円分
  • 個別株:日本株投資をメインに継続 
     ⇒追加投資最大120万予定(NISA枠)

 

<SBI証券>

  • IPO投資:応募継続
     ※いまだ当選無し

 

<M2J>

  • FXトラリピ運用:継続
     ⇒追加資金投入無し

 

<ウェルスナビ>

  • 許容度5で運用継続
     ⇒1万/月を継続運用 

 

嫁の口座

<楽天証券>

  • 積立NISA継続
     ⇒年間40万円
  • 個別株:日本株新規
     ⇒年間50万円くらい

 

その他

  • ジュニアNISA開設

 

運用の狙い

大した理由があるわけではありませんが、上記方針の理由についてまとめておきます。

 

楽天・米国レバレッジ・バランスファンド

 今年は楽天カード決済で最大額の毎月5万円を積み立てることにしました。
www.rakuten-sec.co.jp

ぼくが楽天証券を利用する理由は、もともと楽天経済圏利用者だったからという単純な理由からですが、このカード決済はネット証券の中でも楽天証券の差別化ポイントとなりそうです。

理由は、カード使用額100円につき楽天ポイント1ポイントが還元されるからです。つまり還元率は1%です。これがどういうことかというと、投資信託の管理費用が実質無料以上になるということです。最近は管理費用(信託報酬)は0.1~1%くらいですからね。

積立後すぐに売却すれば、実質楽天ポイント分がタダ取りできるんじゃ・・・
(もちろん、やらないけど)

 

さて、なぜ「楽天・米国レバレッジ・バランスファンド」にしたのか。 
いくつか理由があります。

  1. レバレッジファンドに興味があるから
  2. 米国に投資したいが、わはり割高という思いが抜けないから

レバレッジ・ファンドと言えば日興アセットマネジメントの運用する「グローバル3倍・3分法」が実績も良く有名ですね。すでに運用総額3,000億円以上があつまっています。一方、「楽天レバレッジ・バランスファンド」の方は、楽天が運用する投信になり、2019年11月から運用開始されたまだ新しいものになります。

今年1年運用してみて実績を見てみるというのもアリではないかと思い、運用することとしました。また、個別株で日本に投資しているため、グローバル3倍で日本市場全体に投資するのもなんだかな、という思いもありました。

ちなみに、こちらのブログが詳しく比較されていて参考になりました。

kantan-beikokukabu.com

 

USA360の投資の比率ですが、VTIが1に対し、米国国債先物が3となっています。運用元本に対しては、それぞれ90%:270%で合計360%の運用となるわけです。

 

今の市場が割高かどうかなどは、10年後に振り返ってみての結果論でしかわかりません。しかし、リセッションが起こる可能性も高まっているとは言われています。そこで、リスク回避のために米国債を取り入れた運用を開始してみようと思いました。このまま株式が順調に推移した場合、株式のみ投資に対してリターンは劣りますが、下落時の下げ幅は抑えられるという理論です。

もっとも、リセッションがいつ起こるかはわかりませんし、その時に米国債自体がどれくらい効果があるかはわかりません。

 

個別株投資

続いて個別株投資です。方針自体は毎月の運用報告で書いてある内容と変わらず、「成長株を探してバイ&ホールド」です。

あとは購入タイミングを探っていきます。日本景気の全体的な流れとしては、オリンピック終了後に一段落ちるのではないかと予測されていますね。ということは株の購入タイミングとしては絶好の機会となりそうです。

とはいえ、投資家が皆そう考えるのであれば、逆に株価は下がらないかもしれませんし、そもそも成長株投資はそのようなタイミングの選定の仕方をしないほうが良いのかもしれません。ぼくにはまだまだ経験値が足りません。

 

いったんは、2020年8月までは元本の追加は行わず、現状の保有銘柄の額の範囲内で運用。その後、局面に応じてNISA枠を使って投資していこうと考えています。極端に言えば、USA360をいったん売却して株式へ投入するといった手段も考えます。

 

なお、株の値動きの勉強のため、スイングトレードも少し行ってみようかとは考えています。

 

FX

FXについては、トラリピでこのままほったらかしで運用します。理論上は過去の最悪時の為替でも耐えられる設定としていますので、あとは為替がどんどん動いてくれれば勝手に利益を生んでくれます。現時点では運用4ヶ月で2万円ほどの利益を上げています。このまま順調にいけば年利10%程度になる見込みです。

 

ウェルスナビ

コチラについては運用方針も何もありません。AIが自動で判断していますので。願わくばリセッションを事前に予知して資産を減らさずに運用してくれる機能を身に着けてほしいです。 

 

 嫁の個別株

 さて、今年新たに加わったのはこの投資枠です!

 過去記事はこちら。

www.mame-ta.com

なお、この時は米国株をと考えていましたが、現時点では日本株にしようかと思っています。理由としては、何度も言っている米国株割高論もありますが、現地課税がある点です。確定申告で取り戻せるとはいえ、ぼくのような一般人には少々めんどくさいのです。 

では、嫁が買ってもいい日本株は何だろう?と考えた時の方向性としては、「高配当株」か「優待株」だと思います。ぼくのように小型株へ投資すると毎日の変動が大きいため、せっかくの嫁の投資家マインドが打ち壊されるような気がします。

ということで、値動きが比較的安定している大型株を選ぶつもりです。現時点で候補にしている株は、オリックス、KDDI、伊藤忠などです。

高配当、優待銘柄であれば、多少株価が下がったとしても、「配当があるから」「優待があるから」と嫁をなだめられますので。

 

まとめ

というわけで、2020年にはぼくの運用元本は+60~120万円ほど投入する予定です。年末には運用総額700万円をめざします。そのためには今年の平均利回りが10%ほど欲しいところです。

 

山あり谷ありかと思いますが、もちろん投資以外の生活も充実させて2020年も良い一年であることを願っています。
Have a nice journey!

 

 

 

 

2019年12月の運用報告

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どうも、まめ太です。
ようやく年末休暇に入りましたね。と言っていたらあっという間に年始です。

 

ふだん仕事をしているとこの1年があっという間だったという感覚ですが、保有株の成長という観点では長い待ち時間だった気がします。

 

少し遅くなりましたが12月の運用報告をしておきます。
 

 

 

 

<株式投資>現時点のポートフォリオ

現在の楽天証券口座はこのような状況です。

 <11月>

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 ↓↓

<12月> 

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運用総額:+74万
評価損益:-12万

 

となっています。

投資額は増えていますが、これは11月に解約した投資信託の楽天バンガードファンドの現金を株式投資に回したためです。

 

評価損益については、ポートフォリオにあるある銘柄が大幅に減となったためです。

 

現在のポートフォリオ一覧です。引き続き混雑した判りにくい状態になっています。

 

コード 銘柄名 保有数量 12/31株価 評価額 評価損益 損益率
1605 国際石油開発帝石 100 ¥1,137 ¥113,650 -¥6,049 -5%
2150 ケアネット 100 ¥765 ¥76,500 -¥26,613 -26%
2159 フルスピード 100 ¥495 ¥49,500 -¥3,200 -6%
2337 いちご 200 ¥461 ¥92,200 ¥1,582 2%
2768 双日 100 ¥352 ¥35,200 -¥300 -1%
3300 AMBITION 100 ¥1,209 ¥120,900 ¥32,503 37%
3758 アエリア 300 ¥940 ¥282,000 ¥1,332 0%
3771 システムリサーチ 100 ¥1,812 ¥181,200 ¥6,085 3%
3836 アバント 100 ¥1,044 ¥104,400 -¥1,215 -1%
4004 昭和電工 100 ¥2,899 ¥289,900 -¥10,375 -3%
4188 三菱ケミカルHLDGS 300 ¥818 ¥245,250 -¥21,576 -8%
4287 ジャストプランニング 400 ¥500 ¥200,000 -¥80,864 -29%
4327 日本エスエイチエル 100 ¥2,024 ¥202,400 ¥100 0%
4423 A・ネットワークス 100 ¥1,760 ¥176,000 ¥20,900 13%
4440 ヴィッツ 100 ¥2,357 ¥235,700 ¥13,400 6%
4575 キャンバス 100 売却済み 3500 - -
4592 サンバイオ 100 ¥2,633 ¥263,300 -¥327,100 -55%
5704 JMC 100 ¥1,117 ¥111,700 -¥62,300 -36%
6894 パルステック工業 100 ¥2,425 ¥242,500 ¥13,400 6%
6918 アバールデータ 100 ¥2,604 ¥260,400 ¥8,525 3%
7552 ハピネット 100 ¥1,411 ¥141,100 -¥6,099 -4%
7777 スリーディーマトリックス 200 ¥478 ¥95,600 -¥43,776 -31%
9651 日本プロセス 200 ¥905 ¥181,000 ¥14,120 8%
VOO バンガードS&P500 2 US$296 ¥64,733 ¥7,303 13%
AMGN アムジェン 1 US$241 ¥26,378 ¥2,335 10%
ARCC エイリス・キャピタル 19 US$19 ¥38,773 ¥457 1%
VYM バンガード米国高配当 2 US$94 ¥20,507 ¥963 5%
SNA スナップオン 10 US$169 ¥185,357 ¥23,755 15%
SPYD SPDRS&P500高配当ETF 40 US$39 ¥172,709 ¥13,656 9%
MO アルトリアグループ 5 US$50 ¥27,306 ¥1,641 6%
合計       ¥4,236,163 -¥427,410 -9%

 

今月もやはり安定の米国市場ですね。
皆さんが米国株投資に行くのが分かる気がします。

 

それでは、12月の運用の振り返りを行ってきます。 

 

今月の売却銘柄

まず、今月売却した銘柄は下記です。

  • キャンバス(4575)

 キャンバスですが、バイオ系の銘柄でした。以前いきおいで購入した銘柄ですが、ほかの銘柄購入資金に活用したかったことと、バイオ関連の比率を減らしたかったため売却しました。このままではマイナスに転落しそうでしたしね。結果から言うと+3,500円というショボショボ利確です。気持ち的には損切です。

 

さて、今月の評価損が大きく減少した理由はお判りのとおりサンバイオ(4592)です。大日本住友製薬との提携解消&SB623の承認申請延期ということで大きく下落しました。12月初旬に4,400円ほどだった株価が2,300円台まで一瞬で落ちました。

f:id:kokore0:20191228213041j:plain

 

反省点:バイオ株への投資は投機である

 

四季報によると医薬品セクターは来年の成長性は高いようですが、バイオ銘柄はリスクが高すぎるため、今後の新規購入はしないようにします。

 

しっかりと業績、テーマを絞り込めば、もっと良い銘柄はたくさんあります。意地になって銘柄に執着しないよう気を付けていきたいと思います。今はサンバイオも2,600円台まで戻ってきましたので、損切りしても良い頃合いだと思います。ただし、本年度はすでに損益通算のメリットがない成績ですので、損切は来年度中に行う予定です。

 

 

今月の新規保有銘柄

上記の表のうち今月新規に購入した銘柄は5つあります。

 

  • いちご(2337)
  • 双日(2768)
  • アバント(3836)
  • 昭和電工(4004)
  • アバールデータ(6918)

 

いちごは、不動産再生の「心築」を手掛けていますが、太陽光発電分野なども手掛けています。もともとは、保有銘柄の株主に「いちごトラスト」という名称があって知った会社ですが、業績内容が良かったため保有してみました。魅力としては次のような点です。

・売上高営業利益率30%以上
・EPSが過去9年連続増加
・累進的配当政策 (ただし、現状の利回り1.6%、配当性向20%程度)

 

双日は、自動車やプラント、エネルギーや金属資源、化学品、食料資源など、全世界で幅広くビジネスを展開している大手総合商社です。7大総合商社のひとつとして数えられてはいますが、規模としては最下位です。ここの魅力は次の点です。

・配当利回りが高い (5%くらい)
・CASE分野への進出に期待

まあ、利回りが高いと言っても元手が無いとあまり実感できません。単元が安くすみますので状況に応じて買い増しすれば良いと考えています。

 

アバントは、連結会計システムを提供している企業です。最近はシステム系の銘柄の業績が絶好調でしたので購入してみました。しかし、このタイミングでインする必要は無かったかもと少し後悔しています。増配率は高いですが、割高銘柄ですので、株価に対する利回りは1%以下となっています

 

 昭和電工は石油化学、化学品、カーボン、セラミックス、アルミニウム各種製品、ハードディスクメディア、エレクトロニクス材料など多様な個性派製品を幅広い産業分野に提供する化学メーカーです。現在は黒鉛電極が利益の大半をたたき出しています。最近では、日立化成を9,600億円以上もかけて買収するということで話題になりました。ニュース直後は若干株価が下がったものの、それほど悲観されず持ち直しています。個人的にも、日立化成買収によるシナジーの利益の方を期待して購入しました。買収効果が出るのが先か、黒鉛電極の需要が下がるのが先か、、、

それまでは高配当を享受しながら待とうと思います。

 

 アバールデータは、産業用ボード製品、組み込みモジュール、通信/画像関連機器を開発している企業です。5G、半導体関連銘柄として購入しました。製造業であっても独自の強みをもつ企業の株価が高騰することがありますが、ここもレーザーテックに続けばいいと思って購入しました。まだ知名度は低いのかもしれません。

 

今月の配当

12月度の配当は5,800円でした。

 

先月と比較すると少しアップした感があります。
5,000円くらい受け取ると、会社の昇給に近い感じがしてうれしくなりますね。これがお金に働いてもらうということか、と実感します。

 

<FX>現時点の運用損益

FXの損益を記載していませんでした。
8月にトラリピを設定してから運用を継続していますが、順調に発動はしています。

12月は計11回約定されましたので、概算で5,500円の収入となっています。

 

 総括

2019年は市場全体が右肩上がりという状況の中で、終わってみれば自分だけマイナス成績でした。これも原因は過去にテーマ株で購入した銘柄の暴落によります。2020年は 銘柄の選定方法について再度考え直す必要があります。

それと同時に、今回の暴落でも総資産に対して10%程度の減で済んでいる理由は1銘柄に集中していなかったためとも言えます。ぼくのように資産の少ない段階の投資家は分散させすぎると増えていかないのでもっと銘柄は絞り込んでいく必要があると思いますが、分散によるリスク低減という効果は実感できた気がします。あとは保有銘柄からダブルバガーになるような銘柄が現れるのを期待するばかりです。

 

ではでは。
新年も資産形成ライフを楽しんでいきましょう♪

 

 

【投資スタンス】個別株なら日本、投資信託なら米国と思うわけ

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今回はぼくの投資戦略について語っておきます。

現在のぼくの考えるスタンスはタイトルにも記載した通り、個別株は日本、投資信託は米国というスタンスです。あくまで現在のぼくの状況に鑑みてであるということを補足しておきますが。

 

なお、ぼくの中では投資信託(=インデックス投資)という認識です。アクティブ型の投資信託など手数料が高いだけで結果は保証されないので選択肢にも入りません。

 

個別株なら日本の理由

個別株については日本株という理由は下記の点です。

 

  1. 現在日本に住んでいるため、情報収集が容易である
  2. 最近は株主対策で配当にも力を入れる企業が増えている
  3. 比較的初期の段階から保有することで、爆発的なリターンを得られそう

 

米国株は成長率が高いように感じていますが、過去の実績からすると、日本株でも上場来の株価成長がすさまじい銘柄は存在します。たとえば、「JACリクルートメント(2124)」です。過去10年で株価は100倍になりました。ほかにも有名どころでは、ライザップ、ジンズ、セリアなどがあります。ジンズはぼくも多少の利益をいただきました。

 

もし外国に住んでいたら、こうした銘柄に気づくのは遅くなったことでしょう。
(とはいえ、日本に住んでいても初動に気づけなければ拾えていないのですが)
こうした将来の成長銘柄を早期に拾い上げて持っておくことでより高いリターンを得ていこうというスタンスです。

 

 1.情報収集が容易

日本には、会社四季報という素晴らしい情報集が存在します。この情報を入手できるのは投資の勝率を挙げる上で役立つでしょう。短期的な株価自体は需給によって決まります。しかし、長期的な視点で影響するのは結局は利益です。その会社がどれだけ効率的に利益を上げているか、毎年利益を成長させているか。将来的に向けたどのような投資を行ってこうとしているか。これらが四季報では即座に確認することができます。

ぼくも様々な失敗を通して、四季報での分析を行わずして投資を行うのは、相手をよく知らないうちに告白するのと同じだと思っています。

 

2.配当に力を入れる企業が増えている

配当については、成熟期に入ると増えるようです。日経平均プロファイルによると、2004年には1.1%程度だった配当利回りが2019年には2%に上がってきています。もちろん配当利回りは株価により変動するため一概には言えません。しかし、最近では「累進配当政策」を公言する企業もあるように、株主還元を重視する風潮が高まってきています。直近の四季報でもDOE(株主資本配当率)が指標で記されています。これは投資する立場としてはうれしいことです。(もっとも最近は株主還元率よりもESGがトレンドらしいですが)

 

3.初期から保有することで、爆発的なリターンを得られそう

企業というのは成長していくものという前提とすれば、一番最初に株主となっておくのが効率的です。しかし、上場前の企業の情報について、米国の企業の情報を入手するのはなかなか大変なことです。日本の場合は、IPOを利用して簡単に上場時に株を入手することが可能です。(実際は応募者多数で抽選となるため難しいが)
そしてその企業が成長していけば、より大きなリターンとなるわけです。

もっとも最近では「上場ゴール」かと思われるような企業も混ざってきていますので注意が必要です。そういう観点では、クラウドファンディングのようにもっと初期に投資をしておくか、ソフトバンクのような投資ファンドの株を買っておくという考え方もあるかもしれません。

 

 

日本株のデメリット 

一方で考えられる日本株のデメリットについても記載しておきます。

 

  • 日本の人口は減少していく
  • 日本経済全体は成長がみられない

 

これは確実な事実です。現在の政策では日本の人口減少に歯止めがかかるとは到底思えません。最近では化石賞をもらうなど、日本の温暖化対策が全く図られていないと国際的に批判されていたようですが、「人口減少こそが日本の温暖化対策です」とでも言ってやればいいんではないでしょうか。(自虐)

 

ちなみに先日のテレビ番組で面白い内容を紹介していました。

www.excite.co.jp


「既婚者だけに限ると、出生率はそれほど低下していない」ということ。つまり問題なのは未婚率が高まっていることと言えるでしょう。ひとり親優遇ばかりではなく、夫婦で協力して子どもを育てる家庭をもっと支援してもらいたいものです。

 

とはいえ、少子高齢化の時代、人生100年時代だからこそ生まれる新しいサービスもあるともいます。そうした点をうまくついて登場する企業に投資していけば成長の可能性はありそうです。

 

上記の点を考えると、セクションを絞ってさえいけば個別株においては日本株が有利であると考えています。今のところはまだ東京は世界で2番目に大きな市場です。外国人投資家の日本株買いも積極的になってきています。

 

こうした点から、ぼくは今後も日本株への積極的な投資を行っていくつもりです。

 

 

投資信託なら米国の理由

冒頭でも書いたように、ぼくは、「投資信託=インデックス投資」と考えています。米国の投資家バフェットの言う通り資産運用でもっとも手間のかからない投資はインデックス投資でしょう。ぼくも銘柄調査の時間が取れ無くなれば米国市場へ方針転換することはあり得ます。

インデックス投資は指数に連動してリターンが得られるわけですが、市場全体の成長があまり見られない日本株ではなかなかメリットを享受できません

 

米国は人口増加とテクノロジーの発展で大きな優位性があり、今後もますます成長が見込める国です。であるならば、そこの市場平均(=指数)に投資しておけばほぼほぼ確実にリターンを得られるでしょう。

 

そもそも、金融経済の面では米国が先に進んでいると思いますが、その米国で生まれた数々の書籍の中で、「大多数のアクティブファンドはインデックスに勝てない」ということが実績から明らかになっています。

 

本場の米国のファンドマネージャーたちが、ですよ。

 

それにも関わらず、この日本に住みながら米国の個別株へ投資して現地のファンドマネージャーよりも好成績を挙げられると考えること自体が無謀とぼくは考えます。現地に住んで実際に各企業の製品を肌で感じながらであれば話は変わるかもしれませんが。

 

※もちろん、この点は最初に取り上げた日本株でも同様です。ただし、日本株の場合は実際に世間の反応などを感じながら成長性を考えることができる点で有利であると考えています。日本に住む多くの人が、「ワークマンの株を買っておけばよかったー」と後悔しているのではないでしょうか。

 

一方でインデックス投信の弱点も記載しておきます。

 

それは、時価総額加重平均で銘柄が組まれるため、結局のところハイテク系の銘柄の比率が高くなる点です。また、指数が市場全体の平均ということは、政策や経済情勢に左右されやすいです。極端なことを言えば、アメリカの大統領のツイートで動きます。

とはいえ、リスク分散の点から考えてもインデックス投資がもっとも無難と考えます。

 

 

以上、自分のスタンスを改めて振り返ってみました。2020年度の投資戦略はこうした考えに沿ったものとしていく予定です。
戦略と目標は年末休暇中に固めていこうと思います。

 

 なお、ぼくの個別株投資においては10年も前の本ですがこちらが非常に参考になっています。

 

 

 

現在、ぼくの四季報スクリーニングはようやく半分まで来ました。
引き続きスクリーニングをして、お宝株を手に入れようと思った日曜日の午後の一コマでした。